LINEのアイコンは、トーク画面やプロフィールで常に表示されるため、相手に与える印象を大きく左右します。しかし「どんな写真を使えばよいか分からない」「おしゃれに仕上げたいけれど方法が難しそう」と感じる方も多いのではないでしょうか。本記事では、LINEのアイコンの作り方を中心に、丸いアイコンを簡単におしゃれに作成する方法と、おすすめアプリを分かりやすく解説します。
Part1. LINEアイコンを作成する前に知っておきたいこと
LINEアイコンは、ただ画像を設定するだけでなく、サイズや形式、与える印象、著作権への配慮まで意識することで、より完成度の高い仕上がりになります。ここでは、LINEアイコンを作成する前に必ず押さえておきたい基本ポイントを解説します。
① 推奨サイズと画像形式は?(丸型/正方形・PNG/JPGなど)
LINEのアイコンは、表示上は丸型ですが、実際に設定する画像は正方形が基本になります。推奨サイズは1080×1080ピクセルなどの正方形サイズが扱いやすく、画質も劣化しにくいです。
また、画像形式はJPGまたは PNGが使用できます。写真を使う場合はJPG、イラストや文字を含む場合は、画質が劣化しにくいPNGがおすすめです。正方形で作成し、中央に被写体を配置することで、丸く切り抜かれても見切れにくくなります。
② LINEアイコンが与える印象とは?
LINEアイコンは、相手が最初に目にする視覚情報の一つであり、第一印象を大きく左右します。人物写真であれば親しみやすさや安心感を与えやすく、風景やシンプルなデザインであれば落ち着いた印象になります。また、明るい色味やポップなイラストは、元気で親しみやすい雰囲気を伝えやすい傾向があります。
このように、どの画像を選ぶかによって相手に伝わる印象は大きく変わるため、「どのように見られたいか」を意識してアイコンを選ぶことが大切です。
③ フリー素材や著作権の注意点
LINEアイコンに使用する画像は、必ず著作権に配慮する必要があります。インターネット上で見つけた画像を無断で使用することはトラブルの原因になります。フリー素材サイトを利用する場合でも、「商用利用の可否」「クレジット表記の有無」など、利用条件を必ず確認しましょう。
自分で撮影した写真や、自作イラストを使用するのが最も安全な方法です。安心して長く使うためにも、著作権への配慮は欠かせません。
Part2. LINEアイコン作成におすすめの無料アプリ・サイト5選
LINEアイコンは、専用のアプリや素材サイトを活用することで、誰でも手軽におしゃれなデザインに仕上げられます。ここでは、初心者から写真加工にこだわりたい方まで幅広く使える、おすすめの無料アプリ・サイトを紹介します。
① Canva — デザイン初心者でも安心
Canvaは、テンプレートの豊富さと直感的な操作が魅力のデザインツールです。LINEアイコン向けの正方形テンプレートも多数用意されており、写真や文字を当てはめるだけで簡単におしゃれなアイコンを作成できます。フォントや配色の調整もワンタップで行えるため、デザインに不慣れな方でも安心して使用できます。
② BeautyPlus — 盛れる写真加工の定番
BeautyPlusは、人物写真の加工に特化したアプリで、肌補正や明るさ調整、美肌加工などが簡単に行えます。自撮り写真をLINEアイコンに使いたい場合でも、自然な仕上がりに整えやすいのが特徴です。操作もシンプルなため、初めて写真加工をする方にも向いています。
③ Meitu — AIイラスト化が強い
Meituは、AIによるイラスト化やアニメ風加工が得意なアプリです。写真をそのまま使うのに抵抗がある方でも、イラスト調に変換することで、個性を出しつつプライバシーにも配慮したLINEアイコンを作成できます。雰囲気を大きく変えたい場合にも便利なアプリです。
④ Tenorshare PixPretty — 写真編集が簡単
Tenorshare pixprettyは、写真の補正やトリミングを簡単に行える編集ツールです。LINEアイコン作成では、丸型に切り抜かれても被写体がきれいに収まるよう、中央に配置するトリミング調整が重要 ですが、pixprettyは比率調整がしやすく、初心者でもバランスよく仕上げられます。
また、AIによる明るさ補正や背景調整を活用することで、写真全体の印象を自然に整えられる点も大きなメリットです。人物写真だけでなく、風景写真や小物写真の調整にも向いており、LINEアイコン専用の加工アプリとしても活用できます。
⑤ 手書き風やシンプル素材なら「Linustock」などの素材サイト
写真を使わず、イラストやシンプルな素材でLINEアイコンを作成したい場合は、Linustockのようなフリー素材サイトが便利です。手書き風のイラストや、控えめなデザイン素材が多く、落ち着いた雰囲気のアイコンを作りたい方に向いています。素材をCanvaなどに取り込めば、オリジナルアイコンとして仕上げることも可能です。
Part3. Canvaを使った手軽なLINEアイコンの作り方
- CanvaでLINEアイコンを作ってみましょう。まずはCanvaにアクセスし、上記の「SNS」をクリックします。
- 検索窓に「LINE」と入力するとLINEに関するテンプレートが表示されます。ここにある、「LINEアイコン」を選択しましょう。
- 下記のような画面が表示されます。好きな画像・テキストを入れることで、ジャストサイズのLINEアイコン画像が作成できます。
Part4. 作成したLINEアイコンを設定する手順
作成したLINEアイコンは、スマートフォンのLINEアプリから簡単に設定できます。ここでは、iPhoneを基準にした設定手順を紹介します。Androidでも基本的な流れは同様ですので、参考にしてください。
以下はiPhoneアプリの画面を基準に説明しています。
- プロフィール画面を開く
LINEアプリを起動し、ホーム画面の上部に表示されている自分の名前や現在のアイコンをタップします。 - プロフィール編集画面へ進む
プロフィール画面が表示されたら、「プロフィール編集」またはアイコン横の編集マークをタップします。 - アイコンを変更する
現在設定されているアイコン部分をタップすると、「写真を選択」「写真を撮る」などのメニューが表示されます。あらかじめ保存しておいた作成済みのアイコン画像を選びます。 - 位置と表示範囲を調整する
選択した画像は丸型の表示枠に合わせて拡大・縮小や移動ができます。被写体が中央にきれいに収まるように調整します。 - 変更内容を保存する
調整が完了したら「保存」または「完了」をタップします。これでLINEアイコンの変更は完了です。
Part5. スタイル別おすすめLINEアイコン例
LINEアイコンは、選ぶスタイルによって印象が大きく変わります。ここでは、「どのように見られたいか」という視点から、代表的な4つのスタイル別におすすめのアイコン傾向を紹介します。自分の雰囲気や利用シーンに合わせて選ぶ際の参考にしてください。
① 大人可愛い/ナチュラル/シンプル
大人可愛い・ナチュラル・シンプル系のアイコンは、落ち着きと親しみやすさを両立できる点が魅力です。淡い色合いの背景や、自然光で撮影したポートレート、シンプルな花や小物の写真などがよく合います。
派手すぎず控えめな印象のため、友人とのやり取りはもちろん、仕事関係の相手にも好印象を与えやすいスタイルです。
② かわいさ・ポップ
明るく元気な印象を与えたい場合は、かわいさやポップさを重視したアイコンがおすすめです。パステルカラーの背景、キャラクターイラスト、表情のある自撮り写真などは、親しみやすく柔らかな印象を演出できます。
楽しさや明るさを前面に出したい方や、カジュアルなやり取りが多い方に向いているスタイルです。
③ クール・モダン
クール・モダン系のアイコンは、洗練された大人の雰囲気を演出したい場合に適しています。モノトーン調の写真、シンプルなロゴ、コントラストのはっきりした背景などを使うことで、スタイリッシュな印象に仕上がります。 落ち着いた印象を大切にしたい方や、ビジネス用途でも使いやすいスタイルです。
④ 季節・イベント(例:桜、紅葉、クリスマスなど)
季節感のあるアイコンは、ちょっとした変化を楽しみたい方におすすめです。春は桜、秋は紅葉、冬はクリスマスなど、季節の風景やモチーフを取り入れることで、自然と話題のきっかけにもなります。
定期的にアイコンを変えることで、気分転換にもなり、相手に新鮮な印象を与えられる点も魅力です。
まとめ
LINEアイコンは、トーク画面やプロフィールで常に表示されるため、相手に与える印象を大きく左右します。推奨サイズや画像形式、著作権への配慮などの基本を押さえたうえで、自分がどのように見られたいかを意識して画像を選ぶことが大切です。
CanvaやBeautyPlus、Meituなどのアプリを活用すれば、デザイン初心者の方でも簡単におしゃれなアイコンを作成できます。特にTenorshare pixprettyは、写真のトリミングや明るさ補正が手軽に行えるため、丸型に表示されるLINEアイコンでもバランスよく仕上げやすい点が魅力です。
また、大人可愛い、ポップ、クール、季節感など、スタイルによって印象は大きく変わります。用途や気分に合わせてアイコンを見直すことで、LINEのやり取りもより楽しいものになります。本記事を参考に、自分らしいLINEアイコン作りにぜひ挑戦してみてください。