iPhoneでマスク着用時のFace ID(顔認証)設定と解除方法

iPhoneでマスクをしたまま顔認証できる「マスク着用時Face ID」を利用するとマスクを外す必要が無くなるため外出先でもストレスなくFace IDが使えて便利です。iPhoneのロック解除やiTunes・App Storeでの購入などFace IDなら一瞬で終わるので、わざわざパスコードなどを入力するのは大変ですよね。

この記事では、iPhoneでマスクを着けたままFace ID(顔認証)の設定と解除方法をご紹介します。「マスク着用時Face ID」をまだ利用していない方は必見です。

1、マスク着用時に顔認証(Face ID)に対応しているiPhoneの機種

マスク着用の顔認証はFace IDに対応するすべての機種で使えるわけではありません。iPhone 12以降は「マスク着用時Face ID」をサポートしていますが、iOSバージョンがiOS15.4以降の必要があります。iPhone 12以降なのに「マスク着用時Face ID」の項目が見つからない場合はiOSバージョンをチェックしてみましょう。

「マスク着用時Face ID」の対応機種

  • iPhone 16 シリーズ(iPhone 16, 16 Pro, 16 Pro Max)
  • iPhone 15 シリーズ(iPhone 15, 15 Plus, 15 Pro, 15 Pro Max)
  • iPhone 14 シリーズ(iPhone 14, 14 Plus, 14 Pro, 14 Pro Max)
  • iPhone 13 シリーズ(iPhone 13, 13 mini, 13 Pro, 13 Pro Max)
  • iPhone 12 シリーズ(iPhone 12, 12 mini, 12 Pro, 12 Pro Max)
マスク着用時に顔認証(Face ID)に対応しているiPhoneの機種

注意:

残念なことにiPhone Xシリーズ、iPhone 11シリーズはマスクを着けたままの顔認証には対応していません。

2、iPhoneの「Face ID」でマスク顔認証を設定する方法

「Face ID」でマスク認証をする場合はあらかじめ設定する必要があります。ここでは、iPhoneの「Face ID」でマスク顔認証するやり方を見ていきましょう。マスクは不要ですが、「マスク着用時にFace IDを使用する」を選択してから顔をスキャンする必要があります。

  • Step1: 「設定」>「Face IDとパスコード」とタップします。

  • Step2: iPhoneパスコードを入力します。

  • Step3: Face ID既に設定しているなら、「マスク着用時Face ID」をオンにします。

  • Step4: 「マスク着用時にFace IDを使用する」を選択します。

  • Step5: 「開始」をタップするとスキャンが始まりますので、自分の顔を円の中に映しながら、ゆっくり頭を動かして円を描きます。

  • Step6: セットアップされましたと表示されたら「完了」をタップします。

    iphone マスク 顔認証

追加情報:

※メガネをかけたまま顔をスキャンした場合は1回目のスキャンの後、メガネを外した状態で2回目のスキャンをするよう求められます。複数のメガネを使用している方は「メガネを追加」から他のメガネの登録も必要です。

3、メガネをかけてiPhoneの顔認証を使用する方法

「マスク着用時Face ID」はマスクで覆われている顔の部分が認識できないため、目の周りの認識に重点を置いて認証します。そのため、メガネを使用している場合はメガネの登録が必要です。現在、「マスク着用時Face ID」はサングラスには対応していません。

  • Step1: 「設定」>「Face IDとパスコード」とタップします。

  • Step2: 使っているiPhoneパスコードを入力します。

  • Step3: 「メガネを追加」をタップします。

  • Step4: 「続ける」を選択します。

  • Step5: メガネをかけている顔をスキャンします。

    iphone メガネ 顔認証

Tips:

※メガネはメガネごとに登録が必要です。複数のメガネを使っている場合はそれぞれのメガネをかけている顔をスキャンしましょう。

4、iPhoneでマスクなどの顔認証(Face ID)を停止する方法

iPhoneのFace IDをマスク着用時だけやめる場合は「設定」にある「Face IDとパスコード」から「マスク着用時Face ID」の設定をオフにするだけで問題ありません。しかし、iPhoneでFace IDの使用自体をやめたい時はFace IDをリセットする必要があります。

  • Step1: 「設定」>「Face IDとパスコード」とタップします。

  • Step2: パスコードを入力します。

  • Step3: 「Face IDをリセット」をタップします。

  • Step4: 「Face IDをリセット」の項目が「Face IDをセットアップ」に変更されます。

  • ※Face IDを再開する場合は「Face IDをセットアップ」から設定を始めます。

    Face ID リセット

5、パスコードなし、Face IDでも使わずにiPhoneのロックを解除するやり方

iPhoneでFace IDを使っていてもiPhoneを再起動したり、顔の認証に失敗したりするとパスコードの入力が必要になります。iPhoneで設定したパスコードを忘れてしまった場合、どうしたらいいでしょうか。Tenorshare 4uKeyを利用してパスコードなし、顔認証なしでiPhoneロックを解除できます。

  • Tenorshare 4uKeyをパソコンにインストールして起動します。メニュー画面が表示されるので「解除開始」をクリックして、画面ロックの解除を始めます。

    画面ロック解除
  • iPhoneをUSBケーブルを使ってパソコンに接続します。デバイスが認識されると表示される「開始」ボタンをクリックして次に進みます。

    iPhoneをパソコンに接続
  • iOSファームウェアのダウンロードが完了したら「解除開始」を押してiPhone画面ロックを解除します。

    iPhone パスコードを解除

関連記事: マスク着用時、顔認証でiPhoneのロックを解除できない場合の対処方法

6、「マスク着用時Face ID」を利用する際の注意点

「マスク着用時Face ID」を利用する際の注意点は以下の通りです:

  • 1. マスクの種類: マスクの形状や素材によって認識精度が異なるため、顔全体が見えるようにフィットするマスクを使用することが推奨されます。

  • 2. 眼鏡やサングラス: マスクに加えて眼鏡やサングラスを着用している場合、Face IDの認識に影響を与えることがあります。特にサングラスは注意が必要です。

  • 3. 設定の確認: マスク着用時のFace IDを利用するには、設定で「マスク着用時のFace ID」を有効にする必要があります。設定が正しく行われているか確認しましょう。

  • 4. 光の条件: 照明が不十分な場所では認識が難しくなることがあります。十分な明るさのある場所で使用することが望ましいです。

  • 5. マスクの位置: マスクが顔の上部にずれていると、Face IDが正常に機能しない場合があります。マスクの位置を整えてから認証を試みてください。

これらの注意点を考慮することで、マスク着用時のFace IDの利用がよりスムーズになります。

まとめ

iPhoneでマスクをつけたままFace ID(顔認証)を設定する方法と解除のやり方をご紹介しました。事前にiPhoneで「マスク着用時Face ID」の設定を済ませる必要があり、同機能はiPhone 12以降でiOSバージョンiOS15.4から利用できます。顔認証を使っていてもiPhoneの再起動後や顔認証に失敗した際など一定の条件下ではパスコード入力を求められるケースがありますが、パスコードを忘れた場合は画面に使い方ガイドが表示されて使いやすいTenorshare 4uKeyから簡単にiPhoneの画面ロックを解除できます。

数ステップでiPhone16のロックを削除

iPhoneでマスク着用時のFace ID(顔認証)設定と解除方法