「exeをmacで開こうとしたら何も起きなかった」、「macでexeを開けず困っている」など、Windowsで使っていたソフトをMacで使おうとして戸惑ったことはありませんか。
exeのファイルは、そのままではmacOS上で実行できない仕様になっていますが、適切なツールを使えばmacでexeを開くことができます。 この記事では、exeファイルを開けないときの原因から、exeファイルの開き方3パターンを具体的な手順とともに解説します。
Part1.exeファイルとは?Macでexeファイルが開くための準備
まず、exeファイルをmacで実行できない仕組みと、作業前に必要な準備を把握しておきましょう。
exeファイルとは
exeファイルでよく疑問に上がる「.exe」とは、Windows専用の実行ファイル形式です。
Windowsのシステム命令をもとに動作する仕様のため、macOSではそのまま開くことができません。
exeファイルを実行できないのはMacの不具合ではなく、OS同士の仕様の違いによるものです。
macでexeの解凍だけは可能ですが、中に入ったプログラムを実行するには別途ツールが必要です。
Macでexeファイルを開くための準備
どの方法を選ぶにしても、作業前にMacの空き容量を確保しておくことが重要です。 後ほど紹介するツール類はインストールに10〜20GBの空き容量を必要とすることがあります。
容量不足で途中停止しないよう、Tenorshare Cleamioを使って事前にジャンクファイルやキャッシュを削除しておくのが確実です。
Tenorshare Cleamioの特徴
- ワンクリック操作でジャンクファイル、キャッシュなどを削除できる
- 重複ファイル、類似の写真、大きなファイルをピックアップして削除できる
- アプリの更新を一元管理
- Macのパフォーマンス状況をリアルタイムで監視・管理できる
- Macのストレージを解放し、高速化
Tenorshare Cleamioで操作手順
Part2.互換レイヤー方式を使ってMacでexeファイルを開く
互換レイヤー方式はWindowsをインストールせずにmacでexeを実行する方法を2種類紹介します。
軽量かつ無料で使えるため、特定のアプリを試したいときに向いています。
方法1:Wineを使う方法
WineBottlerは、macOS上でWindowsのAPIを再現し、exeファイルを直接実行できるようにするツールです。
WineBottler操作手順
- WineBottlerの公式サイトからWine Bottlerをダウンロードします。
- ディスクイメージ(DMG ファイル)をダブルクリックして、WineおよびWineBotterアイコンとともにアプリケーション フォルダーにドラッグします。
- MacでEXEファイルを右クリックして「このアプリケーションで開く」を押し、「Wine」を選択します。
方法2:CrossOverを使う方法
CrossOverはWineをベースにした有料の互換レイヤーツールです。
Apple Silicon(M1/M2/M3)にも対応しており、GUIで操作できるためターミナルの操作が不要です。14日間の無料トライアルがあるため、まず試してみることをおすすめします。
CrossOver操作手順
- CrossOverの公式サイトから無料トライアルをダウンロードします。
- インストール後、CrossOverを起動して「アプリケーションのインストール」を選択します。
- 検索欄に実行したいアプリ名を入力し、「インストール」をクリックします。
- インストール完了後、CrossOverのランチャーからアプリを起動します。
Part3.仮想マシン方式を使ってMacでexeファイルを開く
仮想マシン方式はMac上にWindows環境を丸ごと再現する方法です。exeファイルが開けないケースでも最も確実に動作します。Apple Silicon対応のものを選べばM1、M2、M3のMacでも利用できます。
方法①:Parallels Desktopを使う方法
Parallels Desktopは最も人気の高い仮想マシンソフトです。 MacOSとWindowsを再起動なしで同時に使用でき、exe上での動作も安定しています。Apple Silicon(M1〜M3)に対応しています。
Parallels Desktopで操作手順
- Parallels公式サイトからParallels Desktopを無料ダウンロードします(メールアドレスの入力が必要)。
- 起動後、Parallels DesktopのDMG ファイルをダブルクリックします。
- Parallels Desktopのインストールアイコンをクリックして、インストールを許可します。
- Parallels Desktopのインストールが終わったら、MacにWindows 11をインストールすることができます。
- Windows 11のインストールが終わったら、仮想 Windows デスクトップが表示されます。EXEファイルをダウンロードまたはコピーして、仮想Windowsデスクトップで開きます。
方法②:VMware FusionやVirtualBoxを使う方法
VMware FusionはParallelsと並ぶ定番の仮想マシンソフトで、個人利用は無料で使えます。
VirtualBoxは完全無料ですが、Apple Silicon(M1以降)は対応していないため注意が必要です。
VMware Fusionで操作手順
- Broadcom公式サイトからVMware Fusion Proを無料ダウンロードします(個人利用は無料)。
- インストール後、「新規仮想マシン」を作成し、WindowsのISOファイルを指定します。
- Windows環境が起動したら「.exeファイル」を実行します。
Part4.デュアルブート方式を使ってMacでexeファイルを実行する
Boot Campを使う方法
Boot CampはAppleが提供する機能で、MacにWindowsをインストールしてmacOSとデュアルブート(切り替え起動)できる仕組みです。
仮想マシンより動作が速く、パフォーマンス重視の用途に向いています。ただしIntel Mac専用であり、Apple Silicon(M1、M2、M3)搭載Macには対応していません。
Boot Campで操作手順
- Microsoft公式サイトから、WindowsのISOファイルをダウンロードします。
- 画面の指示に従い、MacパソコンにWindows 10/Windows 11をインストールします。
- インストール後、Macを再起動するとStartup Managerウィンドウが開きます
- Startup ManagerウィンドウでBoot CampアイコンをクリックしてWindows OSを選択します。
- これで、Windows OS環境でexeファイルをダブルクリックして実行します。
Part5.【比較表】Macでexeファイルを実行する3つの方式
macでexeを開く方法は大きく3種類あります。
迷ったらParallels Desktopが最もシンプルで安定しています。Apple Silicon対応かつ操作が簡単で、初心者にもおすすめです。
(wine bottler /crossover)
(parallels desktop/ vmware fusion/virtualbox)
(boot camp)
※Wine Bottler の最新バージョン (4.0.1.1) は、macOS MojaveとHigh Sierraのみ対応
Part6.Macでexeファイルを開くときのよくある質問
Q1.EXEファイルはどのOSに対応していますか?
exeファイルはWindows専用の実行ファイル形式です。macOSやLinuxではそのままでは実行できません。 exeファイルをmac上で動かすにはWineなどの互換ツール、または仮想マシンが必要です。
なお、exeファイルの解析(中身の確認)だけであればmacOSでも一部のツールで可能です。
Q2.MacでWindowsを動かすソフトは何がありますか?
主な選択肢は以下の4つです。安定性を重視するならParallels Desktop、コストを抑えたい場合はVMware FusionまたはWine Bottlerが候補になります。
- Parallels Desktop(有料・Apple Silicon対応・操作が簡単)
- VMware Fusion(個人利用無料・Apple Silicon対応)
- CrossOver(有料・Wine ベース・Windowsライセン ス不要)
- VirtualBox(無料・主にIntel Mac向け)
まとめ
exeをmacで実行するための方法は、大きく「互換レイヤー方式(Wine・CrossOver)」「仮想マシン方式(Parallels・VMware)」「デュアルブート方式(Boot Camp)」の3種類があります。
どの方法を選ぶ場合も、インストール前にMacのストレージに十分な空き容量を確保することが大切です。Cleamioを使えば、キャッシュや重複ファイルを一括で削除し、すばやく空き容量を確保できます。準備ステップとして、ぜひ活用してみてください。