iPhone/iPadでスクリーンタイムが制限できない時の対処法

最新のiOS 18システムをアップデートした後、スクリーンタイムが機能しないことに気づくでしょう。 「スクリーンタイムが7日間使えない状態が続いています」というエラーメッセージを見たことがありますか?この記事では、スクリーンタイムがおかしくなる場合の対処法を紹介します。

iPhone/iPadには「スクリーンタイム」という便利な機能が搭載されており、デバイスの使用を制限することができます。設定した時間を超えてアプリを使えなくしたり、特定の時間帯にデバイスの使用を制限するなど、細かい設定が可能です。しかし、スクリーンタイムでLINEなど特定のアプリが制限できなくなる場合もあり、その場合には戸惑うことがあります。本記事では、iPhone/iPadをスクリーンタイムで制限できない時の対処法をお届けします。

スクリーンタイム・パスコードを忘れた場合、4uKeyを使ってスクリーンタイムを解除し、データを保持したまま再設定できます。

Part1:スクリーンタイムでアプリ使用時間を制限する方法

iPhone/iPadでスクリーンタイムを使ってLINEなどのアプリの使用時間を制限する方法は以下の通りです:

  • 設定を開く
    iPhoneの「設定」アプリを開きます。

  • スクリーンタイムを選択
    「スクリーンタイム」をタップします。

    スクリーンタイムを選択
  • アプリ制限を設定
    「アプリとWebサイトのアクティビティ」をタップします。

    アプリ制限を設定

    「アプリとアプリとWebサイトのアクティビティをオンにする」をクリックします。

    アプリとアプリとWebサイトのアクティビティをオンにする

    「アプリ使用時間の制限」を選択し、「制限を追加」をタップします。

    アプリ使用時間の制限
  • カテゴリを選ぶ
    制限をかけたいアプリのカテゴリを選びます。特定のアプリを選びたい場合は、「すべてのアプリとカテゴリ」を選び、個別に設定することもできます。

    制限したいカテゴリを選ぶ
  • 制限時間を設定
    使用時間の制限を設定します。時間は「分」単位で指定できます。

  • 制限を追加
    「追加」をタップして設定を保存します。

    制限時間を設定/追加

これで、指定したアプリの使用時間を制限することができます。制限時間を超えると、そのアプリを開くことができなくなります。

関連記事: 【自分用・子供用】iPhone スクリーンタイムを設定・変更する

Part2:iPhone/iPadをスクリーンタイムで制限できない原因

iPhoneやiPadでスクリーンタイムの制限が効かない原因はいくつか考えられます。

1. スクリーンタイムが無効になっている:

スクリーンタイムが「設定」で有効になっているか確認します。無効になっていると、制限が適用されません。

2. 制限の設定ミス:

制限を設定する際に、正しいアプリやカテゴリを選んでいない場合があります。再度設定内容を確認してみてください。

3. パスコードの設定ミス:

スクリーンタイムのパスコードが正しく設定されていない、または忘れてしまっている可能性があります。パスコードを再設定する必要があります。

4. iOSのバージョンの不具合:

iOSのバージョンによっては、バグや不具合が原因で制限が正しく適用されないことがあります。iOSを最新バージョンにアップデートすることで解決する場合があります。

5. 設定の同期の問題:

iCloudで複数のデバイスを使用している場合、設定が同期されていないことがあります。全てのデバイスでスクリーンタイム設定が正しく反映されているか確認してください。

6. アプリのバージョン:

アプリ自体が最新バージョンでない場合、制限が適用されないことがあります。アプリのアップデートを確認してみてください。

これらの点を確認しても問題が解決しない場合は、Appleサポートに問い合わせるとよいでしょう。

Part3:iPhone/iPadをスクリーンタイムで制限できない時の対処法

対処法1:「使用制限終了時にブロック」を有効しているかを確認

スクリーンタイムでApp使用時間が制限できない場合、「使用制限終了時にブロック」を有効にしているか確認してみましょう。「使用制限終了時にブロック」を有効にしていないとAppの使用時間を超えても制限がかからずAppは使用できる状態が続きます。

  • Step1: 設定からスクリーンタイムをタップします。

  • Step2: LineなどのApp使用時間の制限から使用制限終了時にブロックが有効であるか確認します。

    使用制限終了時にブロック

対処法2:「常に許可」をチェックする

iPhoneのスクリーンタイムでLINEなど特定のアプリを常に許可の状態にすると設定した休止時間などに関係なく使えるようになり制限できないと感じる場合があります。

  • Step1: 設定からスクリーンタイムをタップし常に許可を開きます。

  • Step2: 常に許可されたAppを確認します。

    「常に許可」をチェック

対処法3:スクリーンタイムパスコードを再設定する

スクリーンタイム・パスコードの設定に問題があると正常にスクリーンタイムが機能せず制限できないケースが発生する可能性があります。スクリーンタイム・パスコードを再設定して改善されないか試してみましょう。

  • Step1: 設定からスクリーンタイムを選択します。

  • Step2: スクリーンタイム・パスコードを変更をタップします。

  • Step3: 設定済みのスクリーンタイム・パスコードを入力します。

  • Step4: 新しく設定するスクリーンタイム・パスコードを入力します。

  • Step5: Apple IDを入力してOKをタップします。

    スクリーンタイムパスコードを再設定

対処法4:ファミリー共有のユーザーを再登録する

スクリーンタイムのファミリー共有という特定の条件下でのみ制限できない場合は、ファミリー共有のユーザー情報を再登録すると改善される可能性があります。

  • Step1: 設定からユーザー名をタップしてファミリー共有を選択します。

  • Step2: スクリーンタイムの制限できないiOSデバイスを選びます。

  • Step3: 削除を押します。

  • Step4: ファミリーメンバーを追加から再度ユーザー情報を登録します。

    ァミリー共有のユーザーを再登録

対処法5:iPhone・iPadを再起動する

iOSデバイスに生じている不具合によってスクリーンタイムの制限ができない場合があります。iPhone/iPadを再起動して改善されないか試してみましょう。再起動方法はお使いの機種によって違います。

iPhoneX以降

サイドボタンと片方の音量調節ボタンを同時に長押しして、表示された電源オフスライダーをドラッグします。電源が切れたらサイドボタンを長押しして起動します。

iPhoneX以降を再起動

iPhone8以前

サイドボタンを長押しして、表示された電源オフスライダーをドラッグします。電源が切れたらサイドボタンを長押しして起動します。

iPhone8以前を再起動

iPad(ホームボタン非搭載)

サイドボタンと片方の音量調節ボタンを同時に長押しして、表示された電源オフスライダーをドラッグします。電源が切れたらサイドボタンを長押しして起動します。

ホームボタン非搭載のiPadを再起動

iPad(ホームボタン搭載)

トップボタンを長押しして、表示された電源オフスライダーをドラッグします。電源が切れたらトップボタンを長押しして起動します。

ホームボタン搭載のiPadを再起動

対処法6:最新バージョンにアップデートする

iOSのバージョンが古いとスクリーンタイムで制限できないケースが生じる恐れがありますので、iOS14/15をお使いであっても念のため最新バージョンにアップデートしておきましょう。

  • Step1: 設定から一般を開いてソフトウェア・アップデートを選択します。

  • Step2: ダウンロードしてインストールをタップします。

    最新バージョンにアップデート

対処法7:スクリーンタイムを再設定する

スクリーンタイムに一時的な不具合が生じている場合は、スクリーンタイムを再設定すると改善されます。

  • Step1: 設定からスクリーンタイムを開き、スクリーンタイムをオフにするをタップします。

  • Step2: スクリーンタイムをオフにするに変更します。

  • Step3: 画面の指示に従って設定を完了します。

    スクリーンタイムをオフ

補足:スクリーンタイムを解除・再設定できない時の対処法:Tenorshare 4uKey

スクリーンタイムを解除・再設定する場合、スクリーンタイム・パスコードを使用しているなら入力が必須です。もし、スクリーンタイム・パスコードを忘れた時はTenorshare 4uKeyを使って簡単にリセット可能です。

Tenorshare 4uKeyはわかりやすいアイコンとシンプルな操作を特徴とする非常に使いやすいツールで、専門知識は一切必要ありません。iOSデバイスのデータを失うことなくスクリーンタイム・パスコードだけを解除できる強力なツールです。

  • Tenorshare 4uKeyをダウンロードして、立ち上げます。

  • iOSデバイスをパソコンに接続して、「スクリーンタイム・パスコードを解除」をクリックします。

    注意:
    スクリーンタイムの解除を開始する前に、「iPhoneを探す」をオフにする必要があります。

    4uKeyを起動
  • 「解除開始」を押しすると、スクリーンタイム・パスワードをすぐに削除できます。非常に簡単です。

    スクリーンタイムを解除開始

関連記事: iPhoneスクリーンタイムを使ってないのに使用時間が増える時の直し方

まとめ

iPhone/iPadのスクリーンタイムでLINEなど特定のアプリの使用時間やデバイスの休止時間を制限できない場合、複数の原因が考えられます。焦らず1つずつ対処法を試してみましょう。スクリーンタイム・パスコードを忘れて制限の解除ができない場合はiOS18もサポートするTenorshare 4uKeyを使うと簡単に解決できます。

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