【iOS17対応】容量不足でリンゴループが発生した場合の修理方法
iPhoneのストレージの空き容量について気にかけたことはありますでしょうか?iPhoneのモデルによってストレージの容量は決まっていますが、写真や動画などを保存するのはもちろんのこと、OSを稼働させるのにもある程度の容量の空きが必要になります。本記事では、iPhoneやiPadの容量不足で「リンゴループ」状態になってしまった場合の解決方法についてご紹介したいと思います。

iPhone・iPadを初期化せずに、容量不足によるリンゴループを修理する方法
- 修理法1:不要なファイルを削除し、iPhoneのストレージを解放する
- 修理法2:デバイスを再起動する
- 修理法3:iPhone・iPadを最新バージョンにアップデートする
- 修理法4:iTunesを使って、iPhoneのデータをパソコンに移行する
- 修理法5:iCloudでiPhoneのデータをバックアップする
- 修理法6:iPhone・iPadから一部のデータをパソコンに移行する
修理法1:不要なファイルを削除し、iPhoneのストレージを解放する
使っていないアプリ、写真、動画などがiPhoneの中に残っていないでしょうか?特に旧型のiPhoneだとストレージ容量が少ないため、すぐに容量不足になってしまいます。不要なデータやアプリは整理・削除してストレージを解放しましょう。
修理法2:デバイスを再起動する
リンゴループに陥ったiPhoneを強制的に再起動することは、リンゴループを解消する最善の方法です。これにより、iPhoneに蓄積されたキャッシュやその他のデータがリフレッシュされ、一時的なリンゴループから復元される可能性があります。

修理法3:iPhone・iPadを最新バージョンにアップデートする
iPhoneを最新のiOSにアップデートすることでリンゴループが解消することがあります。リンゴループ状態でOSアップデートを行うにはPCに接続し、リカバリーモードにする必要があります。方法は以下の通りです。
まずiPhoneの電源を切ります
iPhoneのトップボタン(ホームボタンがある場合はホームボタン)を押しながらケーブル等でiPhoneをPCに接続します。リカバリーモード画面が表示されるまでトップボタン(ホームボタン)を押したままにします。
PCのiTunesを起動し、ウィンドウの左上近くにあるデバイスボタン(iPhoneマーク)をクリックします。
iPhoneリカバリモード画面が表示されたら「アップデート」を選択します
最新のiOSのインストールが始まります
修理法4:iTunesを使って、iPhoneのデータをパソコンに転送する
保存しておきたい写真や動画などのデータをiPhoneやiPadからパソコンにデータ移行することで、端末の容量負荷を減らすことができます。まずは、iTunesを使って、iPhone・iPadのデータをパソコンに転送します。
iTunesのウィンドウ左上のiPhoneマークをクリックして、「ファイル共有」を開きます。
リストから保存したいファイルを選び、保存先を選んで「保存」をクリックするとデータをPCにコピーすることができます。
修理法5:iCloudでiPhoneのデータをバックアップする
iPhoneのデータをiCloudに保存している場合、iPhone本体の容量を空けるためにデータを削除しても構わないかもしれません
「Apple ID」をタップします。
「iCloud」をタップします。
「iCloudバックアップ」を選択します。
「今すぐバックアップを作成」を押します。
バックアップ作成後、「今すぐバックアップを作成」の下には最後に作成されたバックアップの日時が表示されます。
関連記事: 機種変更する前にiPhoneをバックアップするやり方
修理法6:iCareFoneのファイル管理機能でiPhoneデータをPCに移行する
Tenorshare iCareFoneは1クリックで写真や音楽、ビデオ、連絡先、メッセージ、アプリケーションなどのデータを簡単に転送することができるツールです。iTunesやiCloudの制限を受けることがないので、これらの同期にトラブルがある場合は、より安全にデータをPCとデバイスの間で転送することができますのでお試しください。
iPhoneやiPadをUSBケーブルでMac/PCに接続して、iCareFoneを起動します。
「バックアップ&復元」項目でパソコンに転送したいデータを選択して、「バックアップ」をクリックします。
バックアップ完了したら、パソコンで保存先を開き、中身を確認できます。
初期化を通じてiPhone・iPadのリンゴループを治す方法
- 治し方1: iTunesを使って、iPhoneリンゴループを復元する
- 治し方2:iCloudでiPhone リンゴループを初期化する
- 治し方3:データを失わずにReiBootを使って、iPhone リンゴループを修復する
治し方1: iTunesを使って、iPhoneリンゴループを復元する
PCのiTunesを利用してiPhoneのiOS不具合等を復元する方法です。iPhoneをいったん初期化することになりますので、可能な限りバックアップを取ってから実行してください。
まずiPhoneの電源を切り、iPhoneをリカバリモードにします。
ケーブル等でiPhoneをPCに接続して、PCのiTunesを起動します。
iTunesの左上近くにあるiPhoneマークをクリックして、「概要」を開きます。
「iPhoneを復元」をクリックします
ダイアログの案内に従い「iPhoneを探す」が有効になっている場合、iPhoneを操作して「iPhoneを探す」をオフにします。iPhoneの「設定」→「ユーザ名」を開き、「探す」をタップして「iPhoneを探す」をオフにします
再度ダイアログボックスが表示されたら「復元」をクリックするとiPhone初期化が実行されます
治し方2:iCloudでiPhoneリンゴループを初期化する
「iPhoneを探す」機能がオンになっている場合、Web上で「iPhoneを探す」を実行してiPhone リンゴループを初期化することができます。
iCloudの「iPhoneを探す」を開き、Apple IDアカウントとパスワードでサインインします。「iPhoneを探す」ページ:https://www.icloud.com/find
「すべてのデバイス」プルダウンから、iPhoneを選択します。
画面右上に選択したデバイスのポップアップが表示されるので、「iPhoneを消去」を選択してアカウントを削除します。
再び、「消去」をクリックします。iPhoneの初期化が完了したら、iPhoneをリンゴループから脱出できます。
治し方3:データを失わずにReiBootを使って、iPhone リンゴループを修復する
Tenorshare ReiBootは、iPhone・iPad・iPod向けのプロな修復ソフトとして、データを失わずに、リンゴループ、リカバリモードや画面フリーズなど150以上のiOSシステム故障を修正することができます。iPhoneリンゴループを修復する方法は下記のとおりです。
PCにTenorshare ReiBootをダウンロードして起動し、PCとiPhoneを接続します。
「開始」をクリックしてから、まずはデータを失わずに実行できる「普通モード」を選択します。
修復用のファームウェアを検出したら「ダウンロード」をクリックします。
ダウンロードが完了した後「普通モードを開始」をクリックすると修復が開始されます。10分ほど経過するとiPhoneが再起動します。
注意:※「普通モード」でもトラブルが解消しない場合は、同様の操作で「高級モード」を実行し、端末を初期化します。
まとめ
本記事ではiPhoneやiPadの容量不足で「リンゴループ」状態になってしまった場合の解決方法についてご紹介しました。旧型モデルの端末だと、端末の容量自体がもともと少なく、新しいiOSのダウンロード自体が容量負荷になりリンゴループが発生する可能性もあります。バックアップを取っておくという意味でも、PCにデータを移しておくなどこまめに端末内のデータの整理しておくといいかもしれません。データ転送などでどうしても解決できない場合はTenorshare ReiBootがありますのでぜひ活用してみてくださいね。