iPadのセキュリティロックアウトを解除する方法
iPadを使用する際に、パスコードの入力を忘れてしまい、セキュリティロックアウトが発生した場合には、セキュリティロックアウトの解除方法を知っておくことが重要です。解除方法を知っていれば、急ぎの用事がある場合でもすぐにiPadを使用することができます。本記事では、iPadにセキュリティロックアウトが発生した場合の解除方法を紹介します。
なぜiPadがセキュリティロックアウトになりましたか?
iPadにおけるセキュリティロックアウトの原因は、パスコードの入力ミスです。5回以上入力ミスをすると、セキュリティロックアウトが発生し、一定時間iPadが使用できなくなります。また、パスコードを入力できる回数には上限があり、11回目の入力ミスでiPadは使用不可能になります。この場合、セキュリティロックアウトを解除するまでiPadを使用することはできません。
iPadをセキュリティロックアウトから解除する方法を解説する
次に、iPadのセキュリティロックアウトを解除する方法について見ていきましょう。iPadのセキュリティロックアウトを解除するには、iPadを初期化する必要があります。ただし、バックアップデータがある場合は、データの復旧が可能です。
方法1、専門的なiPadロック解除ツールを使って、パスコードを解除する
iPadパスコードを忘れた後、iPad が自動的に初期化に入る前に、何度も間違ったパスワードを入力する必要があります。 これは非常に時間がかかり、6 回または 11 回の試行錯誤が必要です。
iPadがセキュリティロックアウトになる前に、Tenorshare 4uKeyを利用すると、iPadをパスコードロックから簡単に解除できます。Tenorshare 4uKeyは、専門的なロック解除ツールとして、3つのステップでiPadパスコードを削除して再設定できます。
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4uKeyをPC/Macにダウンロードて起動し、「画面ロックを解除」項目の下にある「解除開始」をクリックします。
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iPadをPC/Macに接続して、認識されたら、「開始」ボタンをクリックします。
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パスコード解除用のソフトウェアがダウンロードされたら、[解除開始]をもう一度クリックします。しばらくすると、iPadのパスコードが解除されます。
方法2、セキュリティロックアウト画面でiPadを初期化する
iPadの設定によってはセキュリティロックアウト画面からiPadを初期化できます。iPadパスコードを5回連続間違えると、セキュリティロックアウト画面になります。
Step1: セキュリティロックアウト画面の下にある「iPadを消去」をタブします。
Step2: 画面に「すべてのコンテンツと設定を消去」が表示されるので、「キャンセル」ボタンをタブして、15分後もう一度iPadパスコードを入力するか、「iPadを消去」ボタンをタブして、「Apple IDからサインアウト」という画面に入ります。
Step3: 「iPadを消去」を選択すると、このiPadに関連するApple IDのパスワードを入力して、iPadの初期化を実行します。
Step4: iPad解除も正しいパスコードもPCも不要で初期化が実行できますが、iPad中のデータは全て消去されます。
方法3、iPadをリカバリーモードにして、復元する
iPadを強制的に初期化する際に利用できるリカバリーモードを起動してiPadを復元し、iPadは使用できませんと表示される状態から回復する方法です。
Step1: パソコンでiTunesを起動します。
Step2: ホームボタンがあるiPadの場合、iPadの電源が切れた状態でホームボタンを押しながらパソコンに接続します。リカバリーモードが起動するまでホームボタンは押したままにします。
Step3: ホームボタン無しの場合、リカバリーモードが起動するまでトップボタンと音量上または下ボタンを同時に長押しします。
Step4: iTunesの画面にメッセージが表示されたら「復元」を選択します。
Step5: 「お使いのiPadを工場出荷時の設定に戻してもよろしいですか?」メッセージが表示されたら、もう一度「復元とアップデート」を選択します。これにより、iPadがすぐに初期化され、パスコードロックも消去されます。
方法4、「探す」でiPadのパスコードロックを消去法する
iPadの「探す」を有効にしている場合は、「探す」を使ってiPadのパスコードロックを消去できます。
Step1: 他のデバイスやパソコンからiCloudにサインインし、「探す」を開きます。
Step2: 「すべてのデバイス」をクリックしてiPadを選択します。
Step3: 「iPadを消去」からパスコードロックの消去を開始します。
セキュリティロックアウトされた後、iPadデータを復元する方法
セキュリティロックアウトされた後にiPadを初期化するとセキュリティロックアウトの解除とともにデータも消えてしまいますが、iTunesまたはiCloudのバックアップデータがあればデータの復旧が可能です。
方法1、iTunesからiPadデータを復元する
iTunesを使ってiPadデータのバックアップを作成していた場合はiPadの初期化完了後にiTunesからデータの復旧が可能です。iTunesからiPadを初期化すると、続けて初期化後にバックアップデータを復旧できますので便利です。iTunes以外から初期化してセキュリティロックアウトを解除したiPadにバックアップデータを復旧する方法は次をご参照ください。
Step1: iTunesを起動したパソコンにiPadを接続します。
Step2: スマホアイコンを押して「概要」を開きます。
Step3: 「バックアップを復元」を選択します。
Step4: 復元するバックアップを選び、「復元」をクリックします。
Step5: バックアップデータを暗号化している場合は暗号化した際に設定したパスワードを入力します。
Step6: バックアップデータの復旧が完了するまで待ちましょう。
方法2、iCloudからiPadバックアップを復元する
iCloudからiPadのバックアップを取っている場合はiPadの初期化後に次の方法でデータを復旧します。iCloudからのバックアップ復元はパソコンを使うことなくiPadのみで可能です。
Step1: 初期化が完了したiPadを起動します。
Step2: こんにちはと表示される画面から先に進み初期設定を開始します。
Step3: Appとデータの画面になったら「iCloudバックアップから復元」を選択します。
Step4: Apple IDを使ってiCloudにサインインします。
Step5: 適切なバックアップを確認してデータの復旧を始めましょう。
まとめ
iPadのセキュリティロックアウトが解除されるまでの時間が待てない場合、またはiPadが完全に使用できなくなっている場合は、ロックを解除する必要があります。そのような場合には、4uKeyを使用してiPadのパスコードを解除することをお勧めします。iPadを初期化する必要がある場合、バックアップデータがあればデータの復旧が可能です。
- iPhone/iPadのロック画面からからパスコード/Touch ID/Face IDを簡単に解除
- スクリーンタイム・パスコード・Apple ID・MDMプロファイルを速やかに削除可能
- パスワードなしでiPhone・iPad・iPodからApple IDのロックを削除可能
- データを失わずにApple IDからサインアウト/Apple IDを削除可能
- パスワード/Apple ID/以前の所有者なしでiCloudアクティベーションロックを削除
- iOS 18/iPadOS 18やiPhone 16に対応
iPadのセキュリティロックアウトを解除する方法
最終更新日2023-07-27 / カテゴリiPhoneパスコード解除
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