iPhoneの6桁パスコードがわからない?解除方法と対処法
iPhoneのパスコードが6桁に変わったことをご存じでしょうか。以前は4桁のパスコードが普通でしたが、最近では6桁のものが増えてきています。普段は指紋認証や顔認証で解除していたけれど、ふと6桁のパスワードを求められたときに思い出せない。4桁なら思い当たるのに、6桁だとわからない。そんなときはどうしたらいいでしょうか。今回はiPhoneの6桁のパスコードがわからないときの対処法を紹介します。
Part1:iPhoneの6桁のパスコードの解除方法
iPhoneのロック画面の解除方法には、TouchIDを使ったもの、FaceIDを使ったもの、4桁/6桁のパスコードを使ったものがあります。
方法1:Touch IDを使った解除方法
指紋認証のTouchIDが搭載されているiPhone SE、iPhone 8、iPhone 8 Plusであれば、指紋を端末に触れさせることで、ロック画面を解除することができます。
方法2:Face IDを使った解除方法
iPhone X以降の多くの端末では、Face IDが対応しています。ロック画面の時点でインカメラに顔を向けることで、ロック画面を解除することができます。
方法3:パスコードを使った解除方法
TouchIDやFaceIDが使えないときや、TouchIDやFaceIDを設定していないときは、4桁/6桁のパスワードを入力する画面になります。その画面で4桁/6桁の数字を入力すると、ロック画面を解除できます。通常、パスワードを6回入力間違えると、iPhoneがロックされ、しばらく使えなくなります。設定によっては10回入力を間違えると、中身が消去される場合もあります。
Part2:iPhoneの6桁パスコードを忘れたときの対処法
では、TouchIDもFaceIDも使えず、6桁のパスコードもわからない場合、どうすればいいでしょうか。間違ったパスコードを繰り返し入力してしまうと、iPhoneのロック時間が延長されるだけでなく、中身が消去されることもあります。
対処法1:iPhoneを再起動する
合っているはずのパスコードが通らない、または設定した覚えがない場合は、再起動することで解決することがあります。iPhoneの再起動方法はモデルによって異なりますが、最近のiPhoneでの基本的な手順を以下にまとめました。
【iPhone再起動手順】
- 音量大ボタンと電源ボタンを同時に長押しし、「電源をオフにする」スライダーが表示されるまで待ちます。
- スライダーを動かして電源を切り、その後、電源ボタンを長押しして再起動します。
iPhone 8以降のモデル(iPhone X、iPhone 11、iPhone 12、iPhone 13など)
- 音量大ボタンを一度押す。
- 次に、音量小ボタンを一度押す。
- 最後に、電源ボタンをリンゴマークが表示されるまで長押しして強制再起動します。
iPhone強制再起動の方法
再起動後、再度パスコードを試してみてください。システムの一時的な不具合や認証エラーが解消され、正しいパスコードで解除できる場合があります。
対処法2:iCloudでiPhoneのパスコードを解除する
iPhoneのパスコードを忘れた場合、iCloudの「iPhoneを探す」機能を使って、パスコードを解除することができます。この方法では、デバイスのデータを消去して初期化した後、iCloudからバックアップを復元して元の状態に戻すことが可能です。
Step1: 「iCloud.com」にアクセスし、Apple IDでサインインします。
Step2: 「探す」を選択し、パスワードを忘れたiPhoneを選びます。
Step3: 画面の中の「このデバイスを消去」を選択してデバイスを初期化します。
Step4: iPhoneが初期化された後、「iPhoneの設定画面」が表示されます。
Step5: 初期設定を進め、「iCloudバックアップから復元」を選択し、以前のバックアップを選んで復元します。
注意点
- この方法を使用するには、「iPhoneを探す」が有効になっていることが条件です。
- iCloudバックアップがない場合はデータを元に戻せないため、事前にバックアップの有無を確認してください。
iCloudを使えば、データを失わずに6桁パスコードを解除できるので、特に重要なデータを保持したい方にはおすすめの方法です。
対処法3:iTunesでiPhoneを初期化する
iTunesを利用している場合、バックアップが残っていれば、そのデータを使ってiPhoneを初期化することができます。この方法では、デバイスのすべてのデータが消去されますが、バックアップからデータを復元することが可能です。
Step1: PCまたはMacにiTunesをインストールし、起動します。
Step2: USBケーブルを使って、iPhoneをPCに接続します。
Step3: iTunesの画面上部にあるデバイスアイコンをクリックし、接続したiPhoneを選びます。
Step4: 「概要」タブの中にある「iPhoneを復元」ボタンをクリックします。確認メッセージが表示されるので、「復元」を選択します。これにより、iPhoneが初期化されます。
Step5: 初期化後、iPhoneの設定画面で「バックアップから復元」を選び、iTunesバックアップを選択してデータを復元します。
注意点
- この方法では、バックアップがない場合はデータが失われるため、事前にバックアップの確認を行ってください。
- 初期化が完了したら、必要に応じてアプリや設定を再度行う必要があります。
iTunesを使うことで、手軽にiPhoneを初期化し、データを復元できるため、バックアップがある方には非常に便利な方法です。
対処法4:リカバリモードでiPhoneのパスコードを解除する
iCloudやiTunesを使用できない場合でも、iPhoneをリカバリモードにすることでパスコードを解除することができます。リカバリモードに入れると、iPhoneを初期設定に戻し、パスコードの解除が可能になります。ただし、この方法ではデータは戻りませんので注意が必要です。
Step1: 電源ボタンを長押ししてスライダーを動かし、電源を切ります。
Step2: iPhoneのモデルに応じて、以下の方法でリカバリモードに入ります。画面に「iTunesに接続」または「コンピュータに接続」というメッセージが表示されるまでボタンを押し続けます。
- iPhone 8以降: 音量大ボタンを一度押し、次に音量小ボタンを一度押し、最後に電源ボタンを長押しします。リンゴマークが表示された後もボタンを押し続け、リカバリーモード画面が表示されるまで押し続けます。
- iPhone 7/7 Plus: 音量下ボタンと電源ボタンを同時に押し、リカバリーモード画面が表示されるまで押し続けます。
- iPhone 6s以前: ホームボタンと電源ボタンを同時に押し、リカバリーモード画面が表示されるまで押し続けます。
Step3: リカバリモードに入ったら、iTunesまたはFinderで「復元」を選択します。これにより、iPhoneが工場出荷時の状態にリセットされます。
Step4: 復元が完了したら、iPhoneを初期設定します。この際、データが消去されているため、バックアップから復元するオプションが表示されます。
注意点
- リカバリモードで初期化すると、iPhone内のすべてのデータが消去されます。重要なデータがある場合は、事前にバックアップを取っておくことが重要です。
- リカバリモードから復元する際、Apple IDやiCloudアカウントの情報を再度入力する必要があります。
この手順は、iPhoneを使えるようにするための最終手段として利用でき、パスコードを解除する効果的な方法となります。
対処法5:Tenorshare 4uKeyでiPhoneの6桁パスコードを解除する
Tenorshare 4uKeyは、iPhoneのパスコードを簡単に解除できる便利なツールです。この手順を使えば、6桁のパスコードを忘れた場合でも、スムーズにデバイスにアクセスできるようになります。以下の手順に従って、iPhoneの6桁パスコードを解除しましょう。
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4uKeyをインストールしたら「画面ロックを解除」の下にある「解除開始」をクリックしますそして、iPhoneをパソコンに接続します。端末がソフトに認識されると、「解除」のボタンが表示されるので、選択します。
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その後、パスコード解除に必要なファームウェアのダウンロードが行われ、解除の作業が始まります。数分間かかりますので、端末との接続を解除しないように気を付けてください。
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パスコードの解除に成功すると、画面が切り替わります。その後、iTunesやiCloudのバックアップで元に戻してください。
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Part3:iPhoneの6桁パスコードを忘れないための予防策
iPhoneの6桁パスコードを忘れると、デバイスへのアクセスができなくなり、重要なデータを失う危険があります。ここでは、パスコードを忘れないための効果的な予防策をいくつか紹介します。
予防策1:パスコードヒントを設定する方法
パスコードを2回間違えた時に、パスワードを思い出すヒントを出してくれる機能はあるのでしょうか。iPhoneではメモアプリでパスワードを設定することができ、そのパスワードを設定するときにパスワードヒントを出すことができますが、画面ロックのパスワードに関して、ヒントはでてきません。
予防策2:Touch ID/Face IDを使う方法
TouchIDやFaceIDを設定すると、パスコードを入力する機会が減ります。しかし、端末を再起動したときや、手が汚れている、マスクやサングラスをつけているといったときはパスコードの入力が必要です。TouchIDやFaceIDを設定しているからといって、パスコードを忘れても大丈夫だということにはなりません。
予防策3:パスコードを定期的に変更する方法
パスコードを定期的に変更することで、記憶に残し、忘れないようにするということもできます。パスワードの変更方法は、「設定」→「ユーザー名」→「パスワードとセキュリティ」を選択し、「パスワードの変更」を選択します。現在のパスワードを入力した後、新しいパスワードを2回入力して変更します。
予防策4:定期的にバックアップを取る
iPhoneのデータを定期的にバックアップしておくことで、万が一パスコードを忘れてもデータを復元できる可能性があります。iCloudやiTunesを利用してバックアップを行いましょう。
これらの予防策を取り入れることで、iPhoneの6桁パスコードを忘れるリスクを減らすことができます。自分に合った方法を見つけて、安心してデバイスを使用しましょう。
Part4:iPhoneの6桁パスコードに関するよくある質問
Q1.iPhoneのパスコードは6桁の数字ですか?
はい、iPhoneのパスコードは通常6桁の数字です。Appleはセキュリティを強化するために、iPhoneのデフォルトのパスコードを4桁から6桁に変更しました。この6桁のパスコードは、デバイスのロックを解除したり、特定の設定にアクセスしたりするために使用されます。また、ユーザーは必要に応じて、パスコードを設定する際に4桁のものや、アルファベットや記号を含むより複雑なパスコードに変更することも可能です。
Q2.iPhoneのパスコードは何回まで間違えられますか?
iPhoneのパスコードは、通常、最大10回まで間違えることができます。10回目の入力で間違えると、デバイスはロックされ、一定の時間(最初は1分、次は5分、10分など)待たなければなりません。これを繰り返すと、最終的に「iPhoneは使用できません」と表示され、デバイスが完全にロックされることになります。
まとめ
iPhoneのパスコードは6桁になり、4桁の時代と比べると覚えるのが難しくなりました。普段からバックアップを行っていても、パスコードを忘れた場合は復旧手順が大変です。特にiPhoneの6桁パスコードがわからないとなると、焦りがちですが、忘れないように注意しましょう。
もしパスコードがわからなくなった場合、端末の復元が必要ですが、Tenorshare 4uKeyを使用すれば、簡単に復元できます。このツールを使うことで、煩わしい手順を踏まずに素早く解決できるので、ぜひ活用してください。
- iPhone/iPadのロック画面からからパスコード/Touch ID/Face IDを簡単に解除
- スクリーンタイム・パスコード・Apple ID・MDMプロファイルを速やかに削除可能
- パスワードなしでiPhone・iPad・iPodからApple IDのロックを削除可能
- データを失わずにApple IDからサインアウト/Apple IDを削除可能
- パスワード/Apple ID/以前の所有者なしでiCloudアクティベーションロックを削除
- iOS 18/iPadOS 18やiPhone 16に対応
iPhoneの6桁パスコードがわからない?解除方法と対処法
最終更新日2024-10-09 / カテゴリiPhoneパスコード解除
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