容量不足でiOS 17にアップデートできない場合の対処方法
iPhoneをiOS 17にアップデートする際に空き容量が足りずアップデートできないケースがあります。これは、iOSアップデートファイルのダウンロードに必要な容量がiPhoneに無いために発生し、空き容量を増やさない限りiOS 17にアップデートできません。この記事では、iOS 17のアップデートではどのくらいの空き容量が必要なのかと合わせてアップデートできない場合の対処法をご紹介します。
iOS 17はどのくらいのストレージ容量を占用しますか?
iPhoneのアップデートでは、AppleサーバーからiOS 17のファイルをダウンロードしてiPhoneにインストールする作業をします。そのため、iOS 17のダウンロードファイルは、約5.91 GB以上のストレージが占用されます。つまり、iOS 17のアップデートにはiOS 17ファイルの容量とインストール作業に使う容量をiPhoneに確保しなければなりません。

iOS 17のアップデート前にiPhoneの空き容量を確認する
iOSアップデート時にiPhoneの空き容量が足りないと「ストレージの空き領域がありません(ストレージは設定で管理できます。)」と表示されてアップデートができません。
iOS 17アップデート前に、[設定]>[一般]>[iPhoneストレージ]の順に開き、iPhoneで利用可能な空き容量を確認します。
iOSアップデートに必要な空き容量がない場合は、以下の方法を参照して、iPhoneのスペースを解放してください。
関連記事: iPhoneストレージが計算中のまま終わらない場合の対処法8選
iOS 17アップデート用にiPhoneのストレージを増やす方法
次は、iOS 17アップデートのためにiPhoneのストレージを増やす方法を見ていきましょう。
方法1、使用頻度の低いアプリを削除する
まずは、使用頻度の低いアプリをiPhoneから削除していきましょう。
Step1: [設定]≫[一般]≫[iPhoneストレージ]とタップします。
Step2: アプリごとに使用しているiPhoneの容量が表示されますので、容量が大きい順に使用頻度が低いアプリをタップします。
Step3: [Appを削除]を押して、アプリに関するデータがすべて削除されます。
方法2、古い価値のないボイスメールを削除する
不要なボイスメールを削除してiPhoneの容量を増やしましょう。
Step1: 電話アプリ>ボイスメールから不要なボイスメールを選択します。
Step2: ボイスメールを左にスワイプすると削除ボタンが表示されます。
Step3: 削除ボタンを押してボイスメールをiPhoneから削除します。
方法3、iPhoneから重要でない写真を削除する
一般的に言って、iPhoneのストレージ容量を圧迫するものは「写真」と「ビデオ」でなければなりません。写真アプリから重要でない写真と動画を削除した後、もう一度「最近削除した項目」から削除しましょう。これで、iOS 17アップデートに必要な容量を確保します。
Step1: iPhoneのホーム画面から写真アプリを選択します。
Step2: マイアルバムに入り、右上にある[選択]ボタンをクリックします。
Step3: 削除したい写真と動画を選択してから、右下隅にあるゴミ箱アイコンをタブします。
Step4: 削除した写真と動画は同アプリ内の[最近削除した項目]に移動するので、再び選択して削除を押してiPhoneから完全に消しましょう。
関連記事: iPhone内の写真を一括で削除する方法5つ!
方法4、iPhone写真をiCloudにバックアップする
すべてのデータをiPhone自体に保存すると、デバイスのメモリを大量に消費します。iCloudをオンにして、写真をiCloudにバックアップしましょう。または写真をPCに移行しましょう。
①USBケーブルでPCとiPhoneを接続する
- USBケーブルを使ってiPhoneをパソコンに接続します。
- パソコンがiPhoneを認識されたら、iPhoneの写真をパソコンに移動します。
②iCloudからパソコンに移す
Step1: iPhoneで設定>ユーザー名>iCloud>写真とタップします。
Step2: iCloud写真をオンにして、iPhone写真をiCloudにバックアップします。
Step3: パソコンからブラウザを開いてiCloudにサインインします。
Step4: 写真をクリックします。
Step5: 写真を選択してダウンロードボタンを押してパソコンに読み込みます。
方法5、iPhoneのSafariでキャッシュデータを消去する
一時的にデータを保存して次回利用時に再表示させるために使われるキャッシュデータですが、Safariはキャッシュデータが溜まりやすいので消去しましょう。
設定>Safari>履歴とWebサイトデータを消去>履歴とデータを消去とタップします。
iPhoneストレージを最適化するためにiPhoneのデータをPCに保存する【無料】
iPhoneの写真、動画などのデータをバックアップする機能を持つTenorshare iCareFoneなら無料でパソコンにバックアップを作成できます。iPhoneのデータを選択してバックアップできるので、iCloudやiTunesよりも便利です。それでは、Tenorshare iCareFoneでiPhoneストレージを最適化するためにデータをPCに保存するやり方を見ていきましょう。
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iPhoneをパソコンに接続してiCareFoneを起動して、「バックアップ&復元」を選択します。
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写真、動画、連絡先などバックアップしたいファイルを選択し「バックアップ」を押します。
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iPhoneのデータはすぐにパソコンにバックアップされます。終了後、[確認]をクリックしてバックアップされたデータをチェックできます。バックアップをとれば、安心してiPhoneから使わないデータを削除することができます。 その後、データを復元したい場合も、iCareFoneでバックアップしたデータをiPhoneに復元することができます。
パソコンでiPhoneをiOS 17にアップデートする
iPhoneが容量不足でiOS 17にアップデートできない場合は、MacやWindows PCでリストアイメージを使ってベータ版のiOS 17を導入できます。iOS 17のファイルはパソコンに読み込むためiPhoneの容量を使用しません。さらに、インストールに必要なiPhoneの容量もiTunesが自動で調節してくれるためiPhoneに空き容量が無くてもiOS 17にアップデートできます。
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iTunesを起動したパソコンにiPhoneを接続すると「iPhoneソフトウェアの最新バージョンがあります。今すぐダウンロードしてiPhoneを更新しますか」と表示されるので「ダウンロードして更新」をクリックします。Macの場合はFinderでも同じです。
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前述したメッセージが表示されない場合は、iTunesでスマホアイコン>概要>更新と選択します。
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「iPhoneはiOS 17ソフトウェアに更新されます。更新はAppleにより検証されます。」と表示されるので「更新」を押します。
まとめ
iPhoneからiOS 17にアップデートする場合、iPhoneにファイルをダウンロードするのに十分な空き容量がないとアップデートはできません。無料でiPhoneデータのバックアップをパソコンに作成できるTenorshare iCareFoneを使うと、効率的にiPhoneの空き容量を増やせます。わかりやすいアイコンが配置された見やすいインターフェイスが特徴の使いやすいツールです。
- 無料かつ迅速でiOSデータをPC/Macにバックアップ可能
- バックアップデータをプレビューし、必要なデータを選択的に復元可能
- iTunesを使わずにiOSデバイスとPC/Macの間で音楽、写真、ビデオ、連絡先を無制限に転送
- iPhone/iPad/iPod Touchに音楽、写真、ビデオなどデータを追加、整理、削除
- 複数の画像をHEICからJPGに数秒で変換可能・iPhone画面をPCと自由に共有
最終更新日2023-08-21 / カテゴリiOS 16
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