LINEアカウントの乗っ取り被害は年々増加しており、友人や家族になりすまされて金銭を要求されるケースが後を絶ちません。LINEで突然ログアウトされたり、身に覚えのないログイン通知が届いたりした経験はありませんか?本記事では、LINE乗っ取りの手口から確認方法、復元手段まで解説します。
Part1.LINE乗っ取りとは?よくあるパターンと被害の実態
LINE乗っ取りは、第三者が不正な方法であなたのアカウントにログインし、勝手に操作する行為を指します。
最も多い被害パターンは、友人や家族になりすまして電子マネーやプリペイドカードの購入を依頼するケースです。「急いでいるから代わりに買って」「番号を教えて」といったメッセージが送られ、被害者の友人が詐欺のターゲットになります。
投票詐欺も頻発している手口です。「アンバサダー候補になったから投票してほしい」などのメッセージとともにURLが送られてきます。リンク先では投票を装ってLINEの登録情報を入力させ、アカウントを奪取する仕組みです。
宅配業者を装ったSMS詐欺では、「お荷物の宛先不明」といった文面で偽サイトに誘導されます。URLを開くと不正アプリがインストールされたり、SMSが遠隔操作されたりして、電話番号認証が不正に行われてしまうのです。
LINE公式を騙る手口では、「24時間以内に再認証が必要」「アカウント停止」などの緊急性を煽る文言で偽ページに誘導します。本物そっくりのログイン画面で電話番号やパスワードを入力させ、運転免許証のアップロードまで要求されるケースもあります。
Part2.LINE乗っ取りはなぜ起こる?主な原因5つ
乗っ取り被害の背景には、ユーザー側のセキュリティ意識の甘さと巧妙な詐欺手口の両方が存在します。
第一の原因は、推測されやすいパスワードの使用です。生年月日や「123456」といった単純なパスワードは数秒で破られてしまいます。
複数のサービスで同じパスワードを使い回していると、一つのサービスから流出した情報を使って他のアカウントにも不正ログインされる危険性が高まります。
フィッシングサイトへの誘導が第二の原因です。本物そっくりの偽ログインページで電話番号やパスワードを入力してしまうと、即座に情報が盗まれます。
第三の原因は、認証番号の漏洩です。SMSで届く6桁の認証番号を他人に教えたり、偽サイトに入力したりすると、犯人があなたのアカウントにログインできてしまいます。
不正アプリのインストールが第四の原因です。宅配業者を装ったSMSのURLから不正アプリをダウンロードすると、SMSが遠隔操作されて電話番号認証が勝手に行われます。
第五の原因は、Webログイン機能の悪用です。メールアドレスとパスワードを使ってブラウザ経由でログインする機能を利用し、第三者がLINE関連サービスや連動している他社サービスにもアクセスできてしまいます。
Part3.ラインが乗っ取られてるか確認する方法
乗っ取りの兆候を早期に発見すれば、被害を最小限に抑えられます。
まずLINE公式アカウントからのログイン通知を確認してください。スマートフォン以外の端末からログインがあると通知が届きます。自分でログインした記憶がない通知があれば、乗っ取りの可能性が高いでしょう。
次にログイン中の端末一覧をチェックします。ホームタブから設定アイコンをタップし、アカウント項目に進んでログイン中の端末を選択すると、現在ログインしている全端末が表示されます。見覚えのない端末があれば、すぐにログアウト操作が必要です。
友だちから「変なメッセージが届いた」と連絡があった場合も要注意です。自分が送信した覚えのないメッセージが勝手に送られていれば、アカウントが不正利用されている証拠になります。
突然「アカウントからログアウトされました」という画面が表示された場合は、第三者が別の端末からあなたのアカウントにログインした可能性があります。慌てて削除ボタンを押さず、まず再ログインを試してください。
Part4.LINEが乗っ取られたらどうなる?
乗っ取り被害に遭うと、個人情報の流出からトーク履歴の消失まで、深刻な影響が発生します。
友だちリスト全員に詐欺メッセージが送信される被害が最も多発しています。「コンビニでプリペイドカードを買ってきてほしい」といった内容で、あなたになりすました犯人が金銭を要求します。
個人情報が抜き取られるリスクも深刻です。トーク履歴に含まれる住所や電話番号、クレジットカード情報などが第三者に閲覧されてしまいます。プライベートな写真や動画も見られてしまうため、精神的なダメージも計り知れません。
LINE関連サービスへの不正アクセスも発生します。LINEペイやLINEポイントに保存されている残高が勝手に使われたり、連動している他社サービスにもログインされたりする危険性があるでしょう。
アカウント自体が削除される場合もあります。乗っ取り犯がこれ以上悪用できないよう、LINE側がアカウントを強制削除する対応を取るケースです。
Part5.LINEが乗っ取られたらどうする?アカウントを復元する方法
乗っ取り被害を発見したら、迅速な対処が被害拡大を防ぎます。
1.アカウントにログインできる場合
手元の端末でLINEにログインできている場合、すぐにパスワード変更を実施してください。ホームタブの設定から「アカウント」に進み、「パスワード」を選択して新しいパスワードに変更します。
次にログイン許可をオフに設定します。設定画面の「アカウント」から「ログイン許可」をオフに切り替えれば、スマートフォン以外の端末からのログインを遮断できます。
ログイン中の端末を確認し、見覚えのない端末があればログアウトさせましょう。設定の「アカウント」から「ログイン中の端末」を開き、不審な端末を選択してログアウトボタンをタップします。
2要素認証を有効にすれば、さらにセキュリティが強化されます。設定の「アカウント」から「Webログインの2要素認証」をオンにすると、ログイン時に追加の認証が求められるようになります。
2.アカウントにログインできない場合
「アカウントからログアウトされました」という画面が表示された場合、まず再ログインを試みてください。画面内の「再ログイン」ボタンをタップし、登録している電話番号やメールアドレス、パスワードを入力します。
再ログインできない場合は、LINE公式の問い合わせフォームから連絡する必要があります。問い合わせの際は、登録していた電話番号、メールアドレス、最後に使用した端末の情報などを準備しておくとスムーズです。
LINE側で不正利用が確認できた場合、アカウントが削除されます。削除後は、有料アイテムやコイン、購入したスタンプなどが新しいアカウントに移行される措置が取られるケースもあります。
Part6.乗っ取り後にLINEトークが消えた?復元方法
乗っ取り被害でトーク履歴が消失した場合でも、復元できる方法があります。
UltData LINE トーク復元は、バックアップがない状況でもLINEデータを復元できるツールです。乗っ取り被害でトーク履歴が消えてしまった場合や、アカウント削除後に新規作成したアカウントにデータを移したい場合に役立ちます。
復元できるデータは、トーク履歴だけでなく、写真や動画、スタンプ、ボイスメッセージまで対応しています。操作は簡単で、パソコンにインストールしてスマートフォンを接続し、復元したいデータを選択してスキャンするだけです。iPhoneとAndroidの両方に対応しています。
- UltData LINE Recoveryを起動します。復元したいデバイスを接続します。
- 復元したいデータをスキャンし、プレビューを確認します。
- 復元したいデータを復元します。
最後に
LINE乗っ取りは、フィッシング詐欺やパスワードの使い回しなどさまざまな原因で発生します。ログイン通知の確認やログイン中端末のチェックを定期的に行い、早期発見に努めましょう。
万が一乗っ取られた場合は、ログインできるなら即座にパスワード変更とログイン許可オフを実施し、ログインできない場合は再ログインを試みた上で公式に問い合わせてください。
また、乗っ取り被害でトーク履歴が消失しても、UltData LINE Recoveryを活用すれば大切なデータを取り戻せます。日頃からセキュリティ対策を徹底し、安全なLINE利用を心がけましょう。