【2023年】iPhoneを工場出荷状態に戻す方法

方法1：iPhoneの設定で工場出荷状態に戻す

まず、iPhoneの「設定」アプリから、iPhoneを工場出荷状態に戻す方法をご紹介します。この方法の場合、工場出荷状態に戻したいiPhoneだけで作業ができますが、「設定」アプリが操作できる状態にあり、かつiPhoneのパスコードを分かっている必要があります。

• Step1： iPhoneの「設定」アプリを開いて、「一般」＞「転送またはiPhoneをリセット」＞「すべてのコンテンツと設定を消去」＞「続ける」の順にタップします。

• Step2： 端末のパスコードを求められますので、入力し、処理が完了するまでしばらく待ちます。

  

方法2：ReiBootを使ってiPhoneを工場出荷状態に戻す

続いてご紹介するのが、iOSの不具合修復専門ツールであるTenorshare Reibootを利用して、iPhoneを工場出荷状態に戻す方法です。ReiBootは、画面がフリーズしたり、端末が再起動を繰り返したりするなど、iPhoneが操作できない状態でも利用できます。また、iPhoneのパスコードを忘れてしまった場合にも、パスコードやApple IDの入力なしで、iPhoneを工場出荷状態に戻すことが可能です。ReiBootを起動したパソコンにiPhoneを接続したら、たった4ステップで作業が完了します。

• パソコンでReibootを起動した後、USBケーブルでiPhoneを接続して、画面下の「デバイスをリセット」をクリックします。

  
• 「完全リセット」を選択して次の画面に進みます。

  
• iOSファームウェアの情報を確認してから、「ダウンロード」を押します。

  
• 「リセット開始」をクリックします。

  

方法3：「探す」機能でiPhoneを工場出荷状態に戻す

対象のiPhoneの設定で「探す」機能がオンになっている場合には、他のスマホやパソコンなどから「探す」機能を利用して、iPhoneを工場出荷状態に戻すことが可能です。

• Step1： 別のデバイスから「探す」を起動します。

• Step2： 「デバイスを探す」をタップして、初期化したいiPhoneを選択します。

• Step3： 「デバイスを消去」をタップします。

  

方法4：リカバリーモードでiPhoneを工場出荷状態に戻す

iPhoneのパスコードやApple ID・パスワードが分からない場合には、iPhoneをリカバリーモードにして、iPhoneを強制的に工場出荷状態に戻すことも可能です。この方法では、パソコンでFinderまたはiTunesを利用します。

• Step1： Macの場合はFinderを開いて、iPhoneの電源をオフにしておきます。

• Step2： iPhone 8以降およびiPhone SE（第2・3世代）の場合はサイドボタンを、iPhone 7の場合は音量を下げるボタンを長押ししながら、リカバリーモードにします。

  

• Step3： iPhoneをUSBケーブルでMacに接続して、Finderのサイドバーに表示される「iPhone」をクリックして、「復元」を選択すると、しばらくしてiPhoneが工場出荷状態に戻ります。

  

方法5：iTunesでiPhoneを工場出荷状態に戻す

PCの場合は、iTunesを使ってiPhoneを工場出荷状態に戻すことができます。やり方は、以下の通りです。

• Step1： iTunesをPCにインストール・起動します。

• Step2： iPhoneをパソコンに接続して、「概要」を選択ます。

  

• Step3： 「iPhoneを復元」をクリックします。

  

よくある質問：iPhoneを工場出荷状態にするとどうなる？

iPhoneを工場出荷状態にすると、iPhone上のすべての設定やデータが消去されるとともに、最新バージョンのiOSが自動的にインストールされます。iPhoneのバックアップデータがあれば、工場出荷状態に戻した後に、データを復元することが可能です。

まとめ

この記事では、iPhoneを工場出荷状態に戻す方法をご紹介しましたが、iOSの不具合修復ツールであるReiBootを利用すると、画面のフリーズなどでiPhoneが正常に作動しない場合などでも、iPhoneをすぐに工場出荷状態に戻すことが可能です。また、iPhoneのパスコードやApple IDの入力などの必要がないため、パスコードを忘れてしまった場合などにも対応できます。操作方法も非常に簡単なため、専門的な知識がない方でも安心して利用できます。

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