Appleは2026年5月12日(日本時間)、iPhone向けの最新ソフトウェアアップデートiOS 26.5を正式リリースしました。エンドツーエンド暗号化RCSメッセージング(ベータ版)の導入やPride Luminance壁紙の追加など、注目の新機能が盛り込まれている一方、アップデート後に音量バグ・発熱・ゲームクラッシュ・バッテリー消耗などの不具合が一部ユーザーから報告されています。
本記事では、iOS 26.5の主な新機能をおさらいしつつ、ユーザーから寄せられている不具合の症状・原因・対処法を症状別にわかりやすく解説します。アップデートを検討中の方も、すでにアップデートして問題が起きている方も、ぜひ参考にしてください。
iOS 26.5の主な新機能おさらい
不具合情報の前に、iOS 26.5で追加・改善された主要な新機能を簡単に整理しておきます。
- エンドツーエンド暗号化RCSメッセージング(ベータ版):iPhoneとAndroid端末の間のRCSメッセージにMLSプロトコルによる暗号化が適用。設定はデフォルトON。暗号化された会話にはロックアイコンが表示される
- Pride Luminance壁紙:LGBTQ+コミュニティを称えるダイナミックな新壁紙。12色以上のカラーバリエーションからカスタマイズ可能
- Apple Maps「Suggested Places」:最近の検索や周辺トレンドをもとにスポットを自動提案する新機能
- Magic周辺機器のペアリング改善:Magic Keyboard・Magic Mouse・Magic TrackpadをUSB-Cで接続すると、以後Bluetoothで自動接続
- 61件以上のセキュリティ脆弱性修正:システム全体にわたる広範なセキュリティパッチを適用
iOS 26.5はiOS 26系列の最後の主要アップデートと見られており、次の大型アップデートはWWDC 2026(6月8日)で発表予定のiOS 27となる見通しです。アップデート前には必ずバックアップを取ることを強くおすすめします。
iOS 26.5アップデート後の不具合まとめ
iOS 26.5リリース後、X(旧Twitter)・Appleコミュニティ・Yahoo!知恵袋などで以下のような不具合が報告されています。症状別に原因と対処法を解説します。
不具合① 音量調節ができないバグ
iPhone 13などの一部機種で、iOS 26.4以降から続いている音量ボタンが反応しない・音量が固定されてしまうバグがiOS 26.5でも継続して報告されています。iPhone 14では改善したという報告もありますが、機種によっては修正されていない状態です。
対処法:
- iPhoneを強制再起動する(音量を上げるボタン→音量を下げるボタン→サイドボタン長押し)
- 「設定」→「アクセシビリティ」→「タッチ」→「AssistiveTouch」をオンにして画面上の仮想ボタンで音量を操作する
- 次のマイナーアップデートを待つ(根本的な修正はApple側のアップデート待ちとなる可能性あり)
不具合② 本体の発熱・バッテリーの急速な消耗
アップデート直後にiPhoneが熱くなる、またはバッテリーの消耗が異常に早くなるという報告が多く見られます。特にYouTubeアプリ使用時に本体が異常に熱くなりバッテリー消費が激しくなるという症状がiPhone 14 Proで報告されています。多くの場合、アップデート後のバックグラウンド処理(インデックス再構築)が原因で、数時間〜1日程度で自然に落ち着くことがあります。
対処法:
- アップデート後はしばらく(半日〜1日)充電しながら放置し、バックグラウンド処理が完了するのを待つ
- 「設定」→「バッテリー」でバッテリー消費の多いアプリを確認し、不要なバックグラウンド更新をオフにする
- 「設定」→「一般」→「Appのバックグラウンド更新」をオフにする
- 「低電力モード」を一時的にオンにする
- 壁紙を「ダイナミック」から「静止画」に変更する
不具合③ ゲームアプリのクラッシュ
iPhone SE(第2世代)などの一部機種で、iOS 26.4以降ゲームアプリが強制終了するという不具合がiOS 26.5 Beta 3の時点でも修正されていなかったことが確認されています。iOS 26.5正式版でも同様の問題が継続している可能性があります。
対処法:
- 該当ゲームアプリを最新バージョンにアップデートする(App Store→プロフィールアイコン→アップデート確認)
- アプリを一度削除して再インストールする
- iPhoneを再起動してから再度ゲームを起動する
- ストレージの空き容量を確認し、不足していれば不要なデータを削除する(「設定」→「一般」→「iPhoneのストレージ」)
不具合④ アプリアイコンが空白になる
Appleの公式リリースノートでも言及されている不具合で、カスタムの色合いを追加するとアプリアイコンが空白(透明)になるケースが報告されています。ホーム画面のカスタマイズ機能を利用しているユーザーに影響します。
対処法:
- iPhoneを一度再起動する
- ホーム画面を長押しして編集モードに入り、アイコンの色設定をリセットする
- 「設定」→「一般」→「転送またはリセット」→「すべての設定をリセット」を試す(アプリやデータは消えません)
不具合⑤ ホーム画面のフリーズ・操作不能
アップデート後にホーム画面が固まって操作を受け付けなくなる、またはアプリアイコンの移動(ドラッグ操作)ができなくなるという不具合がiOS 26.0以降継続して報告されています。
対処法:
- 強制再起動を行う(音量を上げるボタン→音量を下げるボタン→サイドボタン長押し、Appleロゴが表示されるまで)
- 「設定」→「一般」→「転送またはリセット」→「すべての設定をリセット」を実行する
- それでも解決しない場合はiTunes/Finder経由でiPhoneを復元する(事前バックアップ必須)
不具合⑥ モバイル通信・Wi-Fi接続が切れる
Appleの公式サポートページにも記載されている不具合で、iOS 26へのアップデート後に少数のiPhoneユーザーがモバイル通信ネットワークに接続できないという問題が報告されています。また、iPhone 17・iPhone Air・iPhone 17 ProモデルではWi-FiとBluetoothの接続が切れることがあるという問題も確認されています。
対処法:
- 機内モードをオン/オフして通信をリセットする
- 「設定」→「一般」→「転送またはリセット」→「ネットワーク設定をリセット」を実行する(Wi-Fiパスワードの再入力が必要)
- SIMカードを一度取り出して再挿入する
- キャリアのサポートに問い合わせる
現時点(2026年5月)で実施された実機検証では、iOS 26.5アップデート後にモバイル通信やWi-Fiの問題は確認されなかったという報告もあります。不具合の発生は機種・環境依存の場合が多く、すべてのユーザーに影響するわけではありません。
不具合が起きたときの共通対処法
症状に関わらず、まず試したい共通の対処法をまとめます。
強制再起動を行う 音量を上げるボタンを押してすぐ放す→音量を下げるボタンを押してすぐ放す→サイドボタンをAppleロゴが表示されるまで長押し。多くの一時的な不具合はこれで解消されます。
ストレージの空き容量を確認する 「設定」→「一般」→「iPhoneのストレージ」から確認。iOS 26.5のインストールには最低15GB以上の空き容量が必要です。不足している場合は不要なアプリやデータを削除しましょう。
すべての設定をリセットする 「設定」→「一般」→「転送またはリセット」→「すべての設定をリセット」。アプリやデータは消えず、設定のみリセットされます。Wi-Fiパスワードなどは再入力が必要になります。
アプリを最新バージョンに更新する App Storeを開き、右上のプロフィールアイコンをタップして「アップデート」画面を確認。特定のアプリで不具合が起きている場合は、まずアプリ側のアップデートを試してください。
次のマイナーアップデートを待つ 解決しない不具合はAppleのソフトウェアアップデートで修正される場合があります。iOS 27が9月にリリース予定ですが、それ以前にも修正パッチが提供される可能性があります。
【重要】iOS26.5へのアップデートで消えたiPhoneデータを復元する方法
iOSアップデートは便利な新機能をもたらす一方で、アップデート中のエラーやリンゴループ(起動ループ)などの不具合によって、大切な写真・メッセージ・連絡先が突然消えてしまうリスクがあります。「アップデートしたらデータが消えた」という事態に備えて、ぜひ活用してほしいのがUltData iPhoneデータ復元です。
UltData for iOSは、iPhoneのデータ復元に特化したプロフェッショナルツールで、以下のような場面でその真価を発揮します。
- iOSアップデート中にエラーが発生してデータが消えた
- リンゴループ(起動を繰り返す)が発生して端末が使えなくなった
- 誤ってデータを削除してしまった
- バックアップなしの状態でデータを取り出したい
- 画面が真っ黒・フリーズしてiPhoneが操作できない
写真・動画・メッセージ・連絡先・通話履歴・WhatsAppデータなど35種類以上のファイルタイプに対応し、デバイス本体・iTunesバックアップ・iCloudバックアップの3つの経路から復元できます。復元前にプレビューで確認できるため、必要なデータだけを選んで取り出せます。WindowsとMac両対応で、無料版でもスキャン・プレビューが可能です。
UltData for iOSを使ったデータ復元の手順は、たったの3ステップです。
- UltData for iOSをインストールして起動します。接続したいデバイスを選択します。
- デバイスを接続して、「写真」などをスキャンします。
- スキャン結果から、復元したいデータを選択して復元を実行します。
iOS 26.5へのアップデートを行う前に、まずUltData for iOSを手元に準備しておくことで、万が一のデータ消失にも落ち着いて対処できます。
まとめ
iOS 26.5は、エンドツーエンド暗号化RCSメッセージング・新壁紙・Apple Maps改善・61件以上のセキュリティ修正など、充実した内容のアップデートです。一方で、音量調節バグ・発熱・ゲームクラッシュ・アプリアイコン空白・Wi-Fi/通信切断といった不具合が一部のユーザーで報告されています。
多くの不具合は強制再起動・設定リセット・アプリ更新などで改善できますが、解決しない場合はAppleの次回アップデートを待つのが賢明です。また、アップデート前には必ずバックアップを取り、万が一のデータ消失に備えてUltData for iOSを準備しておくことを強くおすすめします。