iPhoneで削除したメッセージを復元する方法を徹底解説!
著者 石原 侑人 最終更新日 2024-10-22 / カテゴリiPhoneデータ復元
「iPhoneのメッセージが消えた。どうすればいいですか?」
メッセージアプリを使って連絡を取ることは珍しくありません。しかし、メッセージの整理中に間違って大事なメッセージを消してしまったらどうしますか。誤って完全削除したiPhoneメッセージを復元する方法はありますか?
この記事では、削除したiPhoneメッセージを復元する方法について説明します。
Part1:iPhoneで削除されるメッセージの種類
iPhoneでよく使われるメッセージの形式には、大きく分けてSMS、MMS、iMessageの3種類があります。それぞれ特徴が異なるため、使い分けることでより快適にコミュニケーションを取ることができます。メッセージの吹き出しの色が緑色で表示されるものは、SMS/MMSで送信されたメッセージです。
1.SMS(ショートメッセージサービス)
SMS は Short Message Service の略で、日本語ではショートメッセージサービスと呼ばれます。携帯電話の電話番号 を使って、短いテキストメッセージをやり取りするサービスです。
- 文字数制限がある(通常1通あたり160文字程度)
- 画像や動画などの添付は基本的にはできない
- インターネット回線ではなく、携帯電話の回線を利用するため、場所を選ばずに利用できる
2.MMS(マルチメディアメッセージサービス)
マルチメディアメッセージサービスの略で、画像や動画などのマルチメディアデータを添付できるメッセージサービスです。
- 文字数制限なし
- 画像、動画、音声などの添付が可能
- 件名をつけることができる
3.iMessage
Appleのデバイス(iPhone、iPad、Macなど)同士で利用できるメッセージサービスです。インターネット回線を利用するため、Wi-Fi環境下であれば通信料がかかりません。高画質な写真や動画、音声メッセージなどをスムーズに送受信できます。
- 高画質の画像や動画を送受信できる
- 反応を示す「既読」機能や、入力中の表示など、コミュニケーションが円滑になる機能が充実している
- グループチャットも可能
- iMessageは青色の吹き出しで表示されることが多い
- Appleデバイス同士でしか直接利用できない(Android端末などとはSMSに切り替わる)
種類 | 特徴 | 利用シーン |
---|---|---|
SMS | 文字数制限あり、シンプル、キャリア回線利用 | 短い連絡、電話番号しか知らない相手とのやり取り |
MMS | 画像・動画添付可能、キャリア回線利用 | 画像や動画を添えて、より豊かなコミュニケーション |
iMessage | 無料、高機能、Appleデバイス間 | iPhoneユーザー同士のコミュニケーション、グループチャット |
Part2:iPhone メッセージが消えた原因
なぜiPhoneのメッセージが消えたのか、その原因から考えていきましょう。
原因1:iPhoneメッセージの保存期間が無期限ではない
iPhoneメッセージの保存期間は30日、1年、無期限の中から選ぶことができます。保存期間を確認する方法は以下の通りです。
設定アプリを開く
メッセージをタップ
メッセージの保存期間を選択
保存期間を変更
原因2:iCloudでメッセージのバックアップがオフ
メッセージのバックアップがオフになっていると、iCloudで保存されません。以下の手順で設定を確認してください。
設定アプリを開く
Apple ID > iCloudを選択
メッセージがオンになっているかチェック
Part3:iPhoneメッセージを復元する方法
大事なメッセージを消してしまった時は、これから紹介するiPhoneメッセージを復元する方法を試してみてください。
- 方法1:データ復元ソフトで削除したiPhoneメッセージを復元(バックアップ不要)
- 方法2:iCloudバックアップからiPhoneメッセージだけを復元(パソコン不要)
- 方法3:iTunesバックアップからiPhoneメッセージ履歴を復元(パソコン必要)
方法1:データ復元ソフトで削除したiPhoneメッセージを復元(バックアップ不要)
「UltData」という専門的なデータ復元ソフトを使えば、バックアップなしでメッセージだけを復元できます。復元したいデータを選べるので、余計なデータが復元される心配はありません。
安全・強力 信頼できるiOSデータ復元ソフト。iOSデバイス本体、またはiTunes・iCloudバックアップから簡単に画像や動画などのデータを復元
Ultdataを起動して iOSデバイスから復元をクリックします
メッセージにチェックを入れてスキャンを押します
復元したいメッセージを選択して復元をクリックします
方法2:iCloudバックアップからiPhoneメッセージだけを復元(パソコン不要)
iCloudを使ってiPhoneメッセージを復元する方法はパソコンなしでできます。ただし、iPhoneを初期化し、メッセージ以外のデータもiCloudバックアップから復元されるため注意が必要です。
設定アプリを開く
一般を選択
「転送またはiPhoneをリセット」をタップ
「すべてのコンテンツと設定を消去」から「続ける」と押す
次はiCloudバックアップからデータを復元する方法です。
iCloudバックアップから復元を選択
iCloudにサインイン
バックアップファイルを選択
注意:この方法はデータが失われるリスクがあります。
方法3:iTunesバックアップからiPhoneメッセージ履歴を復元(パソコン必要)
パソコンがあれば、iTunesからiPhoneのメッセージを復元できます。ただし、メッセージ以外のデータも復元されるため注意が必要です。
iPhoneをパソコンに接続し、iTunesを開く
スマホアイコン > 概要をクリック
「バックアップを復元」を押す
参考動画
まとめ
iPhoneで消えたメッセージを復元する方法をいくつかご紹介しました。焦らず、一つずつ試してみてください。大切なメッセージは、こまめなバックアップを心がけ、失わないようにしましょう。
バックアップから復元する場合は、メッセージ以外のデータも復元される場合があるので注意が必要です。メッセージだけを復元したい場合、iPhone復元アプリ「Ultdata」を利用することで、メッセージだけを復元できます。
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