iOS 27のLiquid Glassが進化!変更点・透明度設定・新機能を解説

iOS 27が2026年9月15日に正式リリースされ、「Liquid Glass」にも新たな変更が加えられました。今回のアップデートでは、Liquid Glassの透明度をスライダーで調整できるようになったほか、文字やコンテンツの視認性を高めるレンダリング改善、アプリアイコンのデザイン変更なども行われています。

さらに、設定画面にはクラシックMacをモチーフにした隠し要素も登場しています。この記事では、iOS 27のLiquid Glassで何が変わったのか、新しい設定方法や見た目・使い勝手の変更点を詳しく解説します。

iOS 27 Liquid Glass

Part1. Liquid Glassとは何か

「Liquid Glass」は、Appleが2025年のWWDCで発表し、iOS 26から導入した新しいデザイン言語です。ガラスのような透明感と液体のような流動性を組み合わせ、背景の色やコンテンツを反映・屈折させながら、画面上のUIが周囲の環境に合わせて変化します。iOS 7以降のフラットデザインから大きく方向転換したデザインとして注目されました。

Liquid Glassの主な特徴は以下の通りです。

  • メニューや通知、コントロールセンター、タブバーなどにガラスのような透明感を採用
  • 壁紙やアプリのコンテンツが背景として透けて見える
  • ライト/ダークモードに応じて、透明度やコントラストを調整
  • アプリアイコンにも多層的なガラス表現を採用

iOS 26では、従来のUIに近い表示を残した互換的な仕組みもありました。一方、iOS 27ではLiquid Glassを前提としたデザインがさらに定着し、アプリのUIにもより広く反映されます。そのため、iOS 27ではApple純正アプリだけでなく、サードパーティアプリでもLiquid Glassによるデザインの変化を目にする機会が増えると考えられます。

Part2. iOS 26のLiquid Glassで何が問題だったのか?

Liquid Glassは、透明感のある新しいデザインとして注目を集めた一方、iOS 26への導入直後から「見た目は美しいが、使いにくい」という声も多く寄せられました。特に目立ったのが、以下のような視認性に関する問題です。

  • 透明度が高く、文字やボタンが見づらい
  • 壁紙や背後のコンテンツとUIが重なり、情報を読み取りにくい
  • ダークモードでは背景とのコントラストが不足する場合がある
  • 「透明感を残したい人」と「見やすさを優先したい人」で好みが分かれる

Appleはその後のアップデートでLiquid Glassの表示を調整し、「クリア」と「色合い調整(Tinted)」といった表示オプションを追加しました。ナビゲーションバーなどの不透明度も見直されましたが、「完全に透明」か「見やすさを優先」かの中間が欲しいという声も残りました。

特に検索画面などでは、UIの背後にある文字と検索窓の文字が重なることで、透明度が高いほど視認性が低下するケースがあります。こうした課題を受け、iOS 27ではLiquid Glassの透明度やレンダリングがさらに見直され、デザイン性と読みやすさのバランスが重視されています

Part3. iOS 27でLiquid Glassは何が変わったか?

iOS 27では、Liquid Glassが単に「透明・不透明」を切り替えるだけでなく、見た目そのものの改善と、ユーザーによる細かな調整の両面で進化しています。

特に注目したいのが、透明度を自由に変更できるスライダーの追加です。これまで以上に自分の好みに合わせてLiquid Glassの見え方を調整できるようになりました。

1. Liquid Glassの透明度をスライダーで調整できる

iOS 27では、「設定」→「外観」→「Liquid Glass」から、透明度をスライダーで細かく調整できるようになりました。

iOS 26.1では「クリア」と「色合い調整(Tinted)」の2種類から選ぶ方式でしたが、iOS 27ではUltra Clear(より透明)からFully Tinted(より不透明)まで連続的に調整できます。スライダーの中央付近が標準設定です。基本的には、以下のような違いがあります。

  • 左側:透明度が高く、壁紙や背後のコンテンツが見えやすい
  • 中央付近:透明感と視認性のバランスを取りやすい
  • 右側:不透明度が高く、文字やボタンを見やすくできる

設定画面ではプレビューを確認しながら変更できるため、自分に合った表示を見つけやすくなっています。設定方法は以下の通りです。

  • 「設定」アプリを開き、「外観」をタップ
  • 「Liquid Glass」を選択
  • スライダーを動かして透明度を調整する
  • iOS 27 Liquid Glass

さらに見やすさを優先したい場合は、「アクセシビリティ」にある「透明度を下げる」や「コントラストを上げる」と組み合わせることもできます。

透明感を重視するなら左寄り、文字の読みやすさを優先するなら右寄りに設定すると使いやすいでしょう。

2. Liquid Glassそのものも見やすく改善

iOS 27では、ユーザーが透明度を調整できるようになっただけではありません。Liquid Glassの素材やレンダリングそのものも見直され、背景とUIをより明確に分離できるよう改善されています。主な変更点は次の通りです。

  • デフォルトの表示でコントラストを高める
  • 背景のぼかしや拡散を強化し、文字を見やすくする
  • 光の反射や屈折を調整し、UIの輪郭をより分かりやすくする
  • コンテンツとフローティングUIが重なる場面で、視認性を確保する

これにより、透明度を高く設定しても、iOS 26で問題になった「背景と文字が重なって読みにくい」という問題が軽減されています。

つまりiOS 27のLiquid Glassは、単純に「透明度を下げれば見やすくなる」という設計ではなく、透明感を維持しながら読みやすさも確保する方向に進化したことが大きなポイントです。

3. アプリアイコンもLiquid Glassに合わせて再設計

アプリアイコンもiOS 27で調整されています。iOS 26では、Liquid Glassによる多層的な表現によって、アイコンが小さく表示された際に輪郭が分かりにくくなるケースがありました。

iOS 27では、アイコン内部のLiquid Glassレイヤーや光の表現が見直され、各レイヤーの分離感や輪郭の見やすさが改善されています。派手な反射表現も抑えられ、より落ち着いた見た目になっています。

また、開発者向けの「Icon Composer」も多層的なガラス表現に対応し、サードパーティアプリでもLiquid Glassを取り入れやすくなっています。

4. パフォーマンスも改善

Liquid Glassは透明度や屈折などの視覚効果を多用するため、パフォーマンスへの影響も気になるポイントです。iOS 27では、こうしたグラフィック表現を維持しながら、アプリの起動や写真ライブラリの読み込み、AirDropなどの処理速度についても改善が図られています。

Appleが示した測定結果では、条件によってはアプリ起動や写真ライブラリの読み込み、AirDrop転送などで大幅な高速化が確認されています。ただし、実際の速度はiPhoneのモデルや通信環境、データ量などによって変わるため、数値はあくまで目安として見るのがよいでしょう。

総合すると、iOS 27のLiquid Glassは、「透明で美しいデザイン」から「透明感と使いやすさを両立するデザイン」へ進化したと考えると分かりやすいでしょう。

Part4. Liquid Glassに隠されたイースターエッグ:DogCow

iOS 27のLiquid Glassには、デザイン変更だけでなく、Appleらしい遊び心のあるイースターエッグも隠されています。それが、クラシックMacで知られるキャラクター「DogCow(Clarus)」です。

DogCowは、iOS 27の「設定」→「外観」→「Liquid Glass」にあるプレビュー画面から見つけることができます。

DogCowの表示方法

実際に表示する手順は次の通りです。

  • 「設定」アプリを開き、「外観」→「Liquid Glass」をタップ
  • プレビュー内にある「Apple Park」の説明を一番下までスクロールする
  • さらに下方向へ引っ張り続ける
  • 検索欄に「Moof!」が自動入力され、DogCowが表示される
  • iOS 27 Liquid Glass

ポイントは、通常のスクロールが終わったあともそのまま画面を引っ張り続けることです。判定がややシビアで、何度か試さないと表示されない場合もあります。RC版では実際に表示できることが確認されており、正式版でも同様のイースターエッグが確認されています。

また、「Moof!」はDogCowに関連するおなじみのキーワードです。SpotlightからSiriに「Moof!」と入力すると、DogCowに関連した反応が返るという遊びも報告されています。

DogCowとは?

DogCowは、犬と牛を組み合わせたような架空のキャラクターで、AppleのクラシックMac文化を象徴する存在のひとつです。1980年代にデザイナーのSusan KareがCairoフォントのためにデザインし、後にMacのページ設定画面などにも登場しました。

今回のiOS 27では、この懐かしいキャラクターがLiquid Glassのプレビュー画面に3D表現で復活しています。単なる隠し要素ですが、Liquid Glassを実際に試しながら発見できる仕掛けになっている点もAppleらしいポイントです。

Part5. Liquid Glassの対応機種と注意点

iOS 27のLiquid Glassは、iOS 27に対応するiPhoneで利用できます。対応機種はiPhone 11シリーズ以降と、iPhone SE(第2世代)以降です。

ただし、Liquid GlassのデザインとApple IntelligenceなどのAI機能は別のものです。Apple Intelligenceには対応機種の条件があるため、iOS 27に対応しているからといって、すべての新機能を利用できるわけではありません。Liquid Glassを使う際は、次の点にも注意しましょう。

  • 画面によって透明度の変化が異なる場合がある
  • サードパーティアプリでは、アプリ側の対応状況によって見え方が異なる
  • 「透明度を下げる」などのアクセシビリティ設定を併用すると、さらにシンプルな表示にできる
  • 壁紙や背景によっては、透明度を高くすると文字が見づらくなることがある

特にアプリの表示については、Apple純正アプリとサードパーティアプリでLiquid Glassの適用範囲や見え方が異なる場合があります。

Part6. Liquid Glassはどの設定がおすすめ?

Liquid Glassの透明度は、デザインの好みだけでなく、文字の読みやすさや利用する環境に合わせて設定するのがおすすめです。

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目的
おすすめ設定
透明感やLiquid Glassらしさを楽しみたい
左寄り
デザインと視認性を両立したい
中央付近
文字やボタンの見やすさを優先したい
右寄り
とにかく視認性を重視したい
右端+「透明度を下げる」

透明感を楽しみたい場合はスライダーを左側にすると、壁紙や背後のコンテンツがより見えるようになります。ただし、文字やUIが背景と重なる場面では見づらくなる可能性があります。

普段使いなら、まずは中央付近から試すのがおすすめです。もう少し透明にしたい場合は左へ、文字が見づらいと感じたら右へ動かすと、自分に合ったバランスを見つけやすくなります。

それでも見づらい場合は、「設定」→「アクセシビリティ」から「透明度を下げる」や「コントラストを上げる」を利用できます。Liquid Glassは「透明にするほど良い」というものではありません。自分の壁紙や使い方に合わせて、見やすさとデザイン性のバランスを調整することがポイントです

まとめ:iOS 27なのにiOS 26.7と表示されても慌てない

iOS 27の「Liquid Glass」は、透明感のあるデザインを維持しながら、使いやすさや視認性を改善する方向へ進化しています。透明度をスライダーで細かく調整できるようになったほか、背景との重なりを抑えるレンダリング改善やアプリアイコンの見直しも行われました。

透明感を楽しみたいなら左寄り、普段使いなら中央付近、視認性を重視するなら右寄りがおすすめです。自分の使い方に合わせてLiquid Glassの設定を調整し、iOS 27の新しいデザインを快適に楽しみましょう。

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