iPhoneデータの活用術

SIMカードなしでiPhoneをアクティベートする方法まとめ|画像付き解説

新しいiPhoneを購入したものの、手元にまだSIMカードがない、あるいはeSIM専用モデルで回線契約がまだ…そんなときに立ちはだかるのが「アクティベート」の壁です。iPhoneはアクティベートを行わないとホーム画面に入れず、アプリのインストールや設定ができません。この記事では、eSIM専用モデルやSIMカード無しでiPhoneをアクティベートする方法を詳しく解説します。

Part1.アクティベートとは何か?SIMなしでiPhoneをアクティベートできるのか?

1.1 アクティベートとは何か

アクティベートとは、iPhoneをAppleのサーバーに登録して使用可能な状態にする作業です。初期設定の一環として行うため、これを完了しないと端末は「アクティベートが必要です」という画面から進めません。

1.2 SIMなしでiPhoneをアクティベートできるのか?

結論から言えば「可能」です。特にiOS12以降のiPhoneでは、Wi-Fi経由でアクティベートが可能になっているため、iPhoneの物理SIMカードなしで初期化を完了できます。さらに、iTunesやFinderを使ったアクティベート、緊急通話経由の回避方法などもあります。

次のPartでは、具体的なアクティベート方法を詳しく紹介します。

Part2.SIMなしでiPhoneをアクティベートする方法

方法① Wi-Fi経由でSIMなしでiPhoneをアクティベートする【iOS12以降】

iPhoneのアクティベートをSIMなしで行う最も一般的で簡単な方法がWi-Fi経由でのアクティベートです。物理SIMがなくても、インターネット接続があれば誰でも実行できます。

  • Step1: iPhoneの電源を入れ、言語と地域を選択します。

  • Step2: 「クイックスタート」画面をスキップし、Wi-Fiネットワークに接続します。

  • Step3: 画面の指示に従いApple IDでサインインします。

  • Step4: 画面の指示にしたがって設定を進める、最後に数分待つとアクティベートが完了し、上へスワイプするとホーム画面へ進むことができます。

  • Wi-Fi経由でSIMなしでiPhoneをアクティベートする

注意点:
・Wi-Fi環境が安定している場所で行う
・Apple IDとパスワードを事前に確認しておく

方法② iTunes/Finder経由でiPhoneをアクティベートする

パソコンを持っている場合は、有線接続でアクティベートする方法もあります。Wi-Fiが使えない環境でも実行できるのがメリットです。

  • Step1: iTunesを開く新しいiPhoneをケーブルで接続します。

  • Step2: 初回接続の場合「新しいiPhoneへようこそ」と言うアクティベート画面が表示されるので「新しいiPhoneとして設定」をクリックします。

  • iTunes/Finder経由でiPhoneをアクティベートする
  • Step3: Apple IDでサインインし、「開始」をクリックするとアクティベートのプロセスが開始されます。

  • iTunes/Finder経由でiPhoneをアクティベートする

注意点:
・パソコンにインターネット接続が必要
・最新バージョンのiTunesを使用すること

方法③ 緊急通話機能を使用してアクティベートする(推奨しません)

一部の古いiOSでは、緊急通話から特定の番号にかけることで回避できる場合がありますが、これは正式な方法ではなく、推奨されません。セキュリティ上のリスクもあるため、できるだけWi-FiまたはiTunes経由でのアクティベートを行いましょう。

  • Step1: パスコード入力画面で「緊急」をタップします。

  • Step2: 特定の番号(例:119 などの緊急番号)を入力して発信します。

  • Step3: 通話がつながる前にすぐ切ります。

  • Step4: 電話を切ったタイミングでホーム画面や設定に入れる場合があるので、そこから通常の設定を進めます。

  • 緊急通話機能を使用してアクティベートする

方法④ eSIM専用モデル(iPhone 17シリーズなど)のアクティベート方法

eSIM専用モデルの場合は、回線契約の情報をQRコードなどで読み取る必要があります。回線契約がまだの場合でも、Wi-Fi接続のみでとりあえずセットアップ可能です。

  • Step1: iPhoneの電源を入れ、言語と地域を設定します。

  • Step2: Wi-Fiに接続して「モバイル通信プランを設定」を選択します。

  • Step3: QRコードを使用を選択しesimのQRコードを読み取ります。

  • Step4: esimをアクティベートの画面で「続ける」を押すとプロセスが開始され、アクティベートが完了するとホーム画面に進めます。

  • eSIM専用モデルのアクティベート

注意点:
・キャリアから発行されたeSIM情報(QRコードやアクティベーションコード)が必要
・回線契約がまだの場合はWi-Fiのみでとりあえずセットアップ可能

Part3.アクティベート完了後、スムーズに新しいiPhoneにデータを移行する

アクティベートが無事に完了したら、次は大切なデータの移行作業です。ここでおすすめしたいのが、専用ツールTenorshare iCareFoneです。煩雑になりがちなデータ移行をシンプルかつ安全に行える頼もしいソフトです。

    Tenorshare iCareFoneのおすすめポイント
  • ワンクリックでデータ転送可能:複雑な設定は不要。ボタンをクリックするだけで主要なデータを一括転送できます。大量の写真や動画もスムーズに移行できるので、手作業でコピーする手間がかかりません。
  • iTunesを経由せず直接転送できるのでエラーが少ない:iTunes特有のエラーや同期の不具合に悩まされる心配がありません。iPhoneとPCを接続するだけで直接転送でき、作業時間も短縮できます。
  • 必要なデータだけ選択的に移行可能:「写真だけ」「連絡先だけ」といった部分的な移行も可能。不要なデータを移さず、必要なものだけを新しいiPhoneに移行できるので、容量を節約しながら整理整頓もできます。
  • バックアップ・復元機能もあり、安心して作業できる:移行前にバックアップを作成できるので、万が一のトラブルでも簡単に復元が可能。大切なデータを失うリスクを最小限に抑えながら、安全に移行作業を行えます。

このツールを活用すれば、従来のiTunesやiCloudに頼らずとも、安心してデータ移行や整理が行えます。特に大量の写真や動画、メッセージを安全かつ効率的に移行したいユーザーに最適です。

  • iCareFoneを起動し、お使いのiPhoneをパソコンに接続して、「バックアップ&復元」を選択します。

    iCareFoneデータ移行
  • データを選択し「バックアップ」をクリックします。

    iCareFoneデータ移行
  • 新しいiPhoneをパソコンに接続します。バックアップファイルを選び、「開く」を押します。

    iCareFoneデータ移行
  • バックアップファイルから、復元したいデータ選択し「デバイスに復元」を選びます。選択されたデータを新しいiPhoneに復元できます。

    バックアップ新しいiPhoneに復元

Part4.SIMなしでiPhoneをアクティベートする時によくある質問

質問1:iPhoneをSIMなしのままで使用できますか?

はい、可能です。Wi-Fi接続があればSafariやアプリの利用は可能。ただし通話やSMSは使えません。

質問2:iPhoneをアクティベートできない原因は?

Appleのサーバーが混雑している、Wi-Fi接続が不安定、もしくは旧キャリアのSIMロックが残っているなどが原因です。

質問3:iPhoneをSIMなしアクティベートできないのはなぜですか?

SIMなしのiPhoneがアクティベートできない場合は、iOSが古い場合や、キャリアロックが解除されていない可能性があります。最新のiOSへアップデート、SIMロック解除を確認しましょう。

まとめ

SIMカードなしでもiPhoneはアクティベート可能です。Wi-FiやiTunesを使えば簡単にセットアップが完了し、eSIM専用モデルでも安心して初期設定ができます。アクティベート後のデータ移行には、本記事でご紹介したTenorshare iCareFoneを使えば必要なデータだけを効率よく移行でき、iTunesの制限やエラーに悩まされることもなくなるので併せて使ってみてください。

iOSとPC/Macの間で自由にデータを整理・転送
  • 無料かつ迅速でiOSデータをPC/Macにバックアップ可能
  • バックアップデータをプレビューし、必要なデータを選択的に復元可能
  • iTunesを使わずにiOSデバイスとPC/Macの間で音楽写真ビデオ連絡先を無制限に転送
  • iPhone/iPad/iPod Touchに音楽、写真、ビデオなどデータを追加、整理、削除
  • 複数の画像をHEICからJPGに数秒で変換可能・iPhone画面をPCと自由に共有

SIMカードなしでiPhoneをアクティベートする方法まとめ|画像付き解説