iPhoneを充電しようとしたときに「液体が検出されました」と表示され、充電できず困ることがあります。すぐに充電してよいのか、どう対処すればよいのか不安に感じる方もいるでしょう。
警告が表示されたまま無理に有線充電を続けると、端子の腐食や故障につながるおそれがあるため注意が必要です。この記事では、液体検出の警告が表示される原因や正しい乾かし方、濡れていないのに警告が出る場合の確認ポイントを分かりやすく解説します。さらに、警告が消えないときの対処法や、充電を再開するタイミングについても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
Part1. iPhoneの「液体が検出されました」とは?まず知っておきたいこと
iPhoneに「液体が検出されました」と表示された場合は、無理に有線充電を続けず、コネクタやケーブルが乾いているか確認しましょう。
①「液体が検出されました」と表示されるのはなぜ?
Appleによると、iPhoneのLightningまたはUSB-Cコネクタや、接続しているケーブル・アクセサリに液体が検出されると警告が表示されます。
これは、iPhoneや接続機器の損傷を防ぐための機能です。液体が残っている間は、有線充電やアクセサリの接続が制限されます。
②「液体が検出されました」と表示されたら充電しても大丈夫?
警告が表示されている間は、有線充電を続けないようにしましょう。濡れた状態で充電すると、コネクタやケーブルの端子が損傷し、接続不良や故障につながるおそれがあります。
まずケーブルを外し、十分に乾燥させてから充電を再開してください。
Part2.「液体が検出されました」と表示されたときの正しい対処法
iPhoneに「液体が検出されました」と表示された場合は、無理に充電せず、コネクタやケーブルを十分に乾かしましょう。Appleが案内している方法に沿って、次の手順で対処してください。
1. まず充電ケーブルやアクセサリを外す
iPhoneからLightningまたはUSB-Cケーブル、接続しているアクセサリを外します。ケーブルの反対側も電源アダプタなどから外し、iPhoneとケーブルが乾くまでは再接続しないようにしましょう。
2. コネクタを下向きにして余分な液体を出す
iPhoneのコネクタを下向きにし、手のひらに載せて優しくたたきます。内部に残っている余分な水分を出したら、風通しのよい場所に置いてください。
3. 風通しのよい場所で自然乾燥させる
水分を出したあとは、風通しのよい乾燥した場所で自然乾燥させます。早く乾かそうとして、ドライヤーなどの熱を当てるのは避けましょう。
4. 30分以上待ってから再確認する
30分以上経ったら、ケーブルを接続して警告が表示されるか確認します。警告が表示されなければ充電を再開できます。ただし、iPhone自体が濡れた場合は、十分に乾いていることを確認してから充電してください。
5. 警告が再表示されたら、さらに乾燥させる
再び「液体が検出されました」と表示される場合は、コネクタ内部やケーブルに水分が残っている可能性があります。
Appleによると、完全に乾くまで最長24時間かかる場合があります。警告が消えないときは、風通しのよい場所でさらに自然乾燥させましょう。
iPhoneを早く乾かそうとして、次の方法を使うのは避けてください。
- ドライヤーなどの高温の熱源を使う
- 綿棒やペーパータオルをコネクタに入れる
- エアダスターや圧縮空気を使う
- お米の中に入れて乾かす
これらの方法は、iPhoneやコネクタを傷めるおそれがあります。焦って無理に乾かそうとせず、自然乾燥させることが大切です。
Part3.濡れていないのに「液体が検出されました」と表示されるのはなぜ?
iPhoneを水に濡らした覚えがなくても、「液体が検出されました」と表示されることがあります。iPhoneのコネクタだけでなく、接続しているケーブルやアクセサリ側に水分が残っている場合もあるためです。
| 水に濡らしていないのに警告が出るのはなぜ?
水に直接濡らしていなくても、湿気などによってコネクタやケーブルに微量な水分が付着している可能性があります。
また、特定のケーブルやアクセサリを接続したときだけ警告が出る場合は、その機器が損傷している可能性もあります。iPhoneだけでなく、接続しているケーブルやアクセサリの状態も確認しましょう。
| 別のケーブルに交換すると改善する?
別のケーブルに交換することで改善する場合があります。
iPhoneのコネクタとケーブルが十分に乾いていることを確認したうえで、別の対応ケーブルを接続してみましょう。別のケーブルで警告が出ない場合は、元のケーブルやアクセサリ側に問題がある可能性があります。
Part4.「液体が検出されました」が消えない・充電できない場合の対処法
iPhoneを十分に乾燥させても「液体が検出されました」が消えない場合は、ケーブルやアクセサリの状態を確認しながら原因を切り分けましょう。
場合1:iPhoneが乾いているのに警告が消えない場合は?
iPhoneが十分に乾いているのに充電できない場合は、ケーブルを電源アダプターから外し、電源アダプターもコンセントから外してから接続し直してみましょう。なお、コネクタ内部に水分が残っている場合は、完全に乾くまで最長24時間かかることがあります。
場合2:特定のケーブルだけで警告が表示される場合
特定のケーブルやアクセサリを接続したときだけ警告が表示される場合は、その機器に問題がある可能性があります。
別の対応ケーブルで問題なく充電できる場合は、元のケーブルやアクセサリの使用を避け、必要に応じてメーカーへ相談しましょう。
場合3:どのケーブルでも警告が表示される場合
十分に乾燥させても、Apple製のLightningまたはUSB-Cケーブルやアクセサリを接続するたびに警告が表示される場合は、修理が必要な可能性があります。無理に充電を続けず、AppleサポートやApple正規サービスプロバイダへ相談しましょう。
「液体が検出されました」という警告は、充電コネクタやケーブルなどに水分が検出された際に表示されることがあります。この警告自体は、ReiBootで解除・修復できるものではありません。まずはケーブルを取り外し、Apple公式の案内に従って十分に乾燥させましょう。
一方、液体検出の警告とは別に、iPhoneが起動しない、Appleロゴから進まない、iOSアップデートに失敗するといったシステムトラブルが発生した場合は、iOSシステム修復ソフト「ReiBoot」を活用する方法もあります。
ReiBootには、データを保持したままiOSの不具合の修復を試みる「普通モード」のほか、リカバリーモードへのワンクリックでの入退出、iOSのアップグレード・ダウングレードなどの機能が搭載されています。
ただし、液体による故障やハードウェアの損傷を修復するものではありません。水濡れが疑われる場合は無理に充電せず、必要に応じてAppleサポートや正規サービスプロバイダに相談してください。
- デバイスをパソコンに接続し、「開始」をクリックします。
- 「普通モード」を選んでから、ファームウェアをダウンロードしましょう。
- 「普通モードを開始」ボタンをクリックして、修復が開始されます。
- 修復が完了すると自動的にデバイスが再起動されるので、驚かないで下さいね。
iPhoneの液体検出に関するよくある質問(FAQ)
Q1.「液体が検出されました」と表示されたらどうすればいい?
まず充電ケーブルやアクセサリを外し、iPhoneのコネクタを乾燥させましょう。無理に充電せず、風通しのよい乾燥した場所で自然乾燥させることが大切です。
Q2.30分乾かせば充電できる?
30分で必ず充電できるとは限りません。液体検出の警告が出た場合は、30分以上経ってから再接続し、再び警告が表示される場合はさらに乾燥させましょう。なお、iPhone自体が濡れた場合は、Appleは有線充電やアクセサリの接続まで最低5時間あけるよう案内しています。
Q3.水に濡れていないのに液体検出が表示されるのはなぜ?
iPhoneを直接濡らしていなくても、コネクタやケーブルに微量な水分が残っている可能性があります。また、特定のケーブルやアクセサリを接続したときだけ警告が出る場合は、その機器に問題がある可能性もあります。
Q4.「液体が検出されました」と表示されたまま充電してもいい?
基本的には、有線充電を続けないようにしましょう。濡れた状態で充電すると、コネクタやケーブルの端子が損傷し、接続不良や故障につながるおそれがあります。十分に乾燥させてから充電を再開してください。
Q5.ワイヤレス充電なら使ってもいい?
iPhoneの背面が乾いていれば、対応するワイヤレス充電器を使用できます。ただし、背面に水分が残っていないことを確認してから充電しましょう。
Q6.iPhoneは防水だから充電しても大丈夫?
iPhoneには耐水性能がありますが、完全防水ではありません。また、耐水性能は永久に続くものではありません。iPhoneやコネクタが濡れている場合は有線充電を避け、十分に乾いてから充電を再開しましょう。
まとめ
「液体が検出されました」と表示された場合は、まず充電ケーブルやアクセサリを外し、iPhoneのコネクタをしっかり乾燥させましょう。30分以上経ってから再確認し、警告が続く場合はさらに乾燥させます。ケーブルを交換しても改善しない場合は、無理に充電を続けず、Appleサポートや修理サービスへ相談しましょう。