【iOS18対応】iPhone・iPadが容量不足でリンゴループが発生した場合の直し方
iPhoneのストレージの空き容量について気にかけたことはありますでしょうか?iPhoneのモデルによってストレージの容量は決まっていますが、写真や動画などを保存するのはもちろんのこと、OSを稼働させるのにもある程度の容量の空きが必要になります。本記事では、iPhoneやiPadの容量不足で「リンゴループ」状態になってしまった場合の解決方法についてご紹介したいと思います。
リンゴループ、リカバリモードやブラックアウトなど150以上のiOS/iPadOS/tvOSシステム故障を修復できる。
関連記事: 【2024最新】iPhoneのリンゴループが強制終了できない?原因と対処法を紹介
- Part1、リンゴループとは
- Part2、iPhoneが容量不足によるリンゴループの治し方【7選】
- Part3、初期化を通じてiPhone・iPadの容量不足によるリンゴループの治し方【2選】
- Part4、iPhone・iPadの容量不足によるリンゴループを防ぐ方法
Part1、リンゴループとは
「リンゴループ」とは、主にiPhoneやiPadで見られる現象で、デバイスが起動時にAppleのロゴ(リンゴのアイコン)を表示したまま、進行しなくなる状態を指します。つまり、デバイスが再起動を繰り返して、ホーム画面やロック画面に進むことができず、リンゴのロゴが延々と表示され続ける状況です。

Part2、iPhoneが容量不足によるリンゴループの治し方【7選】
- 治し方1:不要なファイルを削除し、iPhoneのストレージを解放する
- 治し方2:データを失わずにReiBootを使って、iPhone容量不足によるリンゴループを修復する【人気】
- 治し方3:デバイスを再起動する
- 治し方4:iPhone・iPadを最新バージョンにアップデートする
- 治し方5:iTunesを使って、iPhoneのデータをパソコンに移行する
- 治し方6:iCloudでiPhoneのデータをバックアップする
- 治し方7:iPhone・iPadから一部のデータをパソコンに移行する
治し方1:不要なファイルを削除し、iPhoneのストレージを解放する
使っていないアプリ、写真、動画などがiPhoneの中に残っていないでしょうか?特に旧型のiPhoneだとストレージ容量が少ないため、すぐに容量不足になってしまいます。不要なデータやアプリは整理・削除してストレージを解放しましょう。
治し方2:データを失わずにReiBootを使って、iPhone リンゴループを修復する【人気】
iPhoneが容量不足?リンゴループを治ったのは、Tenorshare ReiBootが一番お勧めですよ。ReiBootはiPhone・iPad・iPod向けのプロな修復ソフトとして、データを失わずに、ブラックアウト、リンゴループ、容量不足による再起動の繰り返しや画面フリーズなど150以上のiOSシステム故障を修正することができます。このツールを使うと、専門業者に依頼しなくても自分でiPhoneの容量不足によるリンゴループを簡単に修復できます。方法は下記の通りです。
PCにTenorshare ReiBootをダウンロードして起動し、PCとiPhoneを接続します。
「開始」をクリックしてから、まずはデータを失わずに実行できる「普通モード」を選択します。
修復用のファームウェアを検出したら「ダウンロード」をクリックします。
ダウンロードが完了した後「普通モードを開始」をクリックすると修復が開始されます。10分ほど経過するとiPhoneが再起動します。
注意:※「普通モード」でもトラブルが解消しない場合は、同様の操作で「高級モード」を実行し、端末を初期化します。
治し方3:デバイスを再起動する
リンゴループに陥ったiPhoneを強制的に再起動することは、リンゴループを解消する最善の方法です。これにより、iPhoneに蓄積されたキャッシュやその他のデータがリフレッシュされ、一時的なリンゴループから復元される可能性があります。機種によって、再起動する手順が違うが、具体的な方法は以下のとおりです。
iPhone 6以前:まず右側または上部の電源ボタンを長押しして、「スライドで電源オフ」のスライダーが表示されたらそれをスライドして電源を切り、数秒待ってから再び電源ボタンを長押ししてAppleロゴが表示されるまで待つと再起動が完了します。
iPhone 7シリーズ:スリープボタンと音量を下げるボタンを同時に長押しします。
iPhone 8以降:音量を上げるボタンを押して離した後、次に音量を下げるボタンを押して離します。その後、サイドボタンをAppleロゴが表示されるまで長押しします。

治し方4:iPhone・iPadを最新バージョンにアップデートする
iPhoneを最新のiOSにアップデートすることでリンゴループが解消することがあります。リンゴループ状態でOSアップデートを行うにはPCに接続し、リカバリーモードにする必要があります。方法は以下の通りです。
まずiPhoneの電源を切ります。
iPhoneのトップボタン(ホームボタンがある場合はホームボタン)を押しながらケーブル等でiPhoneをPCに接続します。リカバリーモード画面が表示されるまでトップボタン(ホームボタン)を押したままにします。
PCのiTunesを起動し、ウィンドウの左上近くにあるデバイスボタン(iPhoneマーク)をクリックします。
iPhoneリカバリモード画面が表示されたら「アップデート」を選択します。
最新のiOSのインストールが始まります。
関連記事: 【データ損失なし】アップデートでiPhone/iPadがリンゴマークから進まない/終わらない場合の治し方
治し方5:iTunesを使って、iPhoneのデータをパソコンに転送する
保存しておきたい写真や動画などのデータをiPhoneやiPadからパソコンにデータ移行することで、端末の容量負荷を減らすことができます。まずは、iTunesを使って、iPhone・iPadのデータをパソコンに転送します。
iTunesのウィンドウ左上のiPhoneマークをクリックして、「ファイル共有」を開きます。
リストから保存したいファイルを選び、保存先を選んで「保存」をクリックするとデータをPCにコピーすることができます。
治し方6:iCloudでiPhoneのデータをバックアップする
iPhoneのデータをiCloudに保存している場合、iPhone本体の容量を空けるためにデータを削除しても構わないかもしれません
「Apple ID」をタップします。「iCloud」をタップします。
「iCloudバックアップ」を選択します。
「今すぐバックアップを作成」を押します。
バックアップ作成後、「今すぐバックアップを作成」の下には最後に作成されたバックアップの日時が表示されます。

iPhoneの容量がいっぱいになり、動作が重くなったり、操作不能になる場合の対処法
1. 空き容量を確認する設定アプリを開く → 一般 → iPhoneストレージを選択。
どのアプリやデータが容量を占有しているか確認。
グラフで使用量が表示され、どのカテゴリが多いかすぐ分かります。
容量を節約するために、以下を実行しましょう:
不要なアプリを削除: 長押ししてアプリを削除するか、「設定」→「iPhoneストレージ」で個別削除。
写真や動画を削除: 不要な写真や動画を削除し、「最近削除した項目」フォルダから完全に消去。
メッセージを整理: 大容量の添付ファイルを削除(「設定」→「メッセージ」→「履歴を30日間に設定」)。
Safariのキャッシュをクリア: 「設定」→「Safari」→「履歴とWebサイトデータを消去」。
3. iCloudを活用してデータを整理写真や動画をiCloudにバックアップ: 「設定」→「Apple ID」→「iCloud」→「写真」をオンにする。「iPhoneのストレージを最適化」を有効にすることで、写真や動画を圧縮して保存。
他のクラウドサービスを利用: Google DriveやDropboxを使用して大容量のデータを移動。
これらの方法を試しても解決しない場合は、Appleサポートに相談することをおすすめします。容量整理で困ったことがあれば、具体的に教えてください!
関連記事: 機種変更する前にiPhoneをバックアップするやり方
治し方7:iCareFoneのファイル管理機能でiPhoneデータをPCに移行する
Tenorshare iCareFoneは1クリックで写真や音楽、ビデオ、連絡先、メッセージ、アプリケーションなどのデータを簡単に転送することができるツールです。iTunesやiCloudの制限を受けることがないので、これらの同期にトラブルがある場合は、より安全にデータをPCとデバイスの間で転送することができますのでお試しください。
iPhoneやiPadをUSBケーブルでMac/PCに接続して、iCareFoneを起動します。
「バックアップ&復元」項目でパソコンに転送したいデータを選択して、「バックアップ」をクリックします。
バックアップ完了したら、パソコンで保存先を開き、中身を確認できます。

Part3、初期化を通じてiPhone・iPadの容量不足によるリンゴループの治し方
治し方1: iTunesを使って、iPhoneリンゴループを復元する
PCのiTunesを利用してiPhoneのiOS不具合等を復元する方法です。iPhoneをいったん初期化することになりますので、可能な限りバックアップを取ってから実行してください。
まずiPhoneの電源を切り、iPhoneをリカバリモードにします。
ケーブル等でiPhoneをPCに接続して、PCのiTunesを起動します。
iTunesの左上近くにあるiPhoneマークをクリックして、「概要」を開きます。
「iPhoneを復元」をクリックします。
ダイアログの案内に従い「iPhoneを探す」が有効になっている場合、iPhoneを操作して「iPhoneを探す」をオフにします。iPhoneの「設定」→「ユーザ名」を開き、「探す」をタップして「iPhoneを探す」をオフにします
再度ダイアログボックスが表示されたら「復元」をクリックするとiPhone初期化が実行されます
治し方2:iCloudでiPhoneリンゴループを初期化する
「iPhoneを探す」機能がオンになっている場合、Web上で「iPhoneを探す」を実行してiPhone リンゴループを初期化することができます。
iCloudの「iPhoneを探す」を開き、Apple IDアカウントとパスワードでサインインします。「iPhoneを探す」ページ:https://www.icloud.com/find
「すべてのデバイス」プルダウンから、iPhoneを選択します。
画面右上に選択したデバイスのポップアップが表示されるので、「iPhoneを消去」を選択してアカウントを削除します。
再び、「消去」をクリックします。iPhoneの初期化が完了したら、iPhoneをリンゴループから脱出できます。
Part4、iPhone・iPadの容量不足によるリンゴループを防ぐ方法
容量不足が原因でリンゴループが発生することもあります。特にストレージがほとんど満杯になっていると、システムが正常に動作しなくなり、OSのアップデートや再起動時に問題が発生することがあります。以下は、容量不足によるリンゴループを防ぐための対策です。
ストレージの整理・不要なファイルの削除
容量不足が原因でリンゴループが発生することもあります。特にストレージがほとんど満杯になっていると、システムが正常に動作しなくなり、OSのアップデートや再起動時に問題が発生することがあります。以下は、容量不足によるリンゴループを防ぐための対策です。
アプリの整理: 使用していないアプリを削除することでストレージを確保します。
写真や動画の整理: 大量の写真や動画がストレージを占めていることが多いため、クラウド(iCloudやGoogleフォト)にバックアップを取ってから削除するか、外部ストレージに移動しましょう。
不要なファイルの削除: ダウンロードしたファイルやキャッシュ、オフラインで保存したコンテンツなど、不要なものを削除します。
システムの最適化
iPhoneを再起動: 一度iPhoneを再起動して、システムがリフレッシュされることで動作が安定する場合があります。
iOSのアップデート: 最新のiOSバージョンがリリースされている場合、更新することでバグの修正やパフォーマンス向上が期待できます。容量が十分であれば、アップデートを試みましょう。
iCloudの活用
iCloudストレージの活用: 重要なデータ(連絡先、カレンダー、メッセージなど)やアプリのデータをiCloudにバックアップして、iPhoneの容量を節約します。
iCloudフォトライブラリの有効化: 写真や動画をiCloudに保存して、iPhoneのストレージを解放することができます。
バックアップとリストア
バックアップを取る: 定期的にiTunesやiCloudでバックアップを取っておきます。
初期化とリストア: 容量不足が原因でiPhoneが動作しない場合、一度iPhoneを工場出荷状態にリセットし、バックアップから復元することで、システムが安定することがあります。
まとめ
本記事ではiPhoneやiPadの容量不足で「リンゴループ」状態になってしまった場合の治し方についてご紹介しました。旧型モデルの端末だと、端末の容量自体がもともと少なく、新しいiOSのダウンロード自体が容量負荷になりリンゴループが発生する可能性もあります。バックアップを取っておくという意味でも、PCにデータを移しておくなどこまめに端末内のデータの整理しておくといいかもしれません。データ転送などでどうしても解決できない場合はTenorshare ReiBootがありますのでぜひ活用してみてくださいね。