iPhoneで共有アルバムが消えた時の対処法

iPhoneの写真や動画を友達や家族などと共有できる便利な共有アルバム機能ですが、突然共有アルバムが消えたり、共有アルバム内の写真や動画が表示されない事象が発生することがあります。この記事では、iPhoneで共有アルバムやその中身が消えた場合の復元方法をご紹介しますので、そのような事態に直面した際に落ち着いて対応できるよう、ぜひ参考にしてください。

iPhoneの共有アルバムが勝手に消える原因

まず、iPhoneの共有アルバムが勝手に消える原因として考えられるのが、インターネット接続が不安定であることです。共有アルバムの写真や動画はiCloudに保存されるため、共有アルバムの利用には安定した通信環境が必要です。また、写真アプリやiOSの一時的な不具合や、古いiOSを利用していることなども、原因となることがあります。

iPhoneの共有アルバムの動画・写真が消えた時の対処法【5選】

なぜiPhoneの共有アルバムの写真や動画が消えてしまったかが分かると、適切な対処によってデータを復元することが可能です。下記で具体的な対処法をご紹介します。

対処法①：ネットワークの接続状態を確認する
対処法②：iPhoneを再起動する
対処法③：共有アルバムをオフにして、再度有効にする
対処法④：iOS ソフトウェアをアップデートする
対処法⑤：専門ソフト「UltData」を使って消えた共有アルバムを復元

対処法①：ネットワークの接続状態を確認する

まず、ネットワークの接続状態に問題がないか確認しましょう。Wi-Fiを利用している場合には、ルーターから離れすぎていないかや、ルーターとの間に遮蔽物などがないかを確認し、それでも改善しない場合には、ルーターの再起動を行いましょう。モバイル通信を利用している場合には、電波環境が安定している場所に移動してください。また、モバイル通信とWi-Fi通信を切り替えてみるのもおすすめです。

対処法②：iPhoneを再起動する

iOSに一時的な不具合が生じていることが原因の場合には、iPhoneの再起動を行うことで問題が解消されることがあります。再起動の方法は、iPhoneの機種によって異なります。

＜iPhone X以降＞

サイドボタンと音量調整ボタン（どちらか一方）を同時に長押しして、電源オフスライダが表示されたらドラッグします。電源が切れたら、サイドボタンを長押しして、電源を入れます。

＜iPhone 6、7、8およびSE（第2・3世代）＞

サイドボタンを長押しして、電源オフスライダが表示されたらドラッグします。電源が切れたら、再度サイドボタンを長押しして、電源を入れます。

対処法③：共有アルバムをオフにして、再度有効にする

写真アプリの共有アルバム機能に一時的な不具合が発生していることが原因の場合には、共有アルバムの機能を一度オフにしてからオンにし直すことで、問題が解消する場合があります。

「設定」アプリから、上部のユーザー情報＞「iCloud」＞「写真」の順にタップし、共有アルバムをオフにして、数分後に再度オンにし直してみてください。しばらく経った後、共有アルバムの写真や動画が表示されているか確認しましょう。

対処法④：iOSソフトウェアをアップデートする

iOSのバージョンが古い場合や、不具合があるiOSを利用していることが原因の場合には、iOSを最新のバージョンにアップデートすることで、不具合が解消されることがあります。

「設定」アプリから、「一般」＞「ソフトウェアアップデート」＞「ダウンロードしてインストール」の順にタップして、パスコードを入力し、「今すぐインストール」をタップすると、アップデートできます。アップデート後に、共有アルバムの写真や動画が戻っているか確認しましょう。

対処法⑤：専門ソフト「UltData」を使って消えた共有アルバムを復元

上記の方法を試しても、共有アルバムを復元できない場合には、iOSデバイスの復元ソフトであるUltDataを利用するのがおすすめです。

UltDataは、バックアップデータがなくても、iOSデバイス内のストレージをスキャンすることで、消えたデータを復元することができる強力なソフトです。復元前に各データの中身をプレビューできる便利な機能が搭載されており、iOSデバイス内のさまざまなデータのうち必要なデータのみを選択して復元することが可能です。難しい操作は必要なく、画面のシンプルな指示に沿った手順で短時間で作業が完了します。

パソコンでUltDataを起動して、「iOSデバイスから復元」機能を選択し、USBケーブルでiPhoneをパソコンに接続します。
iPhoneが接続されると、データ項目の一覧が表示されますので、「写真」にチェックを入れて、「スキャン」をクリックします。
データのプレビュー画面が表示されたら、必要なデータを選択して「PCに復元」をクリックすると、選択した写真・動画をパソコンに復元できます。

まとめ

この記事では、iPhoneの共有アルバムが消えた場合の対処法をご紹介しました。通信状況を確認したり、共有アルバム機能のオン・オフを切り替えたり、再起動やソフトウェアアップデートで問題を解決できない場合には、iOSデバイスのデータ復元専門ソフトであるUltDataの利用がおすすめです。UltDataは、バックアップデータがなくてもiOSデバイス内のデータを復元できる便利なソフトで、共有アルバムに限らず、音楽や連絡先、メモなどのさまざまなデータの復元にも対応していますので、iOSデバイスのデータ復元でお困りの際はぜひ試してみてください。