iPhone Duoが起動しない、Appleロゴから先に進まないと、不安になる方もいるでしょう。また、「iPhone DuoのDFUモードのやり方が分からない」「うまく入れない」と困るケースもあります。
DFUモードは、通常の方法で改善しない場合に検討する復旧方法の一つです。ただし、「復元」を実行するとiPhone内のデータは消去されます。この記事では、iPhone DuoのDFUモードへの入り方や解除方法、入れない・パソコンに認識されない場合の対処法を分かりやすく解説します。
Part1. iPhone DuoのDFUモードとは?何ができる?
iPhone DuoのDFUモードは、通常とは異なる状態で端末をパソコンに認識させ、システムの復元に利用する特殊なモードです。通常の方法で復旧できない場合の対処法です。
①DFUモードとは?iOSの復元に使う特殊なモード
DFUは「Device Firmware Upgrade」の略で、A12以降のiPhoneではBoot ROMの段階で設定されるモードです。
DFUモードに入っただけで、iPhoneのデータが自動的に消えるわけではありません。ただし、その後に「復元」を実行すると、端末内のデータは消去されるため注意が必要です。
②iPhone DuoでDFUモードを使うのはどんなとき?
iPhone Duoが正常に起動しない、Appleロゴから先に進まないなど、通常の方法で改善しない場合にDFUモードを検討します。症状に応じて、リカバリーモードやほかの復旧方法と使い分けることが大切です。
③DFUモードとリカバリーモードの違いは?
- iBoot: iPhoneの起動時に、iOSを読み込んで起動するための準備を行うプログラムです。
- Boot ROM: iPhoneのチップに組み込まれた、起動時に最初に動作する基本的なプログラムです。
つまり、リカバリーモードはiBootを利用して動作し、DFUモードはそれより前のBoot ROMの段階で動作します。そのため、DFUモードはiOSが正常に起動できない場合の復元にも利用されます。
リカバリーモードはiBootを利用するのに対し、DFUモードはBoot ROMの段階で動作します。どちらも復元に使われますが、DFUモードのほうがより低い起動段階で動作する点が違いです。
DFUモードとリカバリーモードは、どちらもiPhoneのiOSを修復・再インストールするためのモードですが、仕組みが異なります。
- リカバリーモード: iOSに問題が発生した場合に、パソコンを使ってiOSのアップデートや復元を行うモードです。
- DFUモード: iOSを起動せずに、パソコンからiPhoneのファームウェアやiOSを復元する、より低レベルのモードです。通常の不具合であれば、まずはリカバリーモードを試すのがおすすめです。リカバリーモードで解決しない場合は、DFUモードを検討しましょう。
なお、どちらのモードでも「復元」を実行すると、iPhone内のデータが消去される可能性があるため、事前にバックアップを取っておくと安心です。
Part2. iPhone DuoをDFUモードにする方法・入り方
iPhone DuoをDFUモードにする場合は、まずパソコンとの接続環境を整えておきましょう。DFUモードではiPhoneの画面が真っ暗になるため、画面だけで判断せず、最後にパソコン側で端末が認識されているか確認することが大切です。
| DFUモードに入る前に準備するもの
iPhone Duoのほかに、MacまたはWindows PC、USB-Cケーブルを用意します。復元を実行するとiPhone内のデータが消去されるため、端末を操作できる場合は、事前にバックアップしておくと安心です。
| iPhone Duoをパソコンに接続する
USB-CケーブルでiPhone Duoとパソコンを接続します。MacではFinder、WindowsではAppleデバイスアプリなど、対応するソフトを起動して、iPhoneを認識できる状態にしておきましょう。
| ボタン操作でDFUモードに入る手順
iPhone Duoをパソコンに接続したら、音量ボタンとサイドボタンを順番に操作します。押す順番や時間がずれるとDFUモードに入れないため、次の手順で行いましょう。
- 音量ボタンを順番に押す「音量を上げる」→「音量を下げる」の順に押して、すぐ離します。
- サイドボタンを押し続ける画面が真っ暗になるまでサイドボタンを押し続けます。目安は約10秒です。
- 2つのボタンを同時に押すサイドボタンを押したまま「音量を下げる」ボタンも押し、約5秒間押し続けます。
- 音量を下げるボタンだけを押すサイドボタンを離し、「音量を下げる」ボタンだけをさらに約10秒押します。画面が真っ暗なままパソコン側でiPhoneが認識されれば、DFUモードに入ったと判断できます。
| DFUモードに入ったか確認する方法
DFUモードに入ると、iPhoneの画面は真っ暗な状態になります。ただし、画面が黒いだけでは電源が切れている場合もあるため、それだけで成功とは判断できません。
MacのFinderやWindowsの対応ソフトでiPhoneが認識されているか確認し、DFUモードに入っているか判断しましょう。
Part3. iPhone DuoをDFUモードにするとデータは消える?
iPhone Duoは、DFUモードに入っただけでデータが消えるわけではありません。注意したいのは、その後に「復元」を実行した場合です。復元を選ぶと、iPhone Duo内のデータは消去されます。
①DFUモードに入るだけならデータは消去される?
DFUモードに入ることと、iPhoneを復元することは別の操作です。DFUモードに切り替えただけで、写真やアプリ、設定などが自動的に消えることはありません。
②「復元」を実行するとiPhone Duoのデータはどうなる?
「復元」を実行すると、iOSが再インストールされ、iPhone Duo内のデータは消去されます。一方、「アップデート」は復元とは処理が異なるため、画面に表示される内容を確認してから選びましょう。
③データを守るために事前に確認したいこと
復元する前に、iCloudやパソコンにバックアップがあるか確認しておきましょう。「復元」を選ぶとデータが消去されるため、データを残したい場合は安易に選択せず、バックアップを確認してから操作することが大切です。
Part4. iPhone DuoがDFUモードに入れない・認識されない時の対処法
iPhone DuoがDFUモードに入れない、またはパソコンに認識されない場合は、ボタン操作や接続環境を順番に確認しましょう。
Part5.DFUモードで直らないiPhone Duoのシステム不具合を修復する方法
DFUモードで復元できない場合や、Appleロゴから進まない、黒い画面のまま起動しない場合は、iOSシステム側に不具合が発生している可能性があります。このようなときは、iOSシステム修復ツール「Tenorshare ReiBoot」を試す方法があります。
ReiBootの「普通モード」は、データを保持したままiOSシステムの修復を試せるのが特徴です。DFUモードでの復元は初期化につながる場合がありますが、ReiBootの普通モードなら、できるだけデータを残したまま修復を試せます。DFUモードや通常の対処法で改善しない場合に、初期化する前の選択肢として検討しやすい方法です。
【iOS不具合を即修復、デバイス異常を簡単解決】
- iOSシステムを完全修復: 150種類以上のiOS/iPadOS/tvOSの問題を修復可能。iPhone/iPadの画面が真っ暗、リンゴループ、アップデート一時停止、クラッシュなどの不具合も簡単に解決。
- 安全にアップグレード・ダウングレード: 脱獄せずにワンクリックで実行可能。
- 無料でリカバリモードに入る/解除: ワンクリックでリカバリモードを起動・解除し、フリーズなどの問題を素早く解決。
- iPhone/iPadを初期化: デバイスを売却する前に個人情報を完全に削除し、プライバシーを安全に保護。
- デバイスをパソコンに接続し、「開始」をクリックします。
- 「普通モード」を選んでから、ファームウェアをダウンロードしましょう。
- 「普通モードを開始」ボタンをクリックして、修復が開始されます。
- 修復が完了すると自動的にデバイスが再起動されるので、驚かないで下さいね。
よくある質問(FAQ)
Q1.iPhone DuoのDFUモードは画面が真っ暗なら成功?
DFUモードに入ると、iPhoneの画面は真っ暗になります。ただし、電源が切れているだけの場合もあるため、画面だけで判断せず、パソコン側でiPhoneが認識されているか確認しましょう。
Q2.DFUモードとリカバリーモードはどちらを使うべき?
まずは、Appleが案内しているリカバリーモードなどの復旧方法を確認しましょう。DFUモードは、より特殊な復元方法として、通常の方法で改善しない場合に検討します。
Q3.DFUモードに入るとiPhone Duoは初期化される?
DFUモードに入っただけで初期化されることはありません。ただし、その後に「復元」を実行すると、iPhone Duo内のデータは消去されます。
Q4.パソコンがなくてもDFUモードにできる?
DFUモードを使った復元には、基本的にMacまたはWindows PCが必要です。ただし、iPhone Duoはリカバリーモードであれば、対応する別のiPhoneやiPadを使って復元できる場合があります。
Q5.DFUモードでも起動しない場合は修理が必要?
必ずしも修理が必要とは限りません。iOSシステムの不具合であれば、ReiBootなどの修復方法を試す選択肢もあります。それでも改善しない場合や、水濡れ・落下などの故障が疑われる場合は、Appleサポートへ相談しましょう。
まとめ
iPhone DuoのDFUモードは、ボタンを押す順番やタイミングを確認しながら慎重に操作することが大切です。DFUモードに入っただけではデータは消去されませんが、その後に「復元」を実行すると端末内のデータが消えるため、事前にバックアップを確認しておきましょう。
DFUモードでも起動しない、Appleロゴから進まないなどの不具合が続く場合は、Tenorshare ReiBootでiOSシステムの修復を試す方法があります。通常の対処で改善しないときの選択肢として活用し、それでも解決しない場合はAppleサポートへの相談も検討しましょう。