iPhone/iPadがリカバリーモードのまま更新に進まない時の対処法
iPhone/iPadで各種機能の追加やバグの解消などを目的に行うiOS/iPadOS(ソフトウェア)のアップデートですが、利用中のiOS/iPadOSの不具合や、途中で端末の電源が切れたことなどが原因でアップデートに失敗し、リカバリーモードが起動してそのままiPhone/iPadが動かなくなってしまうことがあります。この記事では、iPhone/iPadがリカバリーモードに入ったまま、iOS/iPadOSの更新が進まない場合の対処法をご紹介します。
リカバリモードやブラックアウトなど150以上のiOS/iPadOS/tvOSシステム故障を修復できる。
対処法1:iPhone/iPadを強制的に再起動する
まず、iPhone/iPadを強制的に再起動すると、リカバリーモードが解除されてiOS/iPadOSのアップデートができるようになる場合がありますので、試してみましょう。なお、強制再起動の方法は機種によって異なります。
iPhone 8以降およびSE(第2・3世代):音量を上げるボタンと下げるボタンを順番に押してすぐに放した後に、Appleロゴが表示されるまでサイドボタンを長押しします。
iPhone 7:Appleロゴが表示されるまで、音量を下げるボタンとスリープボタンを同時に長押しします。
iPhone 6:Appleロゴが表示されるまで、スリープ/スリープ解除ボタンとホームボタンを同時に長押しします。
ホームボタン非搭載のiPad:音量を上げるボタンと下げるボタンを順番に押してすぐに放した後に、Appleロゴが表示されるまで、トップボタンを長押しします。
ホームボタンを搭載しているiPad:Appleロゴが表示されるまで、トップボタンとホームボタンを同時に長押しします。
対処法2:iTunesのバージョンを確認する
iOS/iPadOSをiTunesで更新しようとして、リカバリーモードに入ってしまい更新が進まない場合には、古いバージョンのiTunesを利用していることが原因の可能性がありますので、最新バージョンのiTunesを利用しているか確認しましょう。
Step1: iTunes上部の「ヘルプ」→「更新プログラムを確認」の順にクリックします。
Step2: 「このバージョンのiTunes(**)は最新バージョンです。」と表示されれば、利用中のiTunesは最新バージョンです。新しいバージョンがある場合には、下記のような画面が表示されますので、「iTunesをダウンロード」をクリックして、画面の指示に従ってiTunesをアップデートします。アップデート後に、再度iOS/iPadOSの更新を試してみましょう。
Part3:iTunesの「復元」機能を使用する
iPhone/iPadがリカバリーモードに入ったままiOS/iPadOSの更新が進まない場合、iTunesの「復元」機能を利用して、リカバリーモードを解除することが可能です。ただし、この方法を利用するには、iPhone/iPadの設定で、「iPhone(iPad)を探す」機能がオフになっている必要があります。また、iTunesの「復元」機能を利用すると、端末内のデータが全て消去されるため、バックアップデータがない場合には、別の方法をオススメします。
やり方: USBケーブルでiPhone/iPadをパソコンに接続して、デバイスが認識されたら、「復元」をクリックすると、デバイスが復元されて、リカバリーモードが解除されます。
Part4:ReiBootを使って不具合を修復する
iOS/iPadOSの不具合が原因でiPhone/iPadがリカバリーモードのまま更新に進まない場合には、iOS/iPadOSの不具合修復ツールで不具合を解消するのも一つの手段です。ReiBootは、リカバリーモードのままソフトウェアの更新作業が進まない不具合だけではなく、デバイスが再起動を繰り返す事象や、画面のフリーズなどのさまざまなiOS/iPadOSの不具合を、データを失うことなく短時間で簡単に修復できる専門ソフトです。ステップごとに表示されるシンプルな手順に従って操作をするだけで作業が完了するため、専門的な知識がない方でも操作に手間取ることなく利用できます。
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ReiBootを起動してiPhoneを接続したら「開始」をクリックします。
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「普通モード」を選択します。
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「ダウンロード」をクリックしてファームウェアを読み込みます。
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「普通モードで修復開始」をクリックします。
リカバリーモードに関してよくある質問
iPhoneをリカバリーモードで復元するとどうなる?
iPhoneが初期化されて、端末内の写真や音楽、連絡先などのデータの他、各種設定が消去されます。なお、復元後は、最新版のiOSがiPhoneにインストールされます。
iPhoneが何度もリカバリーモードになってしまう場合はどうすれば良い?
iOSの不具合修復ツールであるReiBootを利用することで、端末内のデータを失うことなく、繰り返しリカバリーモードが起動してしまう事象を解消できる場合があります。また、端末内のデータは消去されてしまいますが、DFUモードで端末を復元することで、リカバリーモードを解除できることもあります。
まとめ
iPhone/iPadでソフトウェアのアップデートに失敗し、リカバリーモードが起動して更新が進まない場合、基本的な対処で問題が解決しなければ、iOS/iPadOSの不具合修復ツールであるReiBootを利用してみるのも一つの手段です。ReiBootは、直感的な操作で、iOS/iPadOSのさまざまな不具合を迅速に修復できる強力なソフトで、「普通モード」を選択すれば、端末内のデータを失うことがないため、安心して使用できます。
iPhone/iPadがリカバリーモードのまま更新に進まない時の対処法
最終更新日2024-08-06 / カテゴリiOS不具合修復
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