iPadOS18.4にアップデートできない時の確実な対処法|ネット接続/容量不足/エラー別対応
iPadでiOSのアップデートをしたいのですが、ダウンロード後のインストール中に「アップデートをインストールできませんでした。iPadOS18.4のインストール中にエラーが起きました。」と出てきてしまいます。どうすれば直るか?"
「iPadOS 18.4にアップデートできない」「ソフトウェア更新が途中で止まる」といった問題でお困りではありませんか?最新のiPadOSに更新できない場合、セキュリティリスクの増加や新機能の利用制限につながるため、早期の対処が重要です。本記事では、iPadがアップデートできない原因を徹底解説し、具体的な解決策をを解説します。
Part1.なぜiPadのソフトウェアアップデートができないのか?
iPadOSが最新にならない状況は多くのユーザーが経験しています。アイパッドがアップデートできない主な原因は以下の通りです:
原因1: インターネット接続の問題
iPadのソフトウェアアップデートには安定したインターネット接続が必須です。Wi-Fi接続が不安定だったり、通信速度が遅かったりすると、アップデートがダウンロードできないか途中で中断してしまいます。特に大型アップデートの場合は安定した高速接続が必要です。
原因2: 空き容量の不足
iPadOSのアップデートができない一般的な理由として、デバイスの空き容量不足があります。最新のiPadOSアップデートには数GB程度の空き容量が必要です。特に古いモデルのアイパッドでは、ストレージ容量が少ないため、アップデートに必要な空きスペースを確保できないことがあります。
原因3: バッテリー残量の不足
アイパッドのバッテリー残量が少ない状態でアップデートを試みると、自動的にプロセスが中断されることがあります。アップデート中に電源が切れると、デバイスに深刻な問題が発生する可能性もあります。
原因4: 世代が古いiPadを使用している
世代が古いiPadを使用している場合、互換性の原因でiPadのアップデートはサポートされない場合があります。
- 設定アプリの「ソフトウェアアップデート」画面に「最新のiPadOSはすでにインストールされています」と表示される
- 「このiPadは最新バージョンのiPadOSと互換性がありません」というエラーメッセージが表示される
- App Storeで最新アプリをダウンロードしようとすると「iOS XX以降が必要です」と表示される
具体的な症状
原因5: Appleサーバーの問題
新しいiPadOSがリリースされた直後は、多くのユーザーが同時にアップデートを試みるため、Appleのサーバーに負荷がかかっています。この場合、「iPadアップデートできない」という状況が一時的に発生することがあります。
原因6: セキュリティソフトウェアやファイアウォールの影響
特にパソコン経由でiPadをアップデートする場合、セキュリティソフトやファイアウォールがアップデートプロセスを妨げることがあります。必要なポートが開放されていないと、iPadOSが最新にならない原因となります。
Part2.iPadをアップデートする正しい方法
iPadアップデートできない原因を理解したところで、次は正しいアップデート方法を確認しましょう。上記の問題を回避しながら、確実にiPadOSを最新バージョンにするには主に2つの方法があります。iPad本体から直接アップデートする方法と、問題が発生した場合の代替手段としてパソコンのiTunesやFinderを使用してアップデートする方法です。以下はそれぞれの操作手順です。
iPad本体の設定からアップデートする方法
1.Wi-Fi接続を確認: iPadをWi-Fiネットワークに接続します。モバイルデータ通信ではなく、安定したWi-Fi環境でアップデートすることをおすすめします。
2.設定を開く:iPadのホーム画面から「設定」アプリをタップします。
3.ソフトウェアアップデートにアクセス:「一般」をタップし、「ソフトウェアアップデート」を選択します。
4.アップデートを開始: システムが自動的に利用可能なアップデートを確認します。新しいiPadOSが見つかった場合は、「今すぐダウンロードとインストール」をタップします。
5.認証:セキュリティのために、パスコードの入力を求められる場合があります。
6.インストール完了: ダウンロードが完了したら「インストール」をタップし、iPadが再起動するまで待ちます。アップデートプロセスが完了すると、iPadOSが最新バージョンになっています。
パソコン経由でiPadをアップデートする方法
iPadアップデートできない場合の代替手段として、パソコンを使う方法があります:
Step1: Windowsの場合はiTunes、Mac(Catalina以降)の場合はFinderを開き、USBケーブルを使ってiPadをパソコンに接続します。
Step2: iTunesまたはFinderのサイドバーからiPadを選択します。
Step3: 「概要」タブにある「アップデートを確認」をクリックします。新しいiPadOSバージョンが利用可能な場合は、「アップデート」ボタンをクリックして更新プロセスを開始します。
Step4: アップデートのダウンロードとインストールが完了するまで待ちます。プロセス中はiPadの接続を切らないでください。

この方法は、iPad本体からのアップデートがうまくいかない場合に特に効果的です。iPadOSが最新にならない問題を解決するのに役立ちます。
Part3.iPadがアップデートできない時の対処法
対処法1:iPadを再起動してアップデートを再試行する
iPadがアップデートできない問題の多くは、単純なシステムエラーが原因です。再起動でキャッシュがクリアされ、正常に動作するケースが非常に多いため、まずは以下の手順で試しましょう。
iPadの再起動手順(全モデル対応)
Step1: 電源ボタンの長押し(右側面or上部)+音量ボタン(任意)を同時に押します。通常は、画面に「スライドでパワーオフ」というメッセージが表示されます。
Step2: そのメッセージが表示されたら、指でスライドさせてiPadをシャットダウンします。
Step3: iPadが完全にシャットダウンしたら、再度電源ボタンを長押ししてiPadを再起動します。
ホームボタンなし
ホームボタン有り
再起動しても問題が続くなら、次のステップであるネットワーク接続の確認に進みましょう。アップデートには安定したインターネット環境が不可欠です。
対処法2:インターネット接続を確認・改善する
約40%はネットワーク環境が不安定の原因でiPadをアップデートできない問題が発生します。そのため、Wi-Fi接続が安定しているか、またはモバイルデータ通信が問題ないか確認してください。
①Wi-Fiを削除して再接続
まずはWi-Fiを削除して再接続を試してみてください。
Step1: 設定アプリからWi-Fiを選択して、「i」アイコンをタップします。
Step2: 「ネットワークを忘れる」を選択し、これでWi-Fiを削除できます。そして、Wi-Fiを再度接続してみてください。

②ネットワーク設定をリセット
問題が解決しない場合は、ネットワークのリセットを試してみてください。
- 「設定」→「一般」→「リセット」→「ネットワーク設定をリセット」と進み、すべてのネットワーク設定をリセットすることも有効です。

③別のWi-Fiネットワークに接続する
現在のWi-Fiネットワークに問題がある場合、別のネットワークでiPadOSのアップデートを試みることも効果的です:
- 別の場所のWi-Fi: 自宅のWi-Fiに問題がある場合は、カフェや図書館など公共のWi-Fiを利用してみましょう。
- モバイルホットスポット: スマートフォンのテザリング機能を使って、一時的なWi-Fiホットスポットを作成することもできます。
- 接続速度の確認: アップデートには高速接続が理想的です。接続速度が遅い場合、アップデートに時間がかかったり、途中で失敗したりする可能性があります。
対処法3:iPadの空き容量を確保してアップデート可能に
iPadのソフトウェアアップデートができない一般的な理由として、ストレージ容量の不足があります。アップデートには数GBの空き容量が必要です。そのため、iPadのストレージ容量を確認し、空き容量を確保するのが重要です。
対策1: 不要なデータやアプリを削除する
- ストレージ使用状況を確認: 「設定」→「一般」→「iPadストレージ」でストレージの使用状況を確認します。
- 不要なアプリを削除: 使用していないアプリを削除します。アプリ名をタップして「Appを削除」を選択します。
- 写真や動画を整理:「写真」アプリで不要な写真や動画を削除するか、iCloudフォトライブラリを有効にして容量を節約します。

対策2: iCloudやiTunesにバックアップする
削除してしまうのは嫌だけど、iPadの空き容量を確保するためには、iCloudやiTunesにバックアップをとることがおすすめです。以下の手順でバックアップをとりましょう。
iCloudを使ったバックアップの場合
Step1: 「設定」アプリを開き、「iCloud」をタップします。
Step2: 「iCloudバックアップ」をタップし、スライダーをオンにします。
Step3: 「今すぐバックアップを作成」をタップします。
iTunesを使ったバックアップの場合
Step1: iPadをパソコンに接続し、「iTunes」を起動します。
Step2: パソコン上で、iPadをクリックします。
Step3: 「バックアップ」を選択し、「今すぐバックアップをとる」をクリックします。
対処法4:ベータ版ファイルが原因?残留データを削除する
iPadOSのベータプログラムに参加していると、正式なアップデートができない場合があります。この問題を解決するために、ベータ版のアップデートファイルを削除しましょう:
Step1: iPadのホーム画面から設定アプリを起動します。
Step2: 「一般」→「iPadストレージ」と進みます。
Step3: リスト内で「iOS Update」や「ソフトウェアアップデート」というファイルを探します。
Step4: ファイルをタップして「削除」を選択します。
Step5: ファイルを削除した後、「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」と進み、再度アップデートを試みます。

対処法5:PC/Macを使ってアップデートする
もし、上記の対処法でiPadアップデートできない問題を改善できないなら、PC/Macを使ってアップデートを実行しましょう。具体的な操作手順は、Part2にご紹介しました。
対処法6:専門ツール「Tenorshare ReiBoot」で不具合を修復する
iPadのアップデートできない問題を簡単に修復したいなら、iOSシステム修復する専門ソフトの利用も可能です。ReiBootはリンゴループ、リカバリモードやブラックアウトなど150以上のiOS/iPadOS/tvOSシステム故障を修復できる専門ソフトで、iPad/iPhoneがアップデートできないまたは脱獄せずにiOSをダウングレードする問題にも対応できます。
iOSデバイスをリカバリーモードに入れることができます。
iOSデバイスの不具合を修復することができます。たとえば、起動しなくなったり、フリーズしたり、アプリが落ちたりするなどの問題がある場合に、ReiBoot for iOSを使用することで解決することができます。
iOSデバイスのシステムのアップデートが失敗した場合でも、復元できます。アップデート中にエラーが発生した場合に、ReiBoot for iOSを使用してiOSデバイスを復元することができます。
ReiBootがおすすめなポイント
-
パソコンでReiBootを起動し、iPhoneを接続します。ホーム画面が表示されるので、「iOSアップデート/ダウングレード」をクリックします。
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「アップデート」を選択した状態で「アップデート」ボタンをクリックします。
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接続したiPhoneモデルに応じて適切なファームウェアを検出します。ファームウェアバージョンと保存先をチェックして「ダウンロード」をクリックしてください。ダウンロードには数分かかります。
-
ダウンロードが完了すると下の画面になります。「アップデート開始」をクリックしてアップデートによるカメラ不具合を修復しましょう。
iPadがアップデートできない時の対処法のビデオガイド:
【Q&A】iPadソフトウェアアップデートのよくある質問
質問1:古いiPadのアップデートの仕方は?
iPadを電源に接続し、インターネットに接続します。「設定」>「一般」の順に選択し、「ソフトウェアアップデート」をタップしてください。
質問2:iPadのアップデートができなくなったらどうすればいいですか?
それでも最新バージョンの iOS または iPadOS をインストールできない場合は、アップデートを再度ダウンロードしてみてください。 [設定] > [一般] > [デバイス名] ストレージを選択します。 アプリのリストでアップデートを探す。
質問3:容量があるのに、iPadをアップデートできないのはなぜですか?
iPadをアップデートできない場合、原因としてはソフトウェアの不具合、不安定なネットワーク接続、Appleサーバーの問題、または古いモデルやサポート対象外のiOSバージョンである可能性が考えられます。問題を特定し、再起動やインターネット接続の確認、時間をおいて再試行することで解決することができます。
まとめ
この記事では、iPadをアップデートできない場合の原因と対処法を紹介しました。本記事で紹介したiPadを再起動やインターネット利用環境を確保などの方法を試してみてください。それでも問題が解消しない場合は、ReiBootを使って簡単に修復することができるのでぜひ使ってみてください。
iPadOS18.4にアップデートできない時の確実な対処法|ネット接続/容量不足/エラー別対応
最終更新日2025-04-03 / カテゴリiOS不具合修復
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