iPhoneから消えたカレンダーを復元する方法について解説
著者 川端 和羽 最終更新日 2025-04-16 / カテゴリiPhoneデータ復元
「iPhoneのカレンダーから大切な予定が消えてしまった!」そんな経験はありませんか?仕事の重要な会議、家族との大切な記念日、友人との楽しい約束など、カレンダーには私たちの生活にとってかけがえのない情報が詰まっています。iPhoneのカレンダーアプリを利用して上手に予定管理をしている人にとって、突然の不具合などでカレンダーが削除されてしまうのは致命的なことだと思います。失うわけにはいかない情報ほどバックアップのありがたみが身に沁みますね。
今回は、iPhoneからカレンダーが消えた場合について、バックアップを使った復元方法はもちろん、バックアップがない場合でも復元ができる方法について、便利なツールのご紹介を交えておまとめいたしました。
Part1.iPhoneからカレンダーの予定が消えたのはなぜ?
iPhoneのカレンダーデータが消えてしまう原因は様々です。主な原因としては以下のものが挙げられます。
- 誤操作: うっかり予定を削除してしまった、またはカレンダーアプリ自体を削除してしまった。
- iOSアップデートの失敗: iOSのアップデート中に予期せぬエラーが発生し、データが消失してしまった。
- 同期の問題: iCloudや他のアカウントとの同期設定に問題が発生し、カレンダーデータが正しく表示されなくなった。
- システムエラー: iPhoneのシステム内部で何らかのエラーが発生し、データが破損してしまった。
- 水没や物理的な故障: iPhone本体が損傷し、データにアクセスできなくなった。
Part2.削除したiPhoneカレンダーの予定を復元する方法
ここでは、iPhoneのカレンダーを復元するための主な方法を分かりやすく解説します。
対策1:消したiPhoneカレンダーアプリを再ダウンロードする
消してしまったiPhone標準のカレンダーアプリを再ダウンロード(再インストール)しただけでは、以前のカレンダーの予定は自動的に復元されませんが、iCloudカレンダーを再度有効にしたことで、以前の予定が復元できます。まずは以下の手順で確認してみてください。
iPhoneで「App Store」アプリを開き、検索バーで「カレンダー」アプリをタップして再ダウンロードします。
「設定」アプリを開き、画面上部の自分の名前をタップします。
「iCloud」をタップし、「カレンダー」のスイッチがオンになっています。
オンにすることで、iCloudに保存されているカレンダーデータがiPhoneに同期され、以前の予定が再び表示されるはずです。
対策2:iCloudバックアップから消えたiPhoneカレンダーを復元
iCloudのバックアップファイルがある場合は、iPhoneをリセットし、初期設定にて、復元可能です。但し、選択したバックアップ日時時点の設定とデータにすべて書き換えられるため、注意が必要です。
「設定」>「一般」>「リセット」>「全てのコンテンツと設定を削除」を選択します。
リセット後のiPhoneの初期設定時に「iCloudバックアップで復元」を選択します。
対策3:iCloud.comからiPhoneの消えたカレンダーを復元
カレンダーのみのバックアップがあれば、iCloud.comで選択的に復元が可能です。iPhoneの「設定」>「ユーザー名」>「iCloud」と進んでいき、「カレンダー」がオンになっているかご確認ください。オンの場合は、以下の手順で復元が出来ます。
iCloud.comにサインイン後、「アカウント設定」を開きます。
「詳細設定」のうち、「カレンダーとリマインダーの復元」を開いてください。
復元したい日時がある場合は、「復元」をクリックで復元が出来ます。
対策4:iTunesバックアップファイルから消えたiPhoneカレンダーを復元
iTunesバックアップファイルを取っている場合は、iTunesから復元を行うことが可能です。但し、バックアップファイルの日時時点の設定とデータにすべて書き換えられるため、やはりよく考えて実行する必要があります。
PCとiPhoneをケーブルで接続し、iTunesを開きます。
「概要」内の「バックアップを復元」を選択します。
復元したいバックアップファイルを選択して実行します。
対策5:専門的な復元ツールを利用して削除したiPhoneカレンダーだけを復元
上記の方法を試してもiPhoneカレンダーを復元できないない場合、またはバックアップが存在しない場合でも、諦める前に専門の復元ツールを利用することをおすすめします。UltData iPhoneデータ復元であれば、iPhoneから直接データを復元することが可能です。iPhoneのデータ復元に対して高い成功率を誇り、安全かつ速やかに復元を実行することが出来ます。
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「カレンダー&添付ファイル」にチェックを入れ、「スキャン」をクリックしてください。
スキャン結果から復元対象を選択し、「PCに復元」をクリックすると復元が開始されます。
まとめ
iPhoneのカレンダーアプリが消えた場合の復元方法について、ご紹介いたしました。カレンダーアプリでの予定管理は、手帳にはないスマートな機能がたくさんあり、とても便利ですよね。しかし、賢く活用し続けるためにはリスクヘッジも重要です。
まずはiCloudやiTunesのバックアップを確認し、それでも復元できない場合は、Tenorshare UltDataの利用を検討してみてください。Tenorshare UltDataであれば、直接本体から復元ができるほか、iCloudやiTunesのバックアップファイルからの復元を行うことも可能です。
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