ディスク容量不足は、システム動作が重くなったり、ファイル保存ができなくなったりする原因の一つです。4K動画の編集素材、仮想マシンのディスクイメージ、クラウド同期フォルダの肥大化など、気づかないうちに数百GB単位でストレージを圧迫しているケースが増えています。
この記事では、WindowsとMacそれぞれで大容量ファイルを効率的に探す方法や、整理する具体的な手順を紹介します。標準機能からコマンドライン、ツールまで、最適な手法を選べます。
Part1.【Windows】容量の大きいファイルを探す方法
Windows10や11では、標準機能から専用ツールまで、複数の方法で大容量ファイルを検出できます。
方法1.エクスプローラーで大きなファイルを検索する
エクスプローラーの検索フィルターや「サイズ」条件を使って、大容量ファイルを素早く見つける方法です。
手順:
エクスプローラーを開き、検索対象のドライブを選択
右上の検索ボックスに「サイズ:」と入力
検索結果を「サイズ」列でソートして大きい順に並び替え
方法2.Windowsのストレージ設定からファイルサイズを確認する
「設定」→「システム」→「ストレージ」から、カテゴリ別に容量を確認する方法です。
-
スタートメニューから「設定」>「システム」>「ストレージ」を選択
対象のドライブをクリック
「表示するカテゴリを増やす」をクリック
-
カテゴリ別の使用量が表示されるので、各項目をクリックして詳細を確認
方法3.コマンドライン (PowerShell) で大きいファイルを探す
PowerShell コマンドを使って、サイズ順にファイルを一覧表示する上級者向け手順です。
手順:
-
スタートメニューで「PowerShell」を右クリックし、「管理者として実行」
以下のコマンドを入力:
エンターキーで実行
Get-ChildItem -Path C:\ -Recurse -File -ErrorAction SilentlyContinue | Where-Object {$_.Length -gt 500MB} | Sort-Object Length -Descending | Select-Object FullName, @{Name="SizeGB";Expression={math::Round($_.Length/1GB,2)}}
方法4.Windowsクリーナーソフトから容量の大きいファイルを一括確認する
手動での検索は時間と労力がかかります。4DDiG Duplicate File Deleterは、スマート容量アナライザーを搭載し、ドライブ全体の使用状況を視覚的に分析しつつ、重複している大容量ファイルも自動検出できます。
外付けHDDやクラウド同期フォルダ(Google Drive、OneDrive、Dropbox)内の重複ファイルも検出可能で、MD5アルゴリズムによる内容ベースの比較により、ファイル名が異なっていても同一内容なら検出されます。
手動では数十分かかる作業が数分で完了する点が大きなメリットです。操作方法も簡単です。
Part2.【Mac】容量の大きいファイルを探す方法
macOSでは、標準機能から専用ツールまで、状況に応じた方法を選択できます。
方法1.Finderで大きなファイルを検索する
Finder の検索条件(ファイルサイズ・種類)を使って大容量ファイルを探す方法です。
Finderを開き、検索対象のフォルダまたは「このMac」を選択
右上の検索ボックスに「.」を入力
検索バー下部の「+」ボタンをクリックして検索条件を追加
-
「その他」>「ファイルサイズ」を選択し、「より大きい」で1GBを入力
検索結果をサイズ列でソート
方法2.「このMacについて」から大きなファイルを確認する
「このMacについて」→「ストレージ」から、容量を圧迫している項目を確認できます。
手順:
-
Appleメニューから「このMacについて」>「ストレージ」タブをクリック
カテゴリリストと容量が表示される
各カテゴリのiマークをクリックして、ファイル一覧を確認
方法3. ターミナルで最大級のファイルを検出する
ターミナルコマンドでサイズの大きいファイルを抽出する方法(上級者向け)です。Linuxでも同様のコマンドでファイルを検出できます。
-
「アプリケーション」→「ユーティリティ」から「ターミナル」を起動
以下のコマンドを入力:
パスワードを入力してEnter
sudo find / -type f -size +500M -exec ls -lh {} \; 2>/dev/null | awk '{print $9, $5}' | sort -k2 -hr | head -20
方法4.Macクリーナーソフトで大きなファイルを整理する
Tenorshare Cleamioは、Mac専用クリーナーソフトで、大容量ファイルの検出・整理を得意としています。
スキャン結果をファイルタイプ(動画、ディスクイメージ、アーカイブなど)やサイズごとに自動分類し、Finderやターミナルでは見つけにくいライブラリフォルダ内のキャッシュや、アプリが残した不要な設定ファイルも検出します。
すべての処理がローカルで完結するため個人情報が外部に送信されず、Apple認証取得済みで安全に動作します。削除前のプレビュー確認ができるため、誤って必要なファイルを消すリスクも軽減できます。
操作手順は以下のとおりです。
- Cleamioを起動し、左側のツールバーから実行したい機能(ジャンクファイルのクリーンアップ、重複ファイルの検出、大容量ファイルの検索など)を選択します。
- 「スキャン」ボタンをクリックして、大きなファイルを検出します。検出された大きなファイルをサイズ、時間、または種類で並べ替えて、最も大きなファイルを確認できます。
- スキャンが終わると、ソフトがファイルをサイズ順に並べ替えます。削除したいファイルをチェックし、削除をクリックしてください。
容量の大きいファイルに関するよくある質問
大容量ファイルの整理で迷いやすいポイントをまとめました。
質問1.WindowsやMacのシステムファイルは削除しても大丈夫ですか?
推奨しません。WindowsのC:\Windows、Macの/System配下のファイルは、OSの動作に必要な重要データです。ただし、一時ファイルやWindows Updateのキャッシュ、アプリケーションキャッシュなどは、ストレージ管理機能から安全に削除できます。
質問2.容量の大きいファイルは削除しても問題ありませんか?
ファイルの種類と用途を確認してから削除してください。ダウンロードフォルダ内の古いインストールファイルや重複した写真は削除してもほぼ問題ありませんが、データベースファイル、進行中のプロジェクトファイル、システムバックアップは慎重に判断する必要があります。
最後に
ストレージ不足は、システムのパフォーマンス低下やファイル保存の失敗など、実務上の支障をもたらします。本記事でご紹介した容量の大きいファイルを探す手法を状況に応じて使い分けてください。
特にTenorshare Cleamio(Mac向け)や4DDiG Duplicate File Deleter(Windows/Mac両対応)のような専用ツールを活用すれば、手作業では見落としがちな重複ファイルやキャッシュも効率的に整理できます。