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iPhone 15の復元が読み込み中に終わらない時の原因と対処法

ついにiPhone 15シリーズの予約受け付けが始まりましたが、皆さんは買い替え後のiPhoneのデータ復元作業に手間取ったことはないでしょうか。復元が読み込み中に進まない・終わらない、表示される残り時間が増えていく、エラーが出るなどのご経験がある方もいるのではないかと思います。この記事では、iPhoneの復元が実行中のまま進まないなどの事象について、よくある原因と一般的な対処法の他、必要なデータのみを簡単かつ短時間で復元できる専用のデータ管理ソフトなどをご紹介します。よくある事象を把握しておくことで、スムーズなデータ移行のために事前に準備できることもありますので、ぜひチェックしてみてください。

Part1:なぜiPhoneの復元が読み込み中に進まないのか?対処法は?

iPhoneの復元が進まない事象やエラーの発生にはさまざまな原因がありますが、それぞれの原因に応じて適切に対処することで、問題が解決することがあります。以下では、8つの原因と対処法をご紹介します

原因1:復元の途中に不明なエラーが発生した

iTunesを利用してiPhoneを復元する場合、iTunesのバージョンが古いと、復元の処理が正常に進まないことがあるため、事前にiTunesのバージョンを更新しておいてください。また、PC内のプログラムやデータ、セキュリティソフトが影響を与えている可能性もあるため、不要なプログラムやアプリ、データの削除や、セキュリティソフトの一時停止を試すのも手段の一つです。

関連記事: 不明なエラー(9)が発生して、iPhoneを復元できない場合の対処方法

原因2:iPhoneが最新のバージョンにアップデートされていない

iPhoneのiOSが古いと、バグの発生や復元時間の長期化を招くことがあるため、iOSが最新のバージョンになっているかをチェックしておきましょう。iOSのバージョンは、設定アプリから「一般」>「情報」をタップし、「システムバージョン」の箇所で確認できます。

原因3:ケーブルの接触不良や純正ではないケーブルを使用している

iTunesのバックアップデータからiPhoneを復元する際、PCとiPhoneをつなぐケーブルに不具合があると作業に影響が出ます。ケーブルは内部が断線していたりするケースもあるため、確認が必要です。また、できればApple社の純正品、またはAppleが定める性能基準を満たしたケーブルを使用することをお勧めします。

原因4:iPhoneの空き容量が不足している

iPhoneの空き容量よりも復元したいバックアップデータの容量が大きい場合、「iPhoneで十分な空き領域が使用できないため、iPhone”XX”を復元できませんでした」というエラーメッセージが表示されます。不要なデータはあらかじめ削除、または別のメモリに移動させるなどして、バックアップデータ自体を削減する必要があります。

関連記事: 【iOS17対応】iPhoneストレージが計算中のまま終わらない場合の対処法8選

原因5:iPhoneが古い、または故障している

復元の読み込みが進まない場合、iPhone自体が古いことや、故障していることが原因になっている可能性も考えられます。より性能が高いiPhoneへの切り替えを検討してみるのも一つの手段です。

原因6:通信環境が悪い

Wi-Fiが不安定な場合には、復元に失敗したり、時間がかかったりしてしまいます。事前にWi-Fiの安定性を確認するとともに、不安定な場合には、できる限りWi-Fiルーターの近くで作業を実施してください。

原因7:iTunesのバックアップが破損している

iTunesに保存したバックアップデータ自体が破損している可能性があるため、バックアップデータの再作成をお試しください。

関連記事: iTunesとiPhoneが同期できない時の7つの対策

原因8:不要なデータが多くて時間がかかりすぎる【iCloud】

特にiCloudを利用してiPhoneを復元する場合、バックアップデータの容量が多いと復元処理に時間がかかってしまうため、あらかじめ不要なデータを削除してからバックアップを作成してください。不要なアプリや写真・動画データなどを削除することで、データ容量を削減できます。設定アプリから、「一般」>「iPhoneストレージ」をタップすると、アプリごとのデータ容量が確認できるため、参考にしましょう。

Part2:iPhoneの復元は専用のデータ管理ソフトに任せる

iCloudやiTunesを活用した方法以外にも、iCareFoneという専用のiPhone データ管理ソフトを使ってiPhoneのバックアップデータの作成・復元ができる方法があります。iCareFoneでは、無料かつ直感的な操作でiPhoneのバックアップを作成することができる他、作成したバックアップデータの中から必要なデータのみを選択して復元することができるため、不要なデータまで復元してiPhoneの空き容量を食ってしまうということを防げます。下記では、iCareFoneの利用方法をご紹介しますので、iPhone 15への切り替えを予定している方は、ぜひこの機会にiCareFoneを利用してみてください。

    対応可能なiPhoneのデータ一覧

  • 音楽、写真、ビデオ、連絡先、SMS、アプリデータ、メモなど
  • パーソナル:連絡先、通話履歴、メッセージ&添付ファイル、カレンダー、 リマインダー、メモ&添付ファイル、ブックマーク
  • メディア:写真、音楽、ビデオ、ボイスメモ
  • アプリデータ:App、App内蔵写真、動画、WhatsApp、Kik、Tango、Viber
  • iCareFoneを使ってバックアップを事前に作成する【無料】

    対応可能ファイル一覧表から、バックアップした項目を選択し、「バックアップ」ボタンをクリックします。

    iPhoneをバックアップする - iCareFoneのガイド

    バックアップの作成にかかる時間は、バックアップ対象データの容量とネットワークの速度によって異なりますので、十分に時間があるときに行ってください。

    iPhoneをバックアップ中 - iCareFoneのガイド
  • バックアップしたデータを新しいiPhoneへ移行

    選択したデータのスキャンが完了すると、データの中身がプレビューで表示されて、確認することができます。確認後、問題なければ復元したいデータにチェックをつけて、「デバイスに復元」をクリックします。

    iPhone バックアップ復元 - iCareFoneのガイド
  • 復元可能なデータの説明が表示されますので、確認後に「復元を続行」をクリックすると復元が始まり、「復元完了!」と表示されたら作業は完了です。

    iPhone バックアップ復元 - iCareFoneのガイド

詳しい詳細はこちらの動画をチェックしてください。

Part3:【補足】iPhoneの復元が実行中の状態から動かない時の裏ワザ

これまで紹介した方法を試してもiPhoneの復元が進まない場合、下記の方法で対処できる場合もあります。

1.復元を強制終了して再度実行

iPhoneの復元が読み込み中の状態から動かない原因が不明な場合、iTunesを活用した復元の際には、PCを再起動して再度復元作業を実行すると問題が解決する可能性があります。

2.再度iPhoneにサインイン

Apple ID認証によって何らかの問題が発生している可能性があるため、一度Apple IDからサインアウトして、もう一度サインインした上で復元作業をお試しください。

【サインアウトの手順】設定アプリを開く>画面上部のApple IDをタップ>画面下部の「サインアウト」をタップ→パスワードを入力

【サインインの手順】設定アプリを開く→「iPhoneにサインイン」をタップ→Apple IDを入力→パスワードを入力

3.リカバリーモードで復元

iPhoneの復元がどうしてもできない場合の最終手段として、iPhoneのリカバリーモードでの復元をお試しください。iTunesを起動したPCとiPhoneを接続した上で、iPhoneをリカバリーモードにし、「復元」>「復元と更新」を選択して、画面の指示に従って作業を進めます。なお、この方法で復元するとiPhoneのデータは初期化されて、全てiTunesのバックアップデータに置き換えられるため注意してください。

【リカバリーモードにする方法】iPhone 8移行では、音量アップボタンとダウンボタンをそれぞれ一度押してすぐに放し、サイドのスリープボタンを、iTunesのマークが表示されるまで長押しします。

関連記事: iPhoneリカバリーモードとは?起動と解除方法を解説

Part4:iPhoneを復元する時よくある質問

1.iPhoneの復元の実行中で何時間かかる?

復旧状況により異なりますが、通常の場合、読み込み時間は1時間から2時間程度とされています。また、読み込みに要する時間は、データ容量に大きく影響されます。

2.iPhoneの復元途中で中止する場合ではデータが消える?

途中でバックアップからの復元を止めた場合は正常な状態で使用する事は出来なくなる可能性がありますです。iPhoneは使えますとしてもデータの復元が不完全である恐れがあります。従って、iPhoneを復元する前に、データをバックアップしたほうがいい。

まとめ

如何でしたでしょうか。この記事では、iPhoneを機種変更する際のデータ移行方法について紹介させて頂きあました。機種変更前の準備から実際の移行手順まで、一通りのやり方をご理解頂けたかと思います。特にiCareFoneはiPhoneデータのバックアップから復元までを一括でサポートしてくれますし、操作も簡単で分かりやすいので、是非この機会に使ってみてくださいね。来るiPhone15発売に備え、今のうちに移行準備を完璧に整えておきましょう!

関連記事: 【機種変更】バックアップからiPhone15に復元する方法

iOSとPC/Macの間で自由にデータを整理・転送
  • 無料かつ迅速でiOSデータをPC/Macにバックアップ可能
  • バックアップデータをプレビューし、必要なデータを選択的に復元可能
  • iTunesを使わずにiOSデバイスとPC/Macの間で音楽、写真、ビデオ、連絡先を無制限に転送
  • iPhone/iPad/iPod Touchに音楽、写真、ビデオなどデータを追加、整理、削除
  • 複数の画像をHEICからJPGに数秒で変換可能・iPhone画面をPCと自由に共有