【2023】iPhone写真が一部しかパソコンへ取り込めない原因と対策
iPhoneをお使いの皆様は、iPhoneで撮影した写真をパソコンに取り込んでバックアップしたり、パソコンの大きな画面に表示して皆で楽しむこともあるでしょう。しかしその際、iPhone写真がパソコンへ取り込めない場合があることをご存知でしょうか?そこで本記事では、iPhone写真が一部しかパソコンへ取り込めない原因と対策を詳細に解説していきたいと思いますので、ぜひ最後までご覧ください!そうすれば、iPhoneで撮影した写真をいつでも快適に楽しむことができるようになりますよ。
目次
- Part1:iPhone写真が一部しかパソコンへ取り込めない原因
- 原因1:「iPhoneのストレージ最適化」をオンにする
- 原因2:iPhone写真はHEIC/HEIF形式である
- 原因3:パソコンとiPhoneどちらかが不具合がある
- Part2:iPhone写真が一部しかパソコンへ転送できない対策
- 対処法1:iCareFoneでiPhone写真をパソコンへ取り込むおすすめ
- 対処法2:iPhoneのストレージ最適化をオフにする
- 対処法3:USBケーブル経由でiPhone写真をそのままパソコンにインストールする
- 対処法4:iPhone写真をHEICからjpgへ変換する
- 対処法5:パソコンとiPhoneを再起動
Part1:iPhone写真が一部しかパソコンへ取り込めない原因
まずは、iPhone写真が一部しかパソコンへ取り込めない原因の紹介です。ご自身に当てはまるものがないか、しっかりとご確認ください。
原因1:「iPhoneのストレージ最適化」をオンにする
1つ目の原因は「iPhoneのストレージ最適化」です。これはiPhoneのストレージ容量を効率的に使えるようにしてくれる機能ですが、この機能がオンになっていると、iCloudの自動保存が実行されるため、保存後はiPhoneから写真が消えてしまうことがあります。実際の写真は全てiCloud上に保存されています。
原因2:iPhone写真はHEIC/HEIF形式である
2つ目の原因は「iPhoneの写真形式」です。iOS11以降、iPhoneで撮影した写真は、HEIC/HEIFという形式で保存されるようになりました。従来の形式よりもキレイかつ小サイズなのですが、このHEIC/HEIF形式は、そのままではパソコンでは開くことができません。そのため、パソコンに取り込めるようにするためには、ファイル形式を変換する必要が出てきます。
原因3:パソコンとiPhoneどちらかが不具合がある
3つ目の原因は「パソコンとiPhoneの不具合」です。上記以外に、パソコンやiPhone自体に不具合が発生している場合、一部の写真が消失したり、パソコンに取り込めなかったりします。重篤な不具合の場合は修理が必要ですが、この後に解説する対処法で復旧する場合もあるので、ぜひご覧ください!
Part2:iPhone写真が一部しかパソコンへ転送できない対策
ここからは、iPhone写真が一部しかパソコンへ取り込めない場合の対処法を5つ、ご紹介していきたいと思います。複数の問題が同時発生している場合も考えられますので、対策は一通りご覧くださいね。
対処法1:iCareFoneでiPhone写真をパソコンへ取り込む
iCareFoneはTenorshare社提供の、iPhoneやiPad、iPodのバックアップの作成や復元の他、iOSデバイス・PC・iTunes間でさまざまなデータを高速転送できるツールです。写真・音楽・連絡先などのデータを全般に使用でき、簡単操作かつ無料版も用意されているので、この機会にぜひお試しください!
- 音楽、写真、ビデオ、連絡先、SMS、アプリデータ、メモなど
- パーソナル:連絡先、通話履歴、メッセージ&添付ファイル、カレンダー、 リマインダー、メモ&添付ファイル、ブックマーク
- メディア:写真、音楽、ビデオ、ボイスメモ
- アプリデータ:App、App内蔵写真、動画、WhatsApp、Kik、Tango、Viber
対応可能なiPhoneのデータ一覧
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パソコンに転送したい写真や画像を選んで、オプションバーで「エクスポート」をクリックします。
※右側の「エクスポート設定」ボタンを押すと、写真(画像)の出力形式を設定することができます。対応可能な形式:tif、png、bmp、heic、jpg
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「フォルダの参照」ダイアログが表示されたら、エクスポートする写真の保存先を指定して、「OK」ボタンをクリックします。
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iPhoneからパソコンへの写真転送作業が完了するまでしばらくお待ちください。
対処法2:iPhoneのストレージ最適化をオフにする
ストレージ最適化がオンになっていると、iCloudに自動保存された写真がiPhone内から消える場合があるので、それを避けたい場合はストレージ最適化をオフにしておきましょう。
手順1:iPhoneの「設定」アプリを開きます。 「一般」→「iPhoneストレージ」へとタップして進みます。この時にiPhoneの空き容量をチェックしましょう。
手順2:もしも空き容量が不足している場合は、不要な動画やアプリを削除して容量を確保します。
手順3:「設定」アプリより「写真」を選択します。「iPhoneストレージ最適化」を「オリジナルダウンロード」へ変更すれば操作完了です。ストレージ容量が十分空いていれば、全ての写真がダウンロードされます。

対処法3:USBケーブル経由でiPhone写真をそのままパソコンにインストールする
3つ目の対処法はiCloudなどを介さずにUSBケーブルで欲しい写真を直接iPhoneからパソコンへコピーします。
手順1:USBケーブルでiPhoneとパソコンを接続します。パソコンでエクスプローラーを開き、「コンピューター画面」より接続しているiPhoneデバイス名を選択します。
手順2:「internal Storage」→「DCIM」フォルダへとクリックして進みます。 iPhoneに保存されている写真が入っているので、パソコンに移動したい写真を選択してコピーすれば操作完了です。

対処法4:iPhone写真をHEICからjpgへ変換する
iOS11以降のHEIC形式の写真は、そのままではパソコンで表示できないため、形式を変換する必要があります。ここでは最もシンプルな、Windowsフォトアプリを使用した方法をご紹介します。
関連記事: 【iPhone】写真をHEIC拡張子からJPG・JPEGに変換する5つの方法
対処法5:パソコンとiPhoneを再起動
パソコンやiPhoneに不具合が発生した場合に、再起動で症状が回復する場合があります。下記に強制的にiPhoneを再起動する手順をご紹介していますので、いちど実施してみてください。

まとめ
この記事では、iPhone写真が一部しかパソコンへ取り込めない場合の原因と対処法をご紹介してきました。様々なケースに応じた対処法を網羅していますので、問題解決のお役に立っていれば嬉しいです。特にiCareFoneはiOSデバイスのデータ管理・転送だけでなく、ちょっとした不具合対応にも活用できる便利なツールとなっていますので、この機会にぜひご活用いただければと思います。
- 無料かつ迅速でiOSデータをPC/Macにバックアップ可能
- バックアップデータをプレビューし、必要なデータを選択的に復元可能
- iTunesを使わずにiOSデバイスとPC/Macの間で音楽、写真、ビデオ、連絡先を無制限に転送
- iPhone/iPad/iPod Touchに音楽、写真、ビデオなどデータを追加、整理、削除
- 複数の画像をHEICからJPGに数秒で変換可能・iPhone画面をPCと自由に共有
最終更新日2023-01-03 / カテゴリiPhone写真
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