iPhoneデータ復元・活用術

消えたiCloudのメモを復元する対策についてご紹介

著者 山崎 あずさ   最終更新日 2024-10-15 / カテゴリiPhoneデータ復元

スマートフォンの普及により、今まで手書きしていたメモや日程管理などを片手で簡単に入力・管理している方がほとんどだと思います。しかし、作業などが終わり見る必要がなくなったメモを削除した後、「まだ確認しなきゃいけない事があった」「間違えて他のメモを削除してしまった!」などの経験があるのではないでしょうか?

そこで今回は、消えたiCloudメモを復元する方法についてご紹介していきます。

Part 1:iCloudメモが消えたのはなぜ?

一般的に、iPhoneのメモはiCloudに保存されます。iCloudの同期をオフにすると、iPhoneにメモが表示されなくなります。iCloudアカウントからサインアウトすると、iPhoneからiCloudと関連するメモが削除されます。iCloudのメモが消えてしまう原因は、いくつか考えられます。主な原因としては、以下のものが挙げられます。

  • メモを誤ってスワイプ削除したり、全選択して削除してしまった。
  • iCloudの同期設定が変更になったり、メモの同期がオフになってしまった場合に、メモが消えて見えることがあります。
  • iPhoneやiPadのOSの不具合、アプリの不具合などが原因で、メモが消えてしまいました。
  • iCloudとの同期がうまくいかず、メモが消えてしままいました。
  • iOSのアップデート後に、まれにメモが消えてしまうこともあります。

iCloudから消えたメモを復元する前にすべきこと

もし、原因が特定できない場合は、まずは以下のことを試してみてください。

  • iCloudの同期を再起動する: 設定アプリからiCloudのサインアウトとサインインを繰り返します。
  • デバイスを再起動する: iPhoneやiPadを一度再起動してみます。
  • iOSのアップデートを確認する: 最新のiOSにアップデートしているか確認し、アップデートが必要であれば行います。
  • iCloudの設定: iCloudの設定で「メモ」がオンになっていることを確認してください。

Part 2:消えたiCloudメモを復元する方法

消えたiCloudメモを復元する前にまず上記のことを確認ください。上記の方法を試しても解決しない場合は、iCloudからメモを復元するのが良いでしょう。

方法1:「最近削除した項目」でiCloudメモを復元する

メモを削除/紛失しても、その後30日間はiPhone上に保存されています。ですので、30日以内であれば簡単に取り戻すことができます。

  • ホーム画面上で「メモ」をタップ

  • 「最近削除した項目」をタップ

  • 画面右上の「編集」をタップ

  • 取り戻したいメモを選び、画面左下の「移動」をタップ

  • 戻したいフォルダを選択すると、そのフォルダに復元されます。

    「最近削除した項目」からメモを復元

方法2:iCloudバックアップからiPhoneメモを元に戻す

もし、メモを削除/紛失する前にiCloud上にメモを保存していた場合、iCloudバックアップ機能を利用しメモを復元する事が出来ます。しかし、この方法では、デバイス内のすべてのデータが復元されます。そして、iPhoneを初期化する必要もありますので、ご注意ください。

  • ホーム画面の「設定」→「一般」→「リセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」

  • 「パスワードを入力」→「iPhoneを消去」→「確認」→「Apple IDパスワードを入力」→「消去」の順でタップします。

    iphone-reset
  • iPhoneを起動させ、「言語」→「国」→「キーボード」→「Wi-Fiネットワークを設定」

  • 「位置情報サービスを有効」→「Touch IDを設定」→「Appとデータ」→「iCloudバックアップから復元」

    iCloudバックアップから復元

注意:この方法はiPhoneを初期化する必要があるので、データが失われるリスクが存在します。また、メモだけ復元することはできなくて、デバイス内のすべてのデータが復元されます。

方法3:iCloud.comでiPhoneメモを復旧する

iCloud.comからメモを復元する手順をご紹介します。これはパソコンが必要です。

  • iCloud.comにログイン

  • メモをクリック

    iCloud.comからメモを復元する
  • 画面左側の「最近削除した項目」をクリック

  • 復元したいメモを選択し「復元」をクリック

    「最近削除した項目」をクリック

方法4:データ復元ソフトで完全に削除したiCloudメモを復元する

高品質の復元ソフト「Tenorshare UltData」を使ってiCloudからメモを復元させる方法をご紹介します。UltDataは最先端のデータ復旧技術を使用して、完全に削除したiCloudメモでもiPhone本体から復元を可能にする専門的な復元ソフトです。

iCloudバックアップでは全てのメモが復元されてしまうのに対し、データ復元ソフト「Tenorshare UltData」を使えば、復元したいメモだけを選択できます。そして、データを復元する前に、メモのプレビューもできます。

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  • UltData for iOSを立ち上げ、「iCloudからデータを復元」をクリックします。

    iCloudからデータを復元
  • iCloudにサインインします。

    iCloudにサインインする
  • 「メモ」を選択し、「ダウンロード」をクリックします。対象のバックアップを選択し、「スキャン」をクリックします。

    データをダウンロード
  • データダウンロード後、プレビューが表示されます。復元したいデータを選択し、「PCに復元」をクリックします。

    データを表示

Part 3:iCloudメモによくある質問

質問1:iCloudからメモを復元できないこと

iCloudからメモを復元すれば、 一部のフォーマットのファイルや、非常に古いデータは復元できない場合があります。その一方で、テキスト、画像、手書きメモなど、メモに含まれるほとんどのデータが復元できます。

質問2:iCloudメモはどこにある?

iPhoneと同じApple IDでサインインしてください。 アクセス可能なアプリケーションのリストが表示されます。「メモ」もその一つです。

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まとめ

今回はiCloudメモを復元する方法をご紹介しました。パソコン操作が苦手という方には、iPhoneメモ復元ソフト「UltData」がおすすめです。初期化不要で、簡単に操作出来ますので、万が一の時に備えてUltDataを入手しておけば、トラブルが起こった時に慌てることなく冷静に対処することが出来ます。

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  最終更新日 2024-10-15 / カテゴリ  iPhoneデータ復元

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