2026年3月、LINEヤフー株式会社は、iPhone版LINEアプリに新機能「LINEカレンダー」を導入しました。この機能を使えば、トークルームでの会話からそのまま予定を作成・共有・管理・リマインドまで行え、従来の別アプリへの切り替えが不要になります。友人や家族、グループ間の予定調整もスムーズになり、iPhoneユーザーにとって日常のスケジュール管理が格段に便利になります。
本記事では、iPhoneでの「LINEカレンダー」活用方法やiOS特有の便利機能・注意点を詳しく解説します。初心者でもすぐに使いこなせるポイントを紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
Part1. 「LINEカレンダー」とは?
これまでLINEユーザーは、トークで「3月9日に食事会どう?」と話すだけでは、別途GoogleカレンダーやiPhone純正カレンダー、Yahoo!カレンダーに手入力する必要がありました。特に10〜20代の女性を中心に、「LINE内で予定管理を完結させたい」というニーズが高まっていました。
こうした声に応え、LINEヤフーは2026年3月9日よりLINEカレンダーの提供を開始。Android版は3月16日、バージョン26.3.1で正式にロールアウトされ、トークルーム右上にカレンダーアイコンが追加されました。iPhone版も同時期に最新LINEアプリへの更新で利用可能(バージョン26.x系以降推奨)です。順次展開のため、App StoreでLINEアプリを最新版に更新してください。
iPhone版の優位点(iOS特有)
iPhone版LINEでは、トーク内の日付テキストが自動でハイパーリンク化され、タップするだけで即予定作成が可能です。「3月9日」や「3月9日10時」だけでなく、「来週の水曜日」などの自然言語表現にも対応(Android版は現在開発中)。ただし、OS仕様の違いにより「3/9」や「三月九日」はリンク化されない場合がありますので、正式な日本語表記で入力することをおすすめします。
Part2. LINEカレンダーの主な機能一覧
LINEカレンダー(iPhone版)では、トークから直接予定を作成・管理できる便利機能が豊富に揃っています。主な機能は以下の通りです:
- トーク内日付タップ(ハイパーリンク機能):会話中の日付をタップするだけで、即予定作成画面に移動可能。自然言語表現(例:「来週の水曜日」)にも対応。
- メッセージ長押しメニュー:トークを長押しして「予定を作成」を選択するだけで、簡単に予定登録ができます。
- 共有カレンダー(トークルーム単位):グループトークごとに専用カレンダーを作成可能。参加者全員に自動通知が届き、出欠確認(参加/不参加)も簡単に行えます。
- 個人用カレンダー:自分だけが見られるプライベート予定を管理可能。ダブルブッキング防止にも便利です。
- 一元管理ビュー:全トークルームの予定と個人予定をまとめて表示。「友だち」タブから30日以内の直近予定も簡単に確認できます。
- 自動リマインダー通知:参加予定者にはイベント1日前または1時間前にLINE通知。「Service Notifier」アカウントから届き、オン/オフ設定も可能。自分だけが見られる専用トークで管理できます。
- その他の便利機能:予定編集・削除、出欠一覧、トーク内投稿通知など、細かな操作もサポート。
すべての機能は無料で利用可能。現時点ではPC/Web版は非対応ですが、今後の対応も検討されています。
Part3. iPhoneでLINEカレンダーの使い方
ここでは、iPhoneでLINEカレンダーを使う基本手順を分かりやすく解説します。初めてでも数分で予定作成・共有が可能です。
① LINEアプリを最新版に更新する
まずはLINEアプリを最新バージョンへアップデートしましょう。
- App Storeを開く → 右上のプロフィール → 「アップデート」を確認。バージョン26.x系以上に更新すると、トークルーム右上にカレンダーアイコンが表示されます。
② トークから予定を作成する
トーク画面で「今週末どう?」など日付を含むメッセージを送信すると、「今週末」が自動的にハイパーリンク化されます。
- リンクをタップ → タイトル・時間・場所を入力 → 「作成」を選択すれば予定登録完了。
- または、メッセージを長押し → 「予定を作成」から直接登録することも可能です。
③ 共有設定を行う
作成した予定は、トークルームのメンバー全員が自動招待されます。必要に応じて参加者を個別指定することもでき、通知から「参加/不参加」を選択できます。
④ 予定の確認・管理方法
トークルーム右上のカレンダーアイコンをタップすると、そのグループ内の予定を一覧表示できます。また、「友だち」タブ → 「カレンダーを見る」から月表示で全体の予定管理も可能です。リマインダー通知は「Service Notifier」専用トークで管理され、自分だけが閲覧できる形で確認できます。
- 自然言語に対応しているため、「お盆休み明けの金曜」などの表現でも予定作成が可能
- iPhoneの通知設定をオンにしておくと、リマインダーのプッシュ通知を確実に受け取れる
- 旧Yahoo!カレンダー(LINE版共有機能)も引き続き併用可能
Part4. LINEカレンダーを利用する時の注意点と活用シーン
LINEカレンダーは今後さらに進化する予定です。2026年7月には、既存のYahoo!カレンダーアプリが大幅リニューアルされ、「LINEカレンダーアプリ」として提供される見込みです。新アプリでは、LINEアプリ内のカレンダー機能と完全同期が可能となり、より本格的な予定管理ツールとしての活用が期待されています。具体的には、ウィジェット表示やデザインカスタマイズ、高度な表示設定などの追加が予定されており、外部カレンダー連携やLINEスタンプによるデコレーション機能、PC版対応なども検討されています。
また、既存のYahoo!カレンダーユーザーは、LINEアカウントと連携することでスムーズなデータ移行が可能とされています。現時点でもLINEアプリ内の機能だけで十分実用的ですが、より高度なスケジュール管理を重視する場合は、7月の正式リリースを待つのも一つの選択肢でしょう。
利用時の注意点
2026年3月時点では、他社カレンダーとの直接連携機能はまだ搭載されていません。また、リマインダー通知の受信はLINEおよびiPhoneの通知設定に依存するため、事前にオンになっているか確認しておくことが重要です。
おすすめの活用シーン
LINEカレンダーは、次のような日常シーンで特に便利に活用できます。
- 友人との飲み会や旅行計画の調整
- 家族行事やイベントの共有
- 部活動やサークルの練習日程管理
- 学校行事やグループ課題のスケジュール管理
トークの流れを止めることなく予定作成から共有まで完結できるため、スケジュール調整のストレスを大幅に軽減できます。
番外編:LINEの予定・トーク管理をより安全に行いたい場合、これを試す
LINEカレンダーは非常に便利な新機能ですが、予定共有の増加に伴い、トーク履歴やイベント情報などのデータ管理・バックアップを重視するユーザーも増えています。特に機種変更前後や、万が一のトラブルに備えて、LINEデータを事前に保存しておくと安心です。そのような場合の選択肢として、LINEデータ管理ツールを活用する方法もあります。例えばiCareFone for LINEのようなソフトを使えば、トーク履歴や写真・動画などをパソコンへバックアップしたり、新しい端末へスムーズに移行したりすることが可能です。LINEカレンダー自体はLINEアプリ内で完結する機能ですが、
- 機種変更の予定がある
- 大切なトーク履歴を失いたくない
- グループ予定を長期的に管理したい
といった場合は、こうしたツールを補助的に活用することで、より安心してLINEを使い続けることができます。
まとめ
LINEカレンダーの登場により、トークからそのまま予定作成・共有・リマインドまで行えるようになり、iPhoneでのスケジュール管理はさらに簡単になりました。自然言語対応や一元管理機能など、日常の予定調整をスムーズにする便利なポイントも多く、今後の機能拡張にも期待が高まっています。
まずはLINEアプリを最新版に更新し、実際に使いながら自分の生活スタイルに合った活用方法を見つけてみましょう。データ管理や機種変更に備えたい場合は、バックアップ手段をあわせて検討しておくと安心です。LINEカレンダーを活用して、iPhoneでの予定管理をより快適に進めていきましょう。