iPhone機種変更時、iPhoneデータ移行アプリをお勧め!
iPhone機種変更時にデータ移行する方法と言えば何でしょうか?クイックスタート、iCloud、iTunesなどAppleが提供するサービスを思い浮かべる人が多いと思います。実は、Appleが提供するサービス以外にもiPhoneのデータ移行ができるおすすめアプリがあるのをご存じですか。今回は、iPhoneの機種変更時に利用できるアプリ5選を紹介します。
【有料】iPhoneからiPhoneに機種変更するためにデータ移行アプリ
iPhone機種変更時のデータ移行が楽になるおすすめアプリをそれぞれの特徴とともに紹介していきます。
1、iCareFone - iOSデバイスとPC間で制限なくデータを転送
iCareFoneは、iPhone/iPad/iPod、iTunes、パソコン間で自由な双方向データ転送に対応しているiPhoneファイルマネージャーです。iCareFoneの機能は以下の通り:
動画、写真、音楽、連絡先などの各種データの転送
iTunesとの互換性有り
データを選択してバックアップ・復元
バックアップデータのプレビュー可能
iTunesで取得したバックアップからの抽出・復元
利用方法
iCareFoneを起動し、iPhoneをパソコンに接続して、「バックアップ&復元」を選択します。
データを選択し「バックアップ」をクリックします。
新しいiPhoneをパソコンに接続します。
バックアップファイルを選び、「開く」を押します。
バックアップファイルから、復元したいデータ選択し「デバイスに復元」を選びます。
詳しい内容はYouTubeビデオにご参考にしてくください。
2、AnyTrans ‐ iOS データマネージャー
iOSデータマネージャーのAnyTransは、データの転送、管理、バックアップができるアプリです。iTunesの代替ソフトウェアと言われている通り、iTunesに似たデザインをしているのでiTunesを利用したことがある人は問題なく使えるでしょう。
3、CopyTrans ‐ iPhone 音楽 転送
CopyTransはiOSデバイスからパソコンまたはiTunesへ音楽、ビデオ、プレイリストを転送できるアプリです。iPhoneの音楽転送に特化しており、iTunesなしで音楽の追加・管理・編集・バックアップなどができます。
CopyTransは音楽の転送にのみ使用できます。写真やビデオ、その他のデータを移行する場合は、プログラムを個別にダウンロードする必要があります。
4、Apowersoft - Android&iOS用の専門スマホマネージャー
Apowersoftは、パソコンとスマホ間の各種データ転送・管理に対応したAndroid&iOS用の専門スマホマネージャーです。バックアップ・復元の機能も備わっており、さらにパソコンとスマホを繋げて、スマホの画面をパソコンに写すことも可能です。
5、DearMob iPhoneマネージャー
DearMobは、パソコンとiOSデバイス間で各種データの転送・管理ができるiPhoneマネージャーです。データを選択してバックアップができ、復元にも対応しています。シンプルなソフトで、スムーズなデータ管理ができます。
6、五つの有料iPhoneデータ移動アプリの違い
iPhoneデータ移行ができる5つの有料アプリを見てきました。データを選択してバックアップ・復元したいのならiCareFoneかAnyTransがおすすめです。iCareFoneの無料版では、転送できるファイル数は10個までと制限はありますが、バックアップ機能は無制限で利用できます。紹介した5つのアプリには無料版があるので、気になる人はぜひ試してみてください。
アプリ名 | 無料版 | データを選択してバックアップAnyTrans | データを選択して復元CopyTrans |
---|---|---|---|
iCareFone | バックアップ無料 | 可能 | 可能 |
AnyTrans | ない | 可能 | 可能 |
CopyTrans | ない | 音楽のみ | 音楽のみ |
Apowersoft | ない | 不可 | 不可 |
DearMob | ない | 不可 | 不可 |
【無料】古いiPhoneから新しいiPhoneにデータを移行するアプリ
次は、古いiPhoneから新しいiPhoneへのデータ移行を無料でする方法です。
1、クイックスタートを利用して新しいiPhoneにデータを移動する
iOS12.4以降であればクイックスタートを利用してデータ移行が可能です。
新しいiPhoneを「こんにちは」と表示されている状態にすると、古いiPhoneに「新しいiPhoneを設定」と出るので「続ける」をタップします。
古いiPhoneカメラで新しいiPhone画面上の青色部分を読み取ります。
Apple IDのパスワードを入力し「iPhoneから転送」を選びます。
関連記事: クイックスタートを使って、新しいiPhoneにデータを移行する
2、iCloudを使って、iPhoneのデータを転送する
Appとデータの画面で「iCloudバックアップから復元」をタップします。
Apple IDとパスワードを入力してiCloudにサインインします。
バックアップを選択すると、データが復元されます。
関連記事: iCloudでiPhoneから新しいiPhoneへデータを移行する
3、iTunesでバックアップを新しいiPhoneに復元する
新しいiPhoneをパソコンへ接続します。
スマホアイコンをクリックします。
「バックアップを復元」を押します。
バックアップを選択し「復元」を選択します。
関連記事: iTunesを使ってiPhoneのデータを移行する方法
4、三つの無料iPhoneデータ移行アプリの違い
クイックスタートはパソコンなしでデータ移行できますが、iOS12.4以降でないと利用できません。同じくiCloudもパソコンなしで利用できますが、無料のiCloud容量には限りがあります。iTunesはパソコンにダウンロードする必要があり、バックアップできるデータ容量はパソコンの空き容量に左右されます。
アプリ名 | Wi-Fi | パソコン | バックアップ | デメリット |
---|---|---|---|---|
クイックスタート | 接続を推奨 | 不要 | 不要 | iOS12.4以降 |
iCloud | 必要 | 不要 | 不要 | 5GBまで無料 |
iTunes | 不要 | 必要 | 必要 | ダウンロードが必要 |
まとめ
無料データ移行アプリは、データを選択してバックアップ・復元ができません。有料のiPhoneデータ移行アプリなら、不要なデータを排除しつつ新しいiPhoneへ移行するデータのバックアップが作成可能です。さらに、iCareFoneなどのデータ移行アプリを使うことでiTunesの同期エラーや既存データの上書きによってデータが消えてしまうのを防げます。
- 無料でiPhone/iPad/iPodで必要なデータを一括バックアップ、選択したデータだけもバックアップ可能
- iTunesを使わずにiOSデバイスとPC/Macの間で音楽、写真、ビデオ、連絡先、SMSを無制限に転送
- iPhone/iPad/iPod Touchに音楽、写真、ビデオなどデータを追加、整理、削除
- 現在のデータを消去せずにファイルを選択的に復元可能
- 複数の画像をHEICからJPGに数秒で変換可能