iPhoneデータ復元・活用術

間違って消したiPadメモの文字を復元する方法

iPadに保存しておいたメモの文字を消した場合、もはや元に戻すことはままならないのでしょうか。iPadでふと誤操作をして失ってしまった重要なメモは、どうにかして取り戻したいものです。結論から言うと、実はiPadから消えてしまったメモを復元することは可能です。しかもいくつかの方法があるため、意外にハードルが低いと感じられるかもしれません。

今回は消したiPadメモを復元する方法を7つご紹介しますので、ぜひご自身に合った方法を見つけて下さい。

方法1.iPadのメモを取り消し機能で元に戻す

iPadのメモの編集中に文字を消したのであれば、取り消し機能で元に戻すことが出来ます。以下の2つの方法があります。

1. シェイク(振る)で取り消し

iPadを軽く振ることで、直前の入力や編集操作を取り消すことができます。

  • Step1: 間違って削除したり、編集したりしてしまった直後に、iPad本体を軽く振ります。

  • Step2: 画面下部に「取り消す - [直前の操作]」というアラートが表示されます。

  • Step3: 「取り消す」をタップすると、直前の操作が元に戻ります。

この機能は、直前の操作に対してのみ有効です。時間が経ってしまうと取り消しはできません。 意図せずiPadを振ってしまい、取り消しのアラートが表示されることがあります。その場合は、「キャンセル」をタップすれば元に戻りません。 設定によっては、この機能が無効になっている場合があります。確認するには、「設定」アプリを開き、「アクセシビリティ」>「タッチ」>「シェイクで取り消し」がオンになっているか確認してください。

2. 3本指のジェスチャーで取り消しとやり直し

iPadOS 13以降では、3本指のジェスチャーでより直感的に取り消しとやり直しを行うことができます。

  • 取り消し:画面上で3本の指を左方向にスワイプします。
  • やり直し:取り消しを行った後、画面上で3本の指を右方向にスワイプします。

このジェスチャーは、メモアプリだけでなく、多くのテキスト入力が可能なアプリで利用できます。 3本指での操作が難しい場合は、上記のシェイクによる取り消し機能を試してみてください。

方法2.「最近削除した項目」から削除したiPadメモを復元する

iPadの「メモ」アプリには、「最近削除した項目」という一時的なゴミ箱のようなフォルダがあります。iPadのメモそのものを削除した場合でも、30日以内であれば「最近削除した項目」から復活させることが出来ます。まずは、このフォルダに目的のメモが残っていないか確認してみましょう。

  • Step1: 「メモ」>「最近削除した項目」と進みます。

    iPadの最近削除した項目からメモを復元
  • Step2: 復元したいメモを選択後、「移動」をタップして下さい。

    iPadの最近削除した項目からメモを復元
  • Step3: フォルダを選択し、復元します。

方法3.データ復元ソフトからバックアップなしのiPadメモを復元する

上記の方法でもメモを復元できなかった場合、復元ソフト「UltData iPadデータ復元」は、バックアップがなくとも消えたiPadメモを復元することが出来ます。しかし、復元作業を行う前に、iPadの使用を極力控えることをお勧めします。新しいデータが書き込まれることで、復元したいメモのデータが上書きされる可能性が高まります。一度無料体験版で復元できるデータがあるか確認しましょう。

  • バックアップなしでもiPhone・iPadから誤って削除されたメモが復元可能
  • 無料のプレビュー機能で、復元できるかどうかを確認でき
  • iCloud、iTunesバックアップからメモを選択的に復元、上書きされません
  • メモ、写真、LINE、インスタなどのデータをバックアップでき

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  • UltDataで「iOSデバイスから復元」を選択します。iPadをつなぎます。

    ultdata-iosを使う
  • 「メモ&添付ファイル」を選択し、「スキャン」をクリックします。

    スキャンします
  • プレビューからファイルを選択し、「復元」をクリックします。

    iPadメモを復元

方法4.メールサーバーから消えたiPadメモを復元する

メールサーバーに自動バックアップされていた場合、消えたiPadメモを復元出来ます。

  • Step1: 「設定」>「アカウントとパスワード」と進みます。

  • Step2: 契約メールサーバーを選択します。「メモ」が有効であることを確認します。

    削除したiPadメモをメールから戻す
  • Step3: 「メモ」のフォルダで、該当メールサーバーのメモを探して復元します。

    削除したiPadメモをメールから戻す

方法5.iTunesバックアップから消去したiPadメモを復活させる

iCloudバックアップを利用していない場合でも、パソコンのiTunes(macOS Catalina以降ではFinder)にiPadのバックアップを作成している可能性があります。このバックアップからもメモを復元できる可能性があります。しかし、これは、iPadの消えたメモを含むバックアップで丸ごとiPadを上書きする方法です。

  • Step1: iTunesを開き、iPadを接続します。デバイスアイコン選択します。

  • Step2: 「バックアップを復元」をクリックします。対象のバックアップファイルを選択し、「復元」をクリックします。

    消えるメモをiTunesバックアップから復元

方法6.iCloudバックアップから消えたiPadメモを復元する

iPadを初期化し、初期設定でバックアップから復元する方法です。iCloudバックアップを設定している場合、iPad全体またはメモアプリのデータがバックアップされている可能性があります。もし「最近削除した項目」に目的のメモが見つからない場合は、iCloudバックアップから復元を試してみましょう。また、iCloudバックアップからの復元は、現在のiPadのデータを過去の状態に戻すため、バックアップ以降のデータは失われる可能性があります。

  • Step1: 「設定」>「一般」>「リセット」と進みます。

  • Step2: 「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択します。

    消えたメモをiCloudバックアップから復元
  • Step3: 初期設定の「Appとデータ」で「iCloudバックアップから復元」を選択します。

    消えたメモをiCloudバックアップから復元

方法7.iCloud.comを使用して削除されたiPadメモを復元する

30日以内に削除されたiPadメモであれば、iCloud.comでも復活可能です。この方法で復元するには、iPadの「メモ」アプリがiCloudと同期されている必要があります。「設定」アプリの「[あなたの名前]」>「iCloud」で、「メモ」がオンになっていることを確認してください。復元されたメモは、同じApple IDでサインインしているすべてのデバイスのメモアプリに反映されます。

  • Step1: iCloud.comにサインインします。

  • Step2: 「メモ」>「最近削除した項目」と進みます。

  • Step3: 復元対象を選択し、「復元」をクリックします。

    消えたメモをiCloud.comから復元

まとめ

iPadメモで消した文字を戻す方法について、ご案内いたしました。ご案内の通り、普段からバックアップ取得を有効しておき、把握しておくといざというときに簡単に復元することができます。注目すべきは、バックアップなしでもiPadで消したメモの文字を戻すことができる「Tenorshare UltData」です。メモに限らず、写真や動画、音楽といった35種類以上のデータを抽出することが出来、削除したデータを簡単に時短で復元することが出来る優秀なソフトです。

また、iCloud.com、iCloudバックアップ、iTunesバックアップの機能ではiPadメモを選択的な復元はできません。もし、過去のiCloudバックアップから特定のメモだけを復元したい場合は、Tenorshare UltDataも利用してください。このソフトはiCloudバックアップの内容を個別に閲覧し、選択的にデータを復元する機能を提供します。

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