Part1.iCloud写真が同期されない原因は？

iCloudの写真が同期しないとき、主な原因は 4つあります。

原因1：「iCloud写真」の設定がオフになっている

iCloud写真を同期するためには、デバイスの設定で「iCloud写真」をオンにする必要があります。「iCloud写真」がオフになっていると、何をしてもiCloudの写真は同期されません。

原因2：インターネットの接続が不安定

iCloudの写真は、インターネットを通して同期されます。インターネットの接続が不安定だと、デバイスとiCloud間で通信がうまくできず、同期しないことがあります。

原因3：iCloudの空き容量が不足している

iCloudの空き容量が不足していると、新しい写真をアップロードできません。アップロードの途中で容量が不足した場合は「失敗」として処理され、デバイスにも同期されないため、注意しましょう。

原因4：デバイスまたはiCloudに問題が発生している

デバイスやiCloudに問題があると、iCloud写真が同期しないことがあります。Appleのシステム状況は、公式サイトで確認できます。iCloudに問題が発生している場合は、問題が解消されるまで待つ必要があります。

Part2.iCloudの写真が同期されない場合の対処法【iPhone/Mac】

iCloudの写真が同期されないときの対処法を、4つご紹介します。

対処法1：「iCloud写真」の設定をオンに変更する

まずは、デバイスの設定で「iCloud写真」の設定を確認しましょう。この設定がオフになっていたら、オンに変更するだけで、iCloud写真が同期される可能性が高いです。

iPhone

• Step1： iPhoneの設定で、「ユーザー名」＞「iCloud」＞「写真」の順番にタップします。
• Step2： 「このiPhoneを同期」をオンにします。

Mac

• Step1： りんごマークの「システム設定」＞「ユーザー名」＞「iCloud」の順番でクリックします。
• Step2： 「写真」をクリック＞「このMacを同期」をオンにします。

対処法2：インターネットの接続状況を確認する

Wi-Fiの設定を開き、正常に接続されているか確認しましょう。

問題なく接続されていたら、一度 Wi-Fiをオフにして、再度オンにする方法も有効です。

iPhone

• Step1： コントロールパネルを開き、青いWi-FiアイコンをタップしてOFFにします。
• Step2： 再度、Wi-FiアイコンをタップしてONにします。

Mac

• Step1： メニューバーで「Wi-Fi」のアイコンをクリックし、接続しているWi-Fiをクリックしてオフにします。
• Step2： 再度、接続するWi-Fiをクリックしてオンにします。

対処法3：iCloudのストレージ容量を追加する

iCloudのストレージ容量に空きをつくると、同期しない問題が解決することがあります。iCloudのストレージ容量は、デバイスの設定画面から簡単に追加で購入できます。

iPhone

• Step1： iPhoneで設定アプリを開き「ユーザー名」＞ 「iCloud」をタップします。
• Step2： 「アカウントのストレージを管理」＞「ストレージプランを変更」をタップします。
• Step3： アップグレードのオプションを選択し、「購入する」をタップします。

Mac

• Step1： りんごマークの「システム設定」＞「ユーザー名」＞「iCloud」の順番にクリックします。
• Step2： 「管理…」＞「ストレージプランを変更…」の順番でクリックします。
• Step3： アップグレードのオプションを選択し、「次へ」をクリックします。
• Step4： AppleIDのパスワードを入力し、「購入する」をクリックします。

対処法4：デバイスとiCloudを再起動する

デバイスとiCloudを「再起動（再接続）」することで、iCloud写真が同期しない問題が解消することがあります。

iPhone

• Step1： iPhoneの設定を開き、「ユーザー名」＞「iCloud」＞「写真」の順番にタップします。
• Step2： 「このiPhoneを同期」をオフにします。
• Step3： 電源ボタンを長押し、電源をオフにします。
• Step4： 画面が暗くなったら10秒ほど待ち、電源をオンにします。
• Step5： でオフにした「このiPhoneを同期」をオンにします。

Mac

• Step1： りんごマークから「システム設定」＞「ユーザー名」をクリック＞「iCloud」の順番にクリックします。
• Step2： 「写真」をクリック＞「このMacを同期」をオフにします。
• Step3： 電源ボタンを長押し、電源をオフにします。
• Step4： 画面が暗くなったら10秒ほど待ち、電源をオンにします。
• Step5： でオフにした「このMacを同期」をオンにします。

追加：最適な代替アプリーーiPhoneの写真を確実にバックアップする方法

システムの不具合などが原因で、「すべての設定を確認しても、iCloud写真が同期しない…」というケースがあります。iCloud写真が同期されないと、大事なiPhoneのデータをバックアップできず、困ってしまいますよね。

そんな時は、「データ転送ソフト」がおすすめです。Tenorshare iCareFoneは、iPhone専用のデータ管理ソフトです。iPhoneのバックアップにも対応しており、写真や音楽、連絡先など、iPhone上のすべてのデータを、安全にパソコンへバックアップできます。Tenorshare iCareFoneは、容量の上限がなく、インターネット接続も不要です。そのため、iCloudが同期しない問題に悩まず、確実に写真をバックアップできます。

対応可能なデータ

• 音楽、写真、ビデオ
• 連絡先、通話履歴、SMS、メール、添付ファイル
• アプリデータ、ブックマーク
• メモ、メッセージ、カレンダー、 リマインダー

• iOSデバイスをPC/Macに接続

  iCareFoneをインストールして起動し、お使いのiPhone・iPod・iPadをアップル付属のUSBケーブルでPC/Macに接続します。

  
• バックアップしたいファイルを選択

  対応可能ファイル一覧表から、バックアップした項目を選択し、「バックアップ」ボタンをクリックします。

  

  バックアップの作成にかかる時間は、バックアップ対象データの容量とネットワークの速度によって異なりますので、十分に時間があるときに行ってください。

  
• データのバックアップが完了

  しばらくすると、iOSデバイスのデータがパソコンにバックアップされます。

  

Part3.iCloud写真の同期についてよくある質問

1.iCloud写真の同期をオフにするとどうなる？

iCloud写真をオフにすると、それ以降にデバイスで保存された写真は、iCloudに同期されません。iCloudではなく、デバイスのストレージ内にのみ保存されます。

2.iCloud写真をオフにしたら写真は残りますか？

iCloud写真をオフにしても、デバイスに保存されている写真はそのまま残ります。

ただし、iCloudにしか保存されていない写真は、iCloud写真をオフにすると、デバイスからも削除されます。

メモ：

iCloud写真がオンの場合は、基本的にすべての写真が、iCloudだけに保存されます。デバイス本体にも保存するには、「設定」＞「ユーザ名」＞「iCloud」＞「写真」から「オリジナルをダウンロード」を設定する必要があります。

まとめ

以上、iCloudの写真が同期しないときの対処法をご紹介しました。

どれも手軽にできる方法なので、試せそうな方法をやってみてくださいね。また、iPhoneをバックアップする方法として、Tenorshare iCareFoneをご紹介しました。iCloudが同期しない問題に悩まず、確実に写真をバックアップできます。初心者でもカンタンに写真を転送できるので、ぜひ活用してみてくださいね。

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