LINEデータ復元裏技

LINEのバックアップが復元できない?原因と対処法のまとめ【iPhone・Android】

LINEのバックアップが復元できないときの原因と対処法をご紹介します。LINEは日常のコミュニケーションに欠かせないアプリです。大切なトーク履歴を失わないために、バックアップ機能を使ってデータを保存している方も多いでしょう。ところが、機種変更などで過去のトークを復元しようとすると、「トークが消えてしまった」「エラーが発生する」といったトラブルが起こることがあります。この記事では、その原因と具体的な対処法をiPhoneとAndroidともにわかりやすく解説します。

Part1.LINEのトークをバックアップしたのに復元できないのはなぜ?

バックアップを行ったはずなのにトーク履歴が復元できない場合、原因として次のようなものが考えられます。

原因1.LINEバックアップが正常に作成されていない

LINEのバックアップが復元できない理由の一つは、そもそもバックアップが正常に作成されていないためです。たとえば、スマホの動作が不安定、端末の容量不足、といった理由でバックアップが作成されないことがあります。また、バックアップの設定を行っていない可能性もあります。

原因2.異なる電話番号/アカウントでログインしている

LINEでは電話番号などの情報で個人を識別しています。そのため、引き継ぎ作業を行わずにバックアップ時と異なる電話番号でログインすると、別のユーザーとして認識され、トーク履歴を復元できません。

また、iCloudやGoogleドライブは、Apple IDやGoogleアカウントの情報をもとにバックアップを保存します。そのため、これらのアカウントが異なるとバックアップのデータが見つけられません。

原因3.iCloud/Googleドライブの容量不足・通信エラー

バックアップや復元の際にクラウドストレージの容量が不足していると、正常に処理が完了しません。特にトーク履歴に画像や動画が多い場合、想像以上に容量を使うことがあります。

また、接続が不安定な環境ではデータ通信が途切れエラーが発生し、バックアップや復元が途中で失敗することもあります。

原因4.LINEアプリやOSのバージョン違い

バックアップを作成した端末と復元先の端末で、LINEアプリやOSのバージョンが異なる場合、互換性の問題により復元できないことがあります。特に、復元先の端末でアプリやOSが古いままだと失敗しやすいため、最新版への更新が必要です。

原因5.iPhone⇄Android間の機種変更で14日以上のトーク履歴が復元できない

LINEのバックアップは、iOSではiCloud、AndroidではGoogleドライブに保存されます。両者のバックアップ形式には互換性がないため、異なるOS間で引き継げるのはLINEサーバー上に保存された直近14日分のトーク履歴のみです。

ただし、LYPプレミアムに登録し「プレミアムバックアップ」を有効にしていれば、iPhoneとAndroidの間でもすべてのトーク履歴を引き継げます。

Part2.LINEのバックアップからトークが復元できない時の対処法【iPhone・Android】

LINEのバックアップからトークが復元できないときには、次のような対処法が有効です。

方法1.LINEアカウント情報とバックアップ条件を確認する

まずは、ログイン中のアカウント情報が正しいかを確認しましょう。バックアップ時と同じ電話番号・メールアドレスでログインしているかをチェックしてください。

電話番号やメールアドレスなどは「設定(歯車のアイコン)」→「アカウント」と進めば確認できます。

LINEアカウント情報とバックアップ条件を確認

また、「設定(歯車のアイコン)」→「トーク」→「トークのバックアップ」(Android)または「トーク履歴のバックアップ・復元」(iPhone)と表示すれば、バックアップの条件がわかります。

方法2.LINEバックアップデータの有無と更新日時を確認する

バックアップが古いと、最近のトーク履歴が含まれていない可能性があります。

「設定(歯車のアイコン)」→「トーク」→「トークのバックアップ」(Android)または「トーク履歴のバックアップ・復元」(iPhone)と進めば、前回のバックアップ日時が記載されています。

LINEバックアップデータの有無と更新日時を確認する

方法3.安定した通信環境と最新アプリで再試行する

復元処理中に通信が途切れると、エラーが発生して復元できないことがあります。復元はネット接続が安定している環境で行い、他のアプリの使用は控えましょう。

また、LINEアプリを最新状態に更新してから再度復元を試すと、復元できる場合もあります。

LINEアプリのアップデートの有無は、Google Playストア(Android)やApp Store(iPhone)でLINEを検索してページを表示すれば確認できます。もしアップデートがあれば、「開く」ボタンではなく「アップデート」や「更新」ボタンが表示されています。

安定した通信環境と最新アプリで再試行する

方法4.LINEデータ復旧ソフトからトーク履歴の復元を試す

ここでは、バックアップを取っていない場合にLINEのデータを復旧できるUltData LINE トーク復元を紹介します。UltData LINE Recoveryは、スマホに残ったLINE関連のデータの痕跡を検索し復元します。そのため、バックアップなしでも消えたLINEのトーク履歴を復元できるのが特徴です。写真や動画などのメディアファイルにも対応し、AndroidとiPhoneのどちらでも利用可能。操作はシンプルで、無料で試せる点もおすすめするポイントです。

バックアップなしに、LINEトーク履歴・写真・動画や期限切れたファイルなどを簡単に復元できます。iPhone・iPad・Android対応で、すべてのデバイスをサポートしております。

  • UltData LINE Recoveryを起動します。復元したいデバイスを接続します。

    launch-line-recovery
  • 復元したいデータをスキャンし、プレビューを確認します。

    scan-line-datas
  • 復元したいデータを復元します。

    recover-line-datas

Part3.【補充】LINEのバックアップからトーク履歴を復元する方法【iPhone・Android】

LINEのトーク履歴のバックアップを復元して新しいスマホに移す方法は、電話番号が変わるかどうかで少し異なります。

同じ電話番号の場合

古い端末での作業:

「設定」→「トーク」→ 「トークのバックアップ(Android)/トーク履歴のバックアップ・復元(iPhone)」と進み、「今すぐバックアップ」をタップする。

新しい端末での作業:

同じ電話番号でLINEにログインし、「アカウントを引き継ぐ」→復元画面で「復元する」を選択します。

電話番号が変わる場合

古い端末での作業:

  • 未登録なら「設定」→「アカウント」→「メールアドレス」/「パスワード」でメールアドレスとパスワードを登録。
  • 「設定」→「アカウント引き継ぎ」→「アカウントを引き継ぐ」をオン。
  • 「設定」→「トーク」→ 「トークのバックアップ(Android)/トーク履歴のバックアップ・復元(iPhone)」と進み、「今すぐバックアップ」をタップする。

新しい端末での作業:

36時間以内にメール+パスワードでLINEにログインし、復元画面で「復元する」を選択します。

最後に

LINEのトーク履歴が復元できない原因は、バックアップの不備やアカウント情報の違い、通信環境、アプリのバージョンなどが考えられます。まずは設定を確認し、安定した通信環境で最新のアプリを使って再試行してみましょう。

それでも復元できない場合は、UltData LINE Recoveryのようなデータ復旧ソフトを使えば、バックアップなしでもトーク履歴や写真・動画を取り戻せる可能性があります。大切なやり取りを確実に守るために、今回紹介したポイントをぜひ実践してみてください。

関連記事: LINEトーク履歴をバックアップしたのに消えた!原因と復元方法

LINEデータ復元・iOS 26まで対応
  • LINEトーク履歴や期限切れた写真や動画などのファイルをスキャンして復元可能
  • iTunesのバックアップから削除されたLINEトーク履歴の復元に対応
  • GoogleドライブのバックアップからLINEのトーク履歴を復元可能
  • LINEトーク履歴写真動画、ファイルなど、あらゆるLINEデータが復元可能
  • LINEのデータをPCにバックアップ、またはHTML形式での書き出しが可能(プレビュー表示にも対応)

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