スマホを使っていると「勝手にアプリがインストールされる」「気づいたらアイコンが増えていた」といった経験をする人が増えています。これは単なる設定ミスではなく、不正アプリやシステムの不具合が原因となっていることもあります。
本記事では、Android・iPhoneの両方で勝手にアプリがインストールされる原因とその対処法を詳しく解説します。
Part1.スマホに勝手にアプリがインストールされる原因は?
原因1:不正アプリ・マルウェアによるインストール
不正なアプリがシステムの隙を突いて、勝手に他のアプリを導入するケースがあります。特に無料ゲームやツールを装ったマルウェアには注意が必要です。インストール後に広告を大量に表示したり、個人情報を抜き取ったりすることもあります。
原因2:非公式アプリストア・提供元不明のアプリの利用
Google Play ストア以外からのアプリインストールは危険です。非公式ストアには検証されていないアプリが多く、不正コードが仕込まれている場合があります。iPhoneでも脱獄などによる非公式ストアの利用はリスクが非常に高いです。
原因3:自動更新・自動インストール設定が有効
PlayストアやApp Storeには「自動更新」「自動ダウンロード」の設定があります。これが有効になっていると、知らないうちに新しいアプリや関連アプリが追加されることがあります。
原因4:広告・ポップアップ経由の誤操作や誘導
ブラウザで表示される広告や「今すぐインストール」などのポップアップに誤って触れると、アプリが自動的にダウンロードされるケースがあります。特に無料アプリやゲームサイトではこの手法が多く見られます。
原因5:キャリア・メーカー提供サービス
一部のキャリアやメーカーでは、初期設定やアップデート時に自社サービスのアプリを自動でインストールすることがあります。不要であれば無効化・削除して問題ありません。
原因6:OSやアプリの不具合による誤動作
稀に、OSやストアアプリ自体のバグでアプリが勝手にインストールが行われることもあります。この場合、再起動やシステムアップデートで解決する場合があります。
Part2.アプリを勝手にインストールさせない方法【Android向け】
- 01.提供元不明アプリの許可をオフ
- 02.Google Play プロテクトの有効
- 03.アプリの権限を制限
- 04.アプリの自動更新設定をオフ
- 05.OS・アプリを常に最新に保つ
- 06.セキュリティアプリを活用
① 提供元不明アプリの許可をオフ
まずは、不正アプリの侵入を防ぎましょう。これがandroidのアプリを勝手にインストールさせない方法の基本です。
- 設定アプリを開き「アプリと通知」をタップ
- 設定したいアプリを選択後「詳細設定」を選択
- 「不明なアプリのインストール」を押す
- 「この提供元のアプリを許可」をオフにする
これで、Google Play ストア以外からのインストールを防げます。
② Google Play プロテクトの有効
Google Play プロテクトは、インストール前にアプリを自動スキャンし、安全性をチェックする機能です。
- Google Play ストアを開き右上のプロフィールアイコンを押す
- 「Play プロテクト」を選択
- 右上の設定から「アプリのスキャン」をオンにする
③ アプリの権限を制限
不正アプリが他のアプリを勝手に操作しないように、権限を見直しましょう。
- 設定アプリを開き「アプリと通知」をタップ
- 「アプリ情報」から原因になっていそうなアプリを選択し「権限」を選択する
- 「許可」の一覧から不要な権限(インストールやストレージアクセスなど)を探してタップ
- 該当する権限をタップし、「許可しない」または「許可する」設定する
④ アプリの自動更新設定をオフ
アプリが自動で更新されないように設定します。
- Play ストアを開き右上のプロフィールアイコンをタップする
- 「設定」を選択する
- 「アプリの自動更新」を選択し、「自動更新しない」にチェックを入れて完了をタップ
⑤ OS・アプリを常に最新に保つ
古いバージョンは脆弱性が多く、不正なアクセスを受けやすくなります。定期的な更新が重要です。
⑥ セキュリティアプリを活用
信頼できるセキュリティアプリを導入すれば、不正アプリの検出やブロックも自動で行ってくれます。
Part3.アプリを勝手にインストールを防ぐ対処法【iPhone向け】
アプリが勝手にインストールされるのを防ぐためには、いくつかの基本的な対策を行うことが大切です。ここではiPhone向けの5つの方法をご紹介しているので確認してみてください。
- 01.構成プロファイルを確認・削除
- 02.Appの自動ダウンロードとアップデートをオフ
- 03.アプリの権限を確認
- 04.iOSを最新の状態に保つ
- 05.iOS不具合を修復
① 構成プロファイルを確認・削除
まず、構成プロファイルを確認して削除することが重要です。構成プロファイルを悪用して不正なアプリが導入されるケースがあるため、「設定」アプリの「一般」から「VPNとデバイス管理」を開き、不明なプロファイルが存在する場合は削除しておきましょう。
② Appの自動ダウンロードとアップデートをオフ
Appの自動ダウンロードと自動アップデートをオフにしておくと安心です。これにより、意図しないアプリのインストールや自動的な更新による不具合を防ぐことができます。設定アプリ内の「App Store」で、「Appの自動ダウンロード」および「Appのアップデート」を無効にしておきましょう。
③ アプリの権限を確認
各アプリに付与されている権限を定期的に確認することも大切です。「設定」から「プライバシーとセキュリティ」を開き、アプリごとのアクセス権限を見直すことで、不審なアプリが不要な情報にアクセスするのを防ぐことができます。
④ iOSを最新の状態に保つ
iOSを常に最新の状態に保つことも忘れてはいけません。Appleは定期的に不具合修正やセキュリティ強化を行っているため、最新のiOSへアップデートすることで、不正動作やセキュリティリスクを大幅に減らすことが可能です。こうした基本的な対策を継続的に行うことで、iPhoneをより安全な状態に保つことができます。
⑤ iOS不具合を修復
もし「勝手にアプリが入る」「動作が不安定」「タップ操作に反応しない」など、iPhone自体のシステム不具合が疑われる場合は、Tenorshare ReiBootの使用をおすすめします。
このツールを利用すれば、専門知識がなくてもワンクリックでiOSのシステムエラーを修復でき、再起動ループやフリーズなどの問題もまとめて解決可能です。Apple公式のiTunesよりも手軽で、データを消さずに修復できるモードも用意されているため、初心者にも安心して利用できます。
Tenorshare ReiBootのおすすめポイント
- iPhoneをデータを失わずに修復可能:スマホの不具合を解消しても、写真・動画・連絡先などの大切なデータはそのまま保持。
- 150種類以上のiOS不具合に対応:再起動を繰り返す、画面が固まる、タッチが効かないといった150種類以上の問題をワンクリックで修復可能。
- ワンクリックでリカバリーモードの出入りが可能:難しい操作や手順は一切不要。ボタンをクリックするだけで、リカバリーモードへの切り替えや解除がスムーズに行え、誰でも簡単に扱えます。
ReiBootの使い方
- ReiBootを起動してiPhoneを接続したら「修復を開始」をクリックします。
- 「普通モード」を選択します。
- 「ダウンロード」をクリックしてファームウェアを読み込みます。
- 「普通モードを開始」をクリックしてiPhoneシステムの修復を始めましょう。
Part4.よくある質問(FAQ)
質問1:勝手にインストールされるソフトの一覧は?
特定の勝手にインストールされ るソフトはないので一覧にはできませんが、代表的なものとして、広告配信型のニュースアプリやバッテリー節約アプリを装ったものなどがあります。不審なアプリ名があれば即アンインストールしてください。
質問2:怪しいアプリをインストールしてしまったのですが どうしたらいいですか?
まずはネット接続を切断し、セキュリティアプリでスキャンを実行します。Androidなら「提供元不明アプリ」をオフ、iPhoneなら「プロファイル削除」を行いましょう。
質問3:アプリをダウンロードするのは危険ですか?
正規のストア(Google Play、App Store)からダウンロードする限りは基本的に安全です。ただし、権限やレビューを確認し、不審なものは避けるようにしましょう。
まとめ
スマホに勝手にアプリがインストールされる原因は、不正アプリ・設定ミス・システム不具合など多岐にわたります。本記事でご紹介した方法を使えば基本的に対策可能ですが、もしそれでも改善しない場合は、システムそのものに問題がある可能性があります。その際は、Tenorshare ReiBootを利用してリセット・修復するのが最も安全で確実な方法なので試してみてください。