iOS写真の活用法

【一本充分!】iPhoneからパソコンに動画を送る方法7選|画像付き解説

iPhoneで美しい動画を簡単に撮影できるのは便利ですが、蓄積された動画がストレージを圧迫すると、動作が遅くなったり新しいアプリをインストールできなくなったりと困った問題が発生します。そんな状況を避けるため、この記事ではiPhoneからパソコンに動画を送る方法を詳しく解説します。WindowsやMacに対応した簡単な手順でiPhoneの動画をパソコンに取り込み、ストレージを解放して快適に使い続けましょう。

iPhoneからパソコンに動画を送る

Part1:iPhoneからパソコンに動画を送る方法の一覧表

iPhoneからパソコンに動画を送るための7つの実践的な方法を一覧表にまとめました。WindowsやMacの対応状況、メリット、デメリットを比較して、自分に合ったiPhoneの動画をパソコンに移す手法を選択しましょう。

方法 対応OS メリット デメリット
メール Windows・Mac
  • デバイス関係なく動画転送できる
  • ツールやアプリの設定が不要で即時対応
容量の大きい動画は転送できない
iCloud Windows・Mac
  • iCloud内にデータを保存しておける
  • 容量の大きい動画も転送できる
無料容量上限が5GBのため、追加ストレージが必要になる場合あり
iCareFone Windows・Mac
  • 高速・簡単に動画転送できる
  • 一括または選択的に転送でき、柔軟性が高い
  • データのバックアップ・復元機能も搭載
専用ツールのインストールが必要
USBケーブル Windows 大量の動画を一括で高速転送できる
安定した有線接続で信頼性が高い
ケーブルの準備と接続が手間になる
フォトアプリ Windows

・操作が直感的で簡単
・インストール不要で即利用可能

大量の動画転送時は操作が煩雑になりやすい
iCloud写真 Mac ・自動同期で手間なく動画をダウンロード可能
・Appleデバイス間の連携がスムーズ
容量上限に達すると追加料金が発生する
Air Drop Mac ・インストール不要でワイヤレス転送
・近距離で素早く完了
・Apple製品のみ利用可能
・大量の動画転送時は時間がかかる

Part2:iPhoneの動画をパソコンに移す基本方法【Windows・Mac対応】

iPhoneからパソコンに動画を送る方法として、WindowsとMacの両方で使える3つの便利な手法を紹介します。これらの方法を使えば、iPhoneの動画をパソコンに取り込み、ストレージの圧迫を解消したり、編集やバックアップをスムーズに行ったりできます。初心者でも簡単に操作可能なので、ぜひ試してみてください。

方法1.メールを使ってiPhoneからパソコンに動画を送る

メールアプリを活用すれば、iPhoneからパソコンに動画を送るのが手軽に実現します。ここではGmailを例に説明しますが、他のメールソフトでも同様の流れで対応可能です。容量の小さい動画に適した方法で、追加ツール不要なのが魅力です。

  • 手順1:iPhoneでGmailアプリを起動します。Gmail画面右下の「作成」ボタン(鉛筆マーク)をタップし、新規メール作成画面を開きます。

  • 手順2:宛先を自分のパソコン用メールアドレスに設定したら、メール本文の下部にある添付アイコン(クリップマーク)をタップします。パソコンに送りたい写真や動画をタップして選択した後、メール作成画面右上の送信ボタン(紙飛行機マーク)をタップすると、メールが送信されます。

  • 手順3:パソコン側でGmailを開き、受信したメールを確認。添付された動画にカーソルを合わせ、表示されるメニューから「ダウンロード」を選択して保存場所を指定します。

  • 手順4:保存が完了すれば、iPhoneの動画をパソコンに移す作業は終了です。

  • メール iPhoneからパソコンに動画や写真を送る

方法2.iCloud経由でiPhoneの動画をWindows/Macに取り込む

iCloudのクラウドストレージを利用した方法で、iPhoneからパソコンに動画を送るのに便利です。自動同期機能が活用できるため、ワイヤレスでデータを共有したい場合に最適です。無料で5GBまで使えますが、動画が多い場合は有料プランを検討しましょう

  • 手順1:iPhoneで「設定」アプリを起動します。「iCloud」→「写真」へとタップして進みます。「iCloud写真」の右側のスイッチをタップしてON状態(緑色)にします。これでiPhoneの動画が自動的にiCloudにアップロードされます。

    icloud 写真移行
  • 手順2:パソコンでブラウザからiCloud.comにアクセスし、Apple IDでサインインします。「写真」アイコンをクリックしてライブラリを表示します。

  • icloud 写真移行
  • 手順3:アップロードされた動画を選択し、画面上部の「ダウンロード」アイコンをクリック。パソコンに保存して完了です。

方法3.iCareFoneツールでiPhoneからパソコンに動画を効率的に転送する

Tenorshare iCareFoneは、iPhoneの動画をパソコンに移すための専用ツールとしておすすめです。このソフトを使えば、高速で安全にデータを管理でき、iOS 26や最新のiPhone 17シリーズにも対応。写真や動画の転送だけでなく、バックアップや復元機能も充実しているので、多機能ツールを探している方にぴったりです。

  • 高速高画質:動画転送が素早く、元のサイズと品質を維持
  • 安全:デバイス内のデータを上書きせず、セキュアに扱える(256-bit SSL対応)
  • 自由選択:プレビューしながら必要な動画だけを選択・転送可能
  • 多種類対応:動画以外に音楽、連絡先、メッセージ、アプリデータなど30種類以上をサポート
  • 双方向転送:iOSデバイスとPC/Mac間の写真などのデータ転送を実現する
  • 操作簡単:: 初心者向けの直感的なインターフェースで、1クリックエクスポート可能
  • iCareFoneを起動して、お使いのiOSデバイスをPC/Macに接続します。

    iCareFone ファイル管理をクリック- iCareFoneのガイド

    「ファイル管理」>「ビデオ」の順に進み、PC/Macに転送したいビデオを選んで、「エクスポート」をクリックします。「フォルダの参照」ダイアログが表示されますので、そこでビデオの保存先を指定して、「OK」をクリックします。

    iPhone ビデオをパソコンに保存 - iCareFoneのガイド
  • これで、ビデオの転送が開始されます。処理が完了した旨の確認が出たら、「保存先を開く」か「OK」を選択しましょう。

    iPhone ビデオの転送が完了 - iCareFoneのガイド

Part3:iPhoneの動画をパソコンに取り込む方法【Windows専用】

Windowsパソコンをお使いの方で、iPhoneからパソコンに動画を送る方法をお探しなら、ここで紹介する手法がぴったりです。

方法1.USBケーブルでiPhoneの動画をWindowsに直接転送する

iPhoneとWindowsパソコンをUSBケーブルで直接接続すれば、iPhoneからパソコンに動画を送るのが安定して行えます。Lightningケーブル(古いモデル)やUSB-Cケーブル(iPhone 15以降)を使い、データ容量の制限なく大量転送が可能。ネット不要でオフライン作業に適しています。

  • 手順1:Windowsパソコンを起動し、USBケーブルでiPhoneを接続します。iPhone画面に「このコンピュータを信頼しますか?」のメッセージが出たら、「信頼する」をタップしてアクセスを許可してください。これで安全に接続が確立されます。

  • 手順2:パソコンでファイルエクスプローラーを開き、左側の「このPC」またはデバイス一覧から「Apple iPhone」を右クリックし、「画像とビデオのインポート」を選択します。

  • 手順3:インポートする項目を選択(一部または全部)。動画のグループ化を「日付ごと」や「月ごと」に設定可能で、画面右下の「インポート」をクリックします。処理が完了するまで待ち、保存場所を確認すれば終了です。

  • USBケーブルでiPhoneの動画をWindowsに転送する

注意点:・iPhoneのロックを解除しておき、最新のWindows更新を適用するとスムーズ。
・動画がHEVC形式の場合、Windowsで再生するためにコーデックをインストールする可能性があります(Microsoft Storeから無料)。

関連記事: 【2025最新】iPhoneからUSBメモリに写真を移す対策

USBメモリは故障してしまう可能性があり、このソフトで事前にバックアップしましょう。無料かつ無制限なバックアップ機能も搭載されており、大事なデータを守ります。

方法2.フォトアプリを使ってiPhoneからPCに動画を送る

Windows標準のフォトアプリを使えば、iPhoneからパソコンに動画を送る操作が直感的で初心者向きです。USB接続で高品質のままインポートでき、自動整理機能が便利です。

  • 手順1:iPhoneをUSBケーブルでWindowsパソコンに接続し、スタートメニューから「フォト」アプリを検索・起動します。iPhone側で「信頼する」をタップして許可します。

  • 手順2:アプリ画面右上の「インポート」メニューをクリックし、「接続されているデバイスから」または「USBデバイスから」を選択します。

  • 手順3:iPhone内の写真・動画一覧が表示されるので、取り込みたい動画をチェックします。インポート設定でフォルダ分け(例:日付ごと)を調整し、「選択した項目のインポート」をクリックします。

  • 手順4:インポート完了後、フォトアプリのライブラリで確認します。パソコンに保存された動画を編集したり共有したりできます。

  • 「フォト」アプリ iPhon 動画 パソコンに移行

注意点:・インポート後にiPhoneから自動削除するオプションはオフに推奨です。
・動画が多い場合、処理時間がかかるので高速USBケーブルを使用しましょう。
・アプリが認識しない時は、Windows更新を確認してください。

Part4:iPhoneの動画をMacに転送する方法【Mac専用】

Macをお使いの方でiPhoneからパソコンに動画を送る方法を探しているなら、このセクションが役立ちます。ワイヤレス中心の便利な手法でiPhoneの動画をパソコンに取り込み、ストレージの最適化や動画編集を簡単に実現できます。

方法1.「iCloud写真」でiPhoneの動画をMacにダウンロードする

iCloudの同期機能を使えば、ケーブル不要でiPhoneからパソコンに動画を送るのがスムーズになります。自動アップロードでいつでもアクセス可能で、動画のバックアップにも最適です。無料で5GBまで利用でき、2025年現在、HEVC動画の高速ダウンロードをサポートしています。

  • 手順1:iPhoneの「設定」アプリを開き、自分のApple IDをタップします。「iCloud」→「写真」の順に進み、「iCloud写真」のスイッチをオン(緑色)にします。これで動画が自動的にiCloudにアップロードされます。

  • 手順2:MacでAppleメニューから「システム設定」を選択(macOS Ventura以降)。「Apple ID」をクリックし、サイドバーから「iCloud」→「写真」をオンにします。Photosアプリを起動すると、iCloudから同期された動画がライブラリに表示されます。

  • 手順3:Photosアプリでダウンロードしたい動画を選択(Command+Aで全選択可能)。右クリックまたはメニューから「ダウンロード」を選び、Macの保存場所を指定。同期完了後、動画を直接編集したり共有したりできます。

注意点:・アップロードにWi-Fi環境をおすすめします。
・動画が多い場合、iCloudストレージの追加(月額料金)が必要になる可能性があります。
・Photosアプリで「オリジナルをダウンロード」をオンにすると高品質を維持。

方法2.AirDropでiPhoneからMacに動画を素早く送る

AirDropのワイヤレス共有で、iPhoneからパソコンに動画を送るのが素早い方法です。BluetoothとWi-Fiだけで近距離転送が可能で、macOS/iOS更新により、動画の圧縮なしで高速化されています。Appleデバイス間限定ですが、セキュリティが高くおすすめです。

  • 手順1:iPhoneとMacの両方でAirDropをオンにします。

    • iPhone:コントロールセンターを開き、Wi-Fi/Bluetoothをオン後、AirDropアイコンを長押しして「連絡先のみ」または「すべての人(10分間)」を選択します。
    • Mac:Finderから「AirDrop」を開き、「すべての人に検知されるようにする」を選択します。
  • 手順2:iPhoneの「写真」アプリで転送したい動画を選択します(複数選択可)。下部の共有ボタンをタップし、AirDropオプションを選択します。

  • 手順3:表示されたデバイス一覧から自分のMacを選択します。Mac側で受信通知がポップアップしたら「受け入れる」をクリックします。動画がMacのダウンロードフォルダに保存され、転送完了です。

  • AirDrop iPhoneの動画をMacに転送する

注意点:・デバイスが近く(10m以内)で同じApple IDを使用します。
・動画の容量が大きい場合、Wi-Fiネットワークを共有するとより速く転送可能です。
・認識しない時はBluetoothを再起動してみてください。

まとめ

この記事で紹介したように、iPhoneからパソコンに動画を送る方法は多岐にわたり、WindowsやMacの環境に合わせて選べます。メールやUSBケーブル、iCloudなどの基本手法から、AirDropのようなワイヤレスオプションまで、iPhoneの動画をパソコンに移すことでストレージの負担を軽減し、日常のデータ管理を効率化できます。

特に、Tenorshare iCareFoneのような専用ツールは、最新版でiOS 26/iPhone 17に対応し、1クリックで高速転送・バックアップ・復元が可能です。動画だけでなく音楽や連絡先も扱える多機能さが魅力なので、無料トライアルから試してみてはいかがでしょうか。

関連記事: iPhone 動画を再生できない場合の原因と対処方法

iOSとPC/Macの間で自由にデータを整理・転送
  • 無料かつ迅速でiOSデータをPC/Macにバックアップ可能
  • バックアップデータをプレビューし、必要なデータを選択的に復元可能
  • iTunesを使わずにiOSデバイスとPC/Macの間で音楽写真ビデオ連絡先を無制限に転送
  • iPhone/iPad/iPod Touchに音楽、写真、ビデオなどデータを追加、整理、削除
  • 複数の画像をHEICからJPGに数秒で変換可能・iPhone画面をPCと自由に共有

【一本充分!】iPhoneからパソコンに動画を送る方法7選|画像付き解説

最終更新日2025-09-23 / カテゴリiPhoneビデオ