iPhoneデータ復元・活用術

【2025最新】iPhoneで完全に削除した動画を復元する方法|無料・バックアップ不要

著者 山崎 あずさ   最終更新日 2025-08-27 / カテゴリiPhoneデータ

iPhoneで四年前くらいに完全に削除した動画を復元したいです"-- 知恵袋

TikTok、Instagram、YouTubeなどのソーシャルメディアが活発な現在、iPhoneで日常を記録する人が増えています。しかし、誤操作、 iOSアップデートの不具合、iCloud同期エラーと ストレージ容量の不足などで動画が消えてしまうという経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。

削除してから30日以内であれば、iPhoneゴミ箱から動画を復元できますが、では、30日以上経過し、完全に削除してしまった場合はどうすればよいのでしょうか?今回は、iPhoneで完全に削除した動画を無料で復元する方法を、7つの方法に分けてご紹介します。

方法1:iPhoneの「最近削除された項目」から無料で消えたiPhoneビデオを戻す

  • 適用条件:削除から30日以内で、「最近削除した項目」にデータが残っている場合
  • 優点:完全無料/iPhone単体で復元可能/操作が簡単
  • リスク・制限:30日を過ぎると自動削除/誤って手動で完全削除した場合は復元不可

iPhoneデバイスから削除した写真・動画などのデータは、30日以内であればゴミ箱で保管されています。iPhone写真・動画の「ゴミ箱」は「アルバム」タブの一番下にある「最近削除した項目」にあります。iPhoneゴミ箱に削除した写真や動画がある場合は、以下の手順に従って復元できます。

  • iPhoneの写真アプリを開きます。

  • 「アルバム」タブをタップします。

  • 「最近削除された項目」をタップします。

  • 間違えて消した動画を選択し、「復元」をタップします。

    iPhoneのゴミ箱から動画を復元

方法2:iCloudバックアップから削除された動画を復元

  • 適用条件:削除前にiCloudバックアップを有効化しており、削除前の時点でのバックアップが存在する場合。
  • 優点:Apple公式機能なので安全性が高い/無料で利用可能
  • リスク・制限:復元時に端末が初期化され、バックアップ以降に作成された新データは上書きされる可能性が高い

iPhoneを初期化し、セットアップ時にiCloudバックアップを使用して消去した動画を復元する方法です。工場出荷時に戻すという工程を挟むため、データ消失のリスクに留意して実行してください。 そのため、iCloudバックアップから削除した動画を復元したい場合、iPhoneデータ復元ソフト「UltData for iOS」を取っておくことを強くおすすめします。

  • iPhoneの設定アプリを開きます。

  • 「一般」をタップし、「リセット」を選択します。

  • 「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップします。

  • 「復元」を選択し、「iCloudバックアップから復元」を選択します。

  • 「復元するバックアップ」を選択して、動画を復元します。

    iCloudバックアップから写真を復元

方法3:iTunesバックアップから消した動画を復元

  • 適用条件:PCまたはMacに削除前のバックアップデータが保存されている場合
  • 優点:ローカルバックアップのため復元速度が速い/インターネット接続不要
  • リスク・制限:バックアップ以降の新しいデータは上書きされる/事前にバックアップ設定が必要

iTunesバックアップから削除した動画を復元する方法はいくつかあります。それぞれの方法を詳しく解説します。

1.iTunesバックアップから消したiPhoneビデオを丸ごと復元

iTunesバックアップに動画が含まれている場合、iPhoneをバックアップ時点の状態に復元することで、削除した動画を復元できます。ただし、この方法は、バックアップ以降のデータがすべて消えてしまうため、注意が必要です。つまり、動画だけでなく、アプリ、設定、写真なども全て復元されてしまいます。

  • パソコンにiTunesをインストールし、USBケーブルでiPhoneをパソコンに接続します。

  • iTunesの画面で、接続されたiPhoneを選択します。

  • iTunesの画面の指示に従い、「バックアップから復元」を選択します。

  • 復元したいバックアップを選択し、復元を開始します。

    iTunesバックアップ

2.iTunesバックアップから消去したiPhoneビデオを選択的に復元

前述の通り、バックアップ時点の全てのデータが復元されます。より新しいバックアップから復元するほど、最新のデータが復元されます。iTunesバックアップから特定の動画のみを復元したい場合や、バックアップがない場合は、専門のUltData iPhoneデータ復元ソフトを使用する方法があります。これらのソフトは、iTunesバックアップファイルから動画データを抽出し、個別に復元することができます。

iTunesバックアップからデータを復元

方法4:iCloud Driveから消去したiPhone動画ファイルを探す

  • 適用条件:削除前にiCloud Driveに動画を保存している場合
  • 優点:ファイル形式に関係なく保存・復元可能/PC・iPhoneどちらからでも操作可能
  • リスク・制限:iCloud Drive未使用の場合は不可/ごみ箱に残っていないと復元不可

iCloud Driveに動画ファイルを保存している場合、iPhone、iPad、Mac、およびiCloud.comの「ファイル」アプリからそれらの動画ファイルにアクセスし、管理することができます。

  • 「ファイル」アプリを開き、画面下部の「ブラウズ」タブをタップします。

  • 「場所」の「iCloud Drive」をタップし、フォルダを移動して、目的の動画ファイルを探します。

    iCloud Driveから動画を復元

方法5:Googleフォトアプリで消去した動画を取り戻す【無料】

  • 適用条件:削除前にGoogleフォトと同期しており、かつ削除から60日以内の場合
  • 優点:無料/インターネット経由でどこからでも復元可能
  • リスク・制限:60日を過ぎると自動削除/Googleフォト未使用の場合は利用不可

iPhoneのGoogleフォトアプリから削除した動画を取り戻すには、Googleフォトアプリの「ライブライリ」にある「ゴミ箱」を開いてください。60日以内に削除された動画であれば、ここから選択して復元することが可能です。

  • Googleフォトアプリを開きます。

  • 「アルバム」をタップし、「最近削除した項目」を選択します。

  • 削除した動画を選択し、「復元」をタップします。

    Googleドライブから動画を復元

方法6:iCloud.comで間違えて消したiPhone動画を復活【PCでアクセス】

  • 適用条件:iCloud.comに写真や動画が同期されている場合
  • 優点:PCブラウザからアクセス可能/アプリ不要
  • リスク・制限:同期されていない場合は利用不可/削除後一定期間のみ復元可能

iCloudの「写真」機能をオンにしていた場合、iCloud.comにアクセスして動画が残っているか確認できます。iPhoneからは消えていても、iCloudに保存されていれば復元できるかもしれません。

  • PCまたはスマホで iCloud.com にアクセス

  • Apple IDでログイン

  • 画面上部の検索バーに動画のファイル名や撮影日などを入力して検索できます。

  • 左側のメニューから「最近削除した項目」を選択、削除から30日以内の動画を復元

    iCloud.comから動画を復元

方法7:iPhoneデータ復元ソフトで完全に削除したiPhone動画を復元【バックアップなし】

  • 適用条件:バックアップがない、または部分的に復元したい場合に最適
  • 優点:バックアップなしでもiPhone本体から直接スキャン可能/削除された動画・写真・LINEデータなど35種類以上に対応/無料体験版でプレビュー確認可
  • リスク・制限:完全機能利用にはライセンス購入が必要

iPhone動画ファイルがゴミ箱から30日以上に完全に削除されると、そのファイルへのポインタが削除されるだけで、実際のデータはストレージに残っていることが多いです。そのため、適切なUltData iPhoneデータ復元を使用することで、バックアップがなくても、動画データを再び見る可能性があります。

  • 無料でスキャン&プレビュー可能
  • iPhone動画を選択して復元でき、バックアップされたデータは上書きされません
  • バックアップなしでも、iPhoneをリセットせずに復元でき

バックアップなしに、30日以上に削除したiPhone写真・動画を選択的に復元できます。iTunes・iCloudバックアップからLINE、インスタなどのSNS画像やビデオも復元

  • Tenorshare UltDataをインストールし、iPhoneをコンピュータに接続し、ソフトを起動します。「iPhone/iPadデータ復元」をクリックします。

    ultdata-iosを使う
  • 「スキャン」をクリックして、削除した動画を検索します。

    スキャンします
  • 削除した動画を選択し、「復元」をクリックして、動画を復元します。スッテップで行うことができ、簡単に動画を復元する事が出来ます。

    動画を選択

ここまでご覧いただきありがとうございます。20%の割引コード「TS-ART-20」をお贈りします。ぜひご購入にご利用ください。

方法比較表(全7選のまとめ)

方法 バックアップ不要 無料 成功率 操作難易度 データ上書きリスク
最近削除した項目 ★★☆☆☆ 簡単
iCloudバックアップ復元 ★★★★☆
iTunes / Finderバックアップ復元 ★★★★☆
Googleフォトのごみ箱 ★★★☆☆ 簡単
iCloud.comから復元 ★★☆☆☆
iCloud Driveから復元 ★★☆☆☆
UltData(バックアップなし復元) スキャン無料 ★★★★★ 簡単

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iPhoneの動画復元によくある質問

質問1.iPhoneで切り取った動画は復元できますか?

はい、復元できます。iPhoneでトリミングしたビデオを復元するには、「写真」アプリを開き、該当するビデオを選択した後、「編集」をタップし、「元に戻す」または「オリジナルに戻す」を選択すれば、トリミング前の状態に戻すことができます。これは、iPhoneの編集機能が元のファイルを保持しているため可能ですが、ビデオを別の形式で保存したり、元データを削除した場合は専用のiPhoneデータ復元ツールを使えば復元することも可能です。

質問2.完全に削除した写真を30日以上復元するにはどうしたらいいですか?

完全に削除した写真を30日以上経ってから復元するには、データ復元ソフトを利用する方法が有効です。iPhone動画復元ソフト「Tenorshare UltData」などのデータ復元ソフトを使用すると、30日以上経過した削除写真も回復できる場合があります。

質問3. iPhone動画が勝手に消えたのはなぜ?

iPhoneの動画が勝手に消えた原因として、iCloudの設定による自動削除、ストレージ不足による最適化、誤操作での削除、「最近削除した項目」フォルダの自動消去(30日後)、iOSのバグや不具合、または別のデバイスとの同期による影響が考えられます。まず「写真」アプリの「最近削除した項目」を確認し、iCloud設定やストレージ状況を見直すと復元できる可能性があります。

まとめ

iPhoneで完全に削除した動画を復元する方法を7つご紹介しました。どの方法を選ぶかは、バックアップの有無によって異なります。以上の対処法を試して、iPhoneで完全に削除した動画を復元しましょう。

特にバックアップファイルがない場合は、iPhoneのデータを損なうことなくスムーズに解決するiPhone動画復元ソフト「Tenorshare UltData」ことをおすすめします。また、削除された領域に新しいデータが書き込まれるまで、古いデータは残っている可能性もあります。完全に削除した動画を復元できる「Tenorshare UltData」は、このオーバーライトされる前のデータを復元しようと試みます。

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  最終更新日 2025-08-27 / カテゴリ  iPhoneデータ

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