iOS 15/14/13/12アップデートでリンゴループになったiPhone/iPadを復元する対策
iOS 15/14/13/12のアップデート中に起こり得るiPhone/iPadのエラーとして、リンゴループをあげることができます。これはアップルのロゴマークが表示されたまま画面が固まり、先に進めなくなってしまう症状のことです。
今回は、何が原因でこの不具合が発生し、どうすれば復元できる可能性があるのかを解説させていただきます。
iOS 15/14/13/12アップデート中にリンゴループになる原因
iPhone/iPadをiOS13/12にアップデートするときにリンゴループが起こる場合に、考えられる原因は複数あります。
- 原因1:iTunesに接続しアップデートしている途中でケーブルが抜けた
- 原因2:Wi-Fiに接続してアップデートをしている途中で接続が切断された
アップデート中のトラブルが原因でリンゴループが発生するケース以外では、強制終了が反復されたために起こることもあります。この場合、iOSに不具合が起こることにより、リンゴループになるといいます。
リンゴループになったiOS 15/14/13/12のiPhone/iPadを復元する方法
方法1:iTunesでリンゴループになったiPhone/iPadを復元
初期化により工場出荷状態になると、iOS 12アップデート中にリンゴループが発生したiPadを復元できる可能性があります。事前にiCloud側でバックアップを取得しておけば準備はOKです。
ステップ1:iPadの電源をオフにし、ホームボタンを押しながらパソコンにつなぎます。
ステップ2:iTunes画面上にあるiPadを復元、復元と更新の順にクリックします。
ステップ3:このバックアップから復元のラジオボタンをクリックし、その横にあるアップダウンリストで復元したいデータを選択後、続けるをクリックします。
iPad側の画面に復元の実行中と表示が出て、しばらくすると復元作業が完了します。
方法2:データを消去せずにiPhone/iPadをリンゴループから復元
iTunesを使ってiPadをリンゴループから復元することが可能ですが、初期化を実行しますのでバックアップを取っていないと嫌でしょう。ここでは、最後にiPadをリンゴループから復元する方法として、iOS修復ツール「Tenorshare ReiBoot」をご紹介します。iOS 12アップデート失敗でリンゴループに陥った場合だけでなく、再起動ループや画面の真っ暗状態など、50種類以上のiOS不具合問題に対応可能です。
ステップ1:ReiBootを起動し、USBケーブルでiPadとパソコンを接続してください。

ステップ2:PC側の画面上で「あらゆるiOS不具合を解消」をクリックし、次に出てきた画面で「修復開始」を選択します。

ステップ3:さらに切り替わった画面でリンゴループを起こしたiPadの修復を行うためのファームウェアをダウンロードしてください。

ステップ4: 修復開始をクリックして修復中画面の修復状況が100%に達するまでお待ちください。

作業が完了すると、あとはアップデート中にリンゴループを起こしたiPadが復元できているかチェックするだけです。
iOS 15/14/13/12アップデート中、リンゴループに陥ったiPhone/iPadを復元するには、ReiBootを使用するのが良いでしょう。強制初期化は工場出荷状態に戻り、バックアップの取得と復元がうまくいかなければ全データを失うこととなり、リスクの高い方法になってしまうためです。「ReiBoot」を使った復元が成功すれば、修理に出したり端末を買い替えたりするための出費を余儀なくされるようなこともありません。