iPhoneデータ復元・活用術

電源が入らないiPhoneからデータを取り出す方法

iPhoneには写真やメッセージ、SNSなど、大切なデータを保存されている方も多いのではないでしょうか。失くしたら何もできなくなってしまうほど、iPhoneは多くの人にとって生活必需品になっています。そんな大切なiPhoneの電源が入らなくなり、データを確認できなくなってしまったら、想像するだけで焦ってしまいますよね。この記事では、電源が入らなくなってしまったiPhoneからデータを取り出すための方法と、その手順を紹介します。

Part1:iPhoneからデータを取り出す前に試しにやってみること

何らかの原因で電源が入らなくなってしまったiPhoneに、まずは以下の4つの対処法を試してみましょう。

対処法1 - iPhoneを放置して熱が冷めるまで待つ

iPhoneは本体が熱くなりすぎると、電源が落ちてしまうことがあります。しばらく操作をやめて、デバイスの熱が冷めるのを待ってみましょう。

対処法2 - iPhoneを強制再起動する

デバイスを強制再起動することで、電源が入ることもあります。機種ごとに手順が異なるので、ご自身の機種を確認してみましょう。

① iPhone SE (第 2 または第 3 世代)、8、7、6 の場合

  • サイドボタンを電源オフスライダが表示されるまで長押しします。

  • スライダをドラッグし、デバイスの電源が切れるまで 30 秒ほど待ち、サイドボタンを Apple ロゴが表示されるまで長押しします。

② iPhone X、11、12、13 の場合

  • いずれか片方の音量調節ボタンとサイドボタンを長押しし、電源オフスライダが表示されたら離します。

  • スライダをドラッグし、デバイスの電源が切れるまで 30 秒ほど待ち、サイドボタンを Apple ロゴが表示されるまで長押しします。

対処法3 - iPhoneを充電する

充電を使い切って電源が入らない可能性もあるので、iPhoneを充電してみましょう。充電を使い切っていただけの場合、数分後には充電画面が表示されます。1時間以上充電しても画面に何の表示も出ない場合は、他のUSBケーブルでの接続も試してみましょう。

対処法4 - iPhoneをリカバリーモードにする

パソコンを使って、iPhoneをリカバリーモードにすることができます。まずはデバイスをパソコンに接続しましょう。パソコン側でデバイスの選択を行い、機種別に以下の手順を行います。機種ごとに手順が違うので、以下を確認して行ってみてください。

iPhoneをリカバリーモード

① iPhone8以降の場合

音量を上げるボタンを押して放し、次に、音量を下げるボタンを短く押して放します。その後はサイドボタンを押し続け、リカバリーモードになるのを待ちます。

② iPhone7・iPhone7pluの場合

サイドボタンまたは上部のボタンを同時に押し、リカバリーモードの画面が表示されるのを待ちます。

③ iPhone6s以前の場合

ホームボタンとサイドボタンまたは上部のボタンを同時に押し、リカバリモードになるのを待ちます。

これらの手順を行うと、「復元」「アップデート」などの選択肢が表示されます。データを消去しないためには、「アップデート」を選択しましょう。アップデートを選ぶとiOSの再インストールが実行され、デバイス用のソフトウェアのダウンロードが開始されるようになっています。

Part2:電源が入らないiPhoneからデータを取り出す方法

上記の方法を試してみても、iPhoneの電源がつかない場合でも、データの取り出しはできます。以下3つを試してみましょう。

方法1:iTunesからiPhoneデータを復元

まずはパソコン上でiTunesを開き、iPhoneとコンピュータを接続します。メッセージが表示されるので、「バックアップを復元」を選択しましょう。デバイスが再起動したあとも、同期が終わるまで、コンピュータとデバイスの接続を切らないようにしましょう。

iTunesからデータを復元

方法2:プロな復元ソフトでiPhoneデータを取り出す

スマホ操作に慣れていなかったりすると、iTunesとの同期がうまくいかずデータを取り出せない方もいるかもしれません。そんな方には、プロのデータ復元ソフトを使用してみることも1つの手段です。Tenorshare UltDataは、iOSデバイス本体からでも、iTunes・iCloudのバックアップからでも、簡単にデータを復元できるプロのソフトです。写真やメッセージはもちろん、あらゆるデータを以下の手順で簡単に取り戻すことができます。

  • デバイスをパソコンに接続:ご利用のデバイスをパソコンに接続する

  • 機能を選択:パソコン上で、利用したい復元機能を選択して、対応の画面に入る

    ultdata-iosを使う
  • データ復元を実行:画面の表示に従って操作していく

    スキャンします
  • データを復元:「PCに復元」をクリックすると復元が開始される

    写真を復元

方法3:iPhoneのデータ復元業者にデータ取り出しを依頼

パソコン操作に慣れていないiPhoneユーザーは、自分でソフトをインストールして作業することに不安を感じるかもしれません。そんな方は、データ復元業者に依頼するのも1つの手段です。すべてお任せでデータを取り出してもらえます。

まとめ

個人情報もたくさん入っているiPhoneの電源がつかなくなると、焦って冷静な対処ができなくなる方も多いかもしれません。自分で解決しようとして時間がかかってしまい、結局データが取り出せなかったり、業者に依頼することで余計な出費に繋がることもあります。データ復元ソフトUltDataは、安全かつ、迅速に、低コストでデータを取り出せます。愛用のiPhoneの電源がつかなくなってしまった際には、解決法の1つの手段として試してみるのはいかがでしょうか。

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  最終更新日 2022-11-10 / カテゴリ  iPhoneデータ

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