iPhoneから削除したカレンダーを復元する4つの対策
著者 川端 和羽 最終更新日 2022-08-17 / カテゴリiPhoneデータ復元
iPhoneのカレンダーアプリを利用して上手に予定管理をしている人にとって、突然の不具合などでカレンダーが削除されてしまうのは致命的なことだと思います。失うわけにはいかない情報ほどバックアップのありがたみが身に沁みますね。今回は、iPhoneからカレンダーが消えた場合について、バックアップを使った復元方法はもちろん、バックアップがない場合でも復元ができる方法について、便利なツールのご紹介を交えておまとめいたしました。
- 対策1:iCloudバックアップファイルから消えたiPhoneカレンダーを復元
- 対策2:iCloud.comからiPhoneの消えたカレンダーを復元
- 対策3:iTunesバックアップファイルから消えたiPhoneカレンダーを復元
- 対策4:専門的な復元ツールを利用して削除したiPhoneカレンダーだけを復元
対策1:iCloudバックアップファイルから消えたiPhoneカレンダーを復元
iCloudのバックアップファイルがある場合は、iPhoneをリセットし、初期設定にて、復元可能です。但し、選択したバックアップ日時時点の設定とデータにすべて書き換えられるため、注意が必要です。
「設定」>「一般」>「リセット」>「全てのコンテンツと設定を削除」を選択します。
リセット後のiPhoneの初期設定時に「iCloudバックアップで復元」を選択します。
対策2:iCloud.comからiPhoneの消えたカレンダーを復元
カレンダーのみのバックアップがあれば、iCloud.comで選択的に復元が可能です。iPhoneの「設定」>「ユーザー名」>「iCloud」と進んでいき、「カレンダー」がオンになっているかご確認ください。オンの場合は、以下の手順で復元が出来ます。
iCloud.comにサインイン後、「アカウント設定」を開きます。
「詳細設定」のうち、「カレンダーとリマインダーの復元」を開いてください。
復元したい日時がある場合は、「復元」をクリックで復元が出来ます。
対策3:iTunesバックアップファイルから消えたiPhoneカレンダーを復元
iTunesバックアップファイルを取っている場合は、iTunesから復元を行うことが可能です。但し、バックアップファイルの日時時点の設定とデータにすべて書き換えられるため、やはりよく考えて実行する必要があります。
PCとiPhoneをケーブルで接続し、iTunesを開きます。
「概要」内の「バックアップを復元」を選択します。
復元したいバックアップファイルを選択して実行します。
対策4:専門的な復元ツールを利用して削除したiPhoneカレンダーだけを復元
バックアップファイルがない場合は、諦める前に専門の復元ツールを利用することをおすすめします。Tenorshare UltDataであれば、iPhoneから直接データを復元することが可能です。iPhoneのデータ復元に対して高い成功率を誇り、安全かつ速やかに復元を実行することが出来ます。
Tenorshare UltDataをPCにインストールし、立ち上げます。
「iOSデバイスから復元」をクリックします。
「カレンダー&添付ファイル」にチェックを入れ、「スキャン」をクリックしてください。
スキャン結果から復元対象を選択し、「PCに復元」をクリックすると復元が開始されます。
まとめ
iPhoneのカレンダーアプリが消えた場合の復元方法について、ご紹介いたしました。カレンダーアプリでの予定管理は、手帳にはないスマートな機能がたくさんあり、とても便利ですよね。しかし、賢く活用し続けるためにはリスクヘッジも重要です。Tenorshare UltDataであれば、直接本体から復元ができるほか、iCloudやiTunesのバックアップファイルからの復元を行うことも可能です。万一に備えて、こうした便利なツールも把握しておくことをおすすめいたします。
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