【iOS27 対応】パソコンなしの場合を含み、iPhoneを強制初期化する方法

「iPhoneがリンゴマークから進まない」「パスコードを忘れてロックを解除できない」「画面がフリーズして操作できない」──このような状況では、通常の方法で初期化できず、iPhoneを強制初期化する必要があります。ただし、強制初期化を行うと、iPhone内のデータは基本的にすべて削除されます。また、Apple IDやアクティベーションロックについて正しく理解しておかないと、初期化後に端末を使えなくなるケースもあるため注意が必要です。

本記事ではiPhoneを強制初期化する方法を、パソコンがある場合・ない場合に分けてわかりやすく解説します。さらに、「強制初期化するとどうなる?」「初期化できない時の対処法」など、多くの方が疑問に思うポイントもまとめています。

Part1、iPhoneを強制初期化するとは?必要になるケース

1.1 iPhoneを強制初期化とは?

iPhoneの強制初期化とは、通常の「設定」アプリから初期化できない場合に、Finder・iTunes・リカバリーモードなどを利用してiPhoneを工場出荷時の状態へ戻すことです。

通常の初期化との違いは、iPhoneが正常に操作できない状態でも実行できる点にあります。例えば、画面がフリーズして操作できない場合や、パスコードを忘れてロック解除できない場合でも、条件を満たせば強制初期化を行うことが可能です。

ただし、強制初期化を実行するとiPhone内のデータは削除されるため、バックアップがあるかどうかを事前に確認しておきましょう。

1.2 iPhoneを強制初期化する必要があるケース

「強制初期化」は、単にiPhoneを初期化したい時ではなく、通常の方法では問題を解決できない場合に行います。以下のようなケースでは、強制初期化が有効な場合があります。

ケース1 パスコードを忘れてロック解除できない

パスコードを何度も間違えると、iPhoneは一定時間操作できなくなります。さらに、ロック解除ができない状態では「設定」から初期化することもできません。

このような場合は、Finder・iTunes・リカバリーモード、または「iPhoneを消去」機能を利用して初期化する必要があります。

ケース2 リンゴループ・画面がフリーズして起動しない

Appleロゴが表示されたまま進まない「リンゴループ」や、画面が真っ暗なまま起動しない場合は、iOSシステムが正常に起動できていない可能性があります。

軽度のシステム不具合であれば再起動で改善することもありますが、改善しない場合はリカバリーモードによる復元や強制初期化が必要になるケースがあります。

ケース3 iPhoneが反応しない・操作できない

タッチ操作が効かない、画面が固まる、アプリを開けないなど、通常操作ができない場合も、状況によっては強制初期化が必要になります。

ただし、一時的なシステムエラーであれば、初期化しなくても修復できる場合があります。そのため、データを残したい場合は、先にiOSシステム修復を試してから初期化することをおすすめします。

ケース4 Finder/iTunesで復元を求められた

iPhoneをパソコンへ接続した際に、このiPhoneには問題があります。アップデートまたは復元が必要です。というメッセージが表示されることがあります。

この場合は、通常の初期化では改善できず、FinderまたはiTunesから復元を行う必要があります。

Part2、iPhoneを強制初期化するとどうなる?事前に確認したいこと

2.1 iPhoneを強制初期化するとどうなる?

iPhoneを強制初期化すると、本体は工場出荷時の状態に戻ります。パスコードや設定だけでなく、写真・動画・アプリ・メッセージなどのデータも削除されるため、実行する前に影響を理解しておきましょう。

強制初期化すると削除されるもの

強制初期化を実行すると、次のようなデータは基本的にすべて削除されます。

  • 写真・動画
  • インストールしたアプリ
  • LINEのトーク履歴(バックアップがない場合)
  • SMS・iMessage
  • 連絡先(iCloud同期していない場合)
  • Wi-Fi設定
  • Face ID・Touch ID
  • Apple Payのカード情報
  • 各種設定

バックアップを作成していない場合は、初期化後に元へ戻せないデータもあります。

強制初期化しても削除されないもの

一方で、強制初期化をしてもApple側のサーバーに保存されている情報は削除されません。例えば、以下は初期化後も保持されます。

  • Apple ID
  • iCloudアカウント
  • 「iPhoneを探す」の登録情報
  • アクティベーションロック

つまり、初期化しただけではApple IDとの紐付けは解除されません。中古で譲渡する場合や、初期化後も引き続き使用する場合は、この点を理解しておくことが大切です。

2.2 強制初期化する前に確認したいこと

強制初期化は数分で完了しますが、事前準備をしておくことでトラブルを防ぐことができます。ここでは、初期化前に確認しておきたいポイントを紹介します。

① バックアップがあるか確認する

強制初期化を実行すると、iPhone内のデータは削除されます。写真や動画、LINEのトーク履歴などを残したい場合は、事前にバックアップを確認しましょう。バックアップは以下の方法で確認できます。

  • iCloud:「設定」>自分の名前>iCloud>iCloudバックアップ
  • Finder(Mac):Finderで接続し、最新のバックアップ日時を確認
  • iTunes(Windows):バックアップ履歴を確認
② Apple IDとパスワードを確認する

初期化後は、Apple IDでサインインしてiPhoneを再設定する必要があります。また、「iPhoneを探す」がオンになっている場合は、アクティベーションロックが有効になるため、Apple IDとパスワードが分からないと端末を利用できません。

特に中古端末や家族から譲り受けたiPhoneでは、事前にApple IDを確認しておきましょう。

③ バッテリー残量または充電環境を確認する

初期化中に電源が切れると、復元が途中で失敗する可能性があります。作業前には、バッテリー残量が50%以上あることを確認し、可能であれば充電しながら作業すると安心です。

④ Finder・iTunesを利用する場合は最新版に更新する

パソコンを使って初期化する場合は、FinderまたはiTunesを最新バージョンにしておきましょう。古いバージョンではiPhoneを認識できなかったり、復元エラーが発生したりすることがあります。また、純正またはMFi認証のLightning/USB-Cケーブルを使用すると、接続トラブルを防ぎやすくなります。

Part3、パソコンがある場合にiPhoneを強制的に初期化する方法

iPhoneが正常に操作できない場合でも、MacまたはWindowsパソコンがあれば、FinderやiTunesを使って強制初期化できます。ここでは、Apple公式の方法から順番に紹介します。

方法1:Finder/iTunesでiPhoneを復元する

iPhoneが起動しない、またはパスコードを忘れてしまった場合は、Finder(Mac)またはiTunes(Windows)から復元を実行する方法がもっとも一般的です。復元を実行すると、iPhoneは初期化され、最新のiOSがインストールされます。

  • FinderまたはiTunesを起動し、USBケーブルでiPhoneを接続します。
  • iPhoneをリカバリーモードにします。大きく分けて①iPhone 8以降、②iPhone 7シリーズ③それ以前 でやり方が異なります。お使いのモデルを確認し、以下の手順に従ってiPhoneを操作してください。
    • iPhone 8以降のモデルをお使いの場合:
      ・電源オフスライダが表示されるまでサイドボタンと片方の音量ボタン(上げる or 下げる)を同時に押し続ける
      ・スライダをドラッグしてiPhoneの電源を切り、サイドボタンを押したままパソコンに接続する
    • iPhone 7および7 Plusの場合:
      ・サイドボタンを長押しして電源オフスライダを表示させる
      ・電源を切ったら、音量下げるボタンを押したままパソコンに接続する
    • iPhone SE(第1世代)およびiPhone 6s以前のモデルの場合:
      ・サイドボタン(またはトップボタン)を長押しして電源オフスライダを表示させる
      ・電源を切ったら、ホームボタンを押したままパソコンに接続する
  • FinderまたはiTunesに、「このiPhoneには問題があります。」と表示されたら、「復元」をクリックします。
    iphoneリカバリーモード 初期化
  • 「復元」を選択すると、iPhoneの初期化と最新iOSのインストールが始まります。初期化が完了すると、工場出荷時の状態になります。

方法2:FinderやiTunesで初期化できない場合はReiBootを利用する

通常はFinderやiTunesで初期化できますが、次のようなケースでは復元が途中で失敗することがあります。

  • リカバリーモードに入れない
  • 復元中に止まる
  • エラー4013・4014が表示される
  • iPhoneを認識しない
  • 復元を繰り返しても改善しない

このような場合は、iOSシステムを修復・リセットできる専用ソフトを利用すると改善できることがあります。Tenorshare ReiBootは、リンゴループやブラックアウト、リカバリーモードから抜け出せないなど、150種類以上のiOSシステムトラブルに対応した修復ツールです。FinderやiTunesでは復元エラーになるケースでも、画面の案内に沿って操作するだけで修復やリセットを行えるため、パソコン操作に慣れていない方でも使いやすいのが特徴です。

また、症状によってはデータを保持したままシステム修復を試せるため、「できるだけ初期化は避けたい」という方にも適しています。

  • まず、お使いのパソコンにTenorshare ReiBootをインストールします。次に、Apple純正のケーブルを使ってiPhoneをパソコンに接続します。
    iPhoneをPCに接続する
  • メイン画面が開いたら、[デバイスをリセット]をクリックしてください。
    iPhoneを初期化
  • 次の画面では、初期化方式を選択します。このうち、[完全リセット]をクリックしてください。
    iPhoneを完全リセット
  • [ダウンロード]をクリックし、最新のファームウェアをダウンロードします。
    iphone 初期化 強制
  • ファームウェアのダウンロードが終わったら、[リセット開始]ボタンをクリックします。
    iphone 強制初期化 reiboot
  • iPhoneの初期化には少し時間がかかります。そのままの状態でしばらくお待ちください。これで初期化が完了しました。
    iphone 強制初期化 reiboot

動画の説明付き:

FinderとReiBootはどちらを使うべき?
swiper icon スワイプしてご覧ください
状況
おすすめ
パスコードを忘れた
Finder/iTunes
Appleロゴから進まない
Finder → 改善しなければReiBoot
リカバリーモードに入れない
ReiBoot
iTunesが認識しない
ReiBoot
エラー4013・4014
ReiBoot

Part4、パソコンなしの場合にiPhone 初期化を強制的にする方法

バックアップは取りましたか?では、実際にiPhoneを強制初期化しましょう。以下ではパソコンを持っている場合/持っていない場合で分けてご紹介しますので、ご自身の状況に合った方法をお選びください。

方法1: iPhoneのリセットから消去する

まずは、本体の設定からのやり方です。

  • [設定]アプリを開き、[一般]>[リセット]とタップしていきます。
  • 上から二番目の[すべてのコンテンツと設定を消去]をタップします。
  • なお、iCloudでバックアップを取っている方は、ここで「消去する前にiCloudバックアップをアップデートしますか?」と聞かれます。既に最新版のバックアップがあれば、[今すぐ消去]をタップしても大丈夫です。
  • パスコードを設定している場合は、ここでパスコードを入力します。
  • 確認ウィンドウの[iPhoneを消去]を2回タップすると、iPhoneの初期化が開始します。
    iPhoneをリセット

方法2: 別の端末で「iPhoneを探す」からiPhoneを初期化する

別のデバイス(タブレット端末など)をお持ちの場合は、iCloud経由で強制初期化を行ってもよいでしょう。先ほど紹介した「設定」アプリにアクセスできない場合、つまりパスコードを忘れてホーム画面に進めなくなってしまった方はこちらを利用しましょう。

  • iCloudの「iPhoneを探す」を開き、Apple IDアカウントとパスワードでサインインします。
  • 「すべてのデバイス」プルダウンから、iPhoneを選択します。
    iCloud iPhone リンゴループ 初期化
  • 画面右上に選択したデバイスのポップアップが表示されるので、「iPhoneを消去」を選択してアカウントを削除します。
    iCloud iPhone リンゴループ 初期化
  • 再び、「消去」をクリックします。
    iCloud iPhone リンゴループ 初期化

方法3: 同じApple IDを登録しているデバイスで「探す」を利用する

先ほど紹介したのは「iPhoneを探す」のブラウザサイトからの方法でした。他にお持ちのデバイスがiOSデバイスの場合は「探す」アプリが利用できるため、こちらの方法も見てみましょう。

  • まず、同じApple IDでサインインしている別のiOS端末(iPadなど)で「探す」アプリを開きます。デフォルトアプリなのでホーム画面のどこかにあるはずですが、見当たらない場合はApp Storeで「探す」と入力して検索すれば出てきます。
  • すると、自分のiOSデバイス一覧が表示されますので、強制初期化したいデバイスのところでタップします。
  • 選択したiPhoneに対する操作オプションが表示されます。下にスクロールし、[このデバイスを消去]というところをタップします。
    「探す」でiPhoneを初期化
  • 「iPhoneを消去しますか?」と出ますので、[続ける]をタップします。
  • ブラウザ版の時と同じく、電話番号やメッセージの入力は無視して先に進みましょう。「メッセージを入力」画面で[消去]をタップすると、Apple IDのパスワード入力が求められます。
  • 入力後、再び右上の[消去]をタップします。これでiPhoneが遠隔で強制初期化されます。
    「探す」でiPhoneを初期化

Part5、iPhoneを強制初期化する時によくある質問

これから、iPhoneを強制初期化する時によくある質問の3つをご紹介します。

質問1:iPhoneを再起動すると、何が起こりますか?

この質問はよくあるものです。iPhoneを強制的に再起動すると、iPhone内のすべてのデータが消去されます。写真や動画などのデータだけでなく、各種設定やアプリ、連絡先なども消えてしまいます。事前にバックアップを取ることが大切です。

質問2:ロックされたiPhoneを初期化するにはどうすればいいですか?

iPhoneはロックされている状態でも、パスワードを忘れることがよくあります。そのような状況でも初期化する方法があります。以下に3つの選択肢がありますので、お好みの方法を選択してください。

パスワードを忘れたiPhoneを初期化する方法
  • 10回間違えることで初期化する
  • リカバリーモードで初期化する
  • iCloudを通じて初期化する

質問3:iPhoneを初期化した後、ロック解除は可能ですか?

iPhoneがアクティベーションロックがかかっている場合、初期化してもそのiPhoneは解除するまで使用できません。解除には、Apple IDとパスワードが必要です。

まとめ

本記事では、iPhoneを強制初期化のやり方をご紹介しました。強制初期化方法にはiCloud、iTunesなどがありましたが、パソコンをお持ちであればTenorshare ReiBootを使った方法が一番簡単です。他の方法が難しくて上手くいかなかった場合などには、是非Tenorshare ReiBootをご利用ください。

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