iOS 12にアップデートする対処法
iOS 12がすでにリリースされたことで、自分のiPhoneなどを更新してみたいと考える人も多いでしょう。ここでは、Appleユーザーの皆さんにiOS 12へのアップデート手順を紹介したいと思います。ベータ版と正式版のインストール方法は少し異なりますので、インストールするiOSに適用した手順を参照してください。
- 1.iOS 12ベータ版へのアップデート方法
- 2.iOS 12正式版へのアップデート方法
1.iOS 12パブリックベータ版のインストール方法
iOS 12ベータ版をインストールするには、まず「Apple Beta Software Program」のメンバーになる必要があります。初めてベータ版を利用する場合は、有効なApple IDを使ってベータソフトウェアプログラムへの参加登録を行いましょう。
Tips:このプログラムはボランティア活動で、参加やベータ版ソフトの体験利用に対する報酬はありません。また、iOS 12ベータ版へのインストールに失敗しても端末が元の状態に戻せるよう、アップデートする前にiPhoneデータのバックアップを取っておくことをお勧めします。
ベータソフトウェアプログラムに登録する具体的な手順は以下の通りです。
ステップ1:上の「Apple Beta Software Program」をクリックして「登録」ボタンをタップします。そして、Apple IDとパスワードを入力して、サインインします。

ステップ2:契約ページが表示されますので、同意する場合は「承諾」をタップします。。

ステップ3: サイト上部にある「デバイスを登録」を選択し、下方向にスクロールして「プロファイルのダウンロード」ボタンをタップします。

ステップ4: ダウンロードが完了したら、画面の指示に従ってiOS 12ベータ版の構成プロファイルをインストールします。プロファイルのインストールが完了した後、「再起動」をタップしてデバイスを再起動します。

ステップ5:その後、再起動したiPhoneで設定アプリを開き、「ソフトウェアアップデート」をタップしてiOS 12のパブリックベータへのアップデートが開始しましょう。

以上でiOS 12パブリックベータ版へのアップデートが行われます。ちなみに、iOS 12ベータ版のインストールを止めたい場合は、「設定」>「一般」>「プロファイル」を選択し、該当するベータプロファイルを削除して端末を再起動すれば完了です。
2.iOS 12正式版のインストール方法
iOS 12正式版のインストールするには今まで通りに、ワイヤレス (Over The Air) でアップデートするか、iTunesで更新します。
WiFi環境あり:OTA(ワイヤレス)でiOS 12にアップデート
iOS 12にアップデートする時は、ワイヤレス(Over The Air)は、iPhoneやiPadなどのiOSをアップデートする時に最もよく使われる方法です。パソコンに接続する必要もなく、十分な電源とWiFi環境があればデバイス単体で操作できますので楽です。
操作方法も簡単で、iPhoneまたはiPadをWi-Fiに接続して、「設定」>「一般」>「ソフトウェア・アップデート】の順にタッチします。表示された最新のiOS 12ソフトウェアをダウンロードして、「今すぐインストール」をタッチしてください。数分後、iOS 12のインストールが終わって、iPhoneは自動的に再起動すれば無事にアップデート完了です。
WiFi環境がない場合:iTunesでiOS 12にアップデート
WiFi環境がない場合は、ワイヤレスでアップデートできませんが、パソコンに接続してiTunesでiOS 12をアップデートすることが可能です。ただ、予期しないエラーを回避するため、操作する前にお使いのiTunesは最新版であることをご確認ください。
ステップ1:パソコンとiPhoneをUSBケーブルで接続したら、iTunesを起動します。
ステップ2:左上のデバイスアイコンを選択して、「概要」タブで「アップデートを確認」をクリックします。

ステップ3:最新のiOS 12が取得できたら「ダウンロードしてアップデート」をクリックします。iOS 12へのインストールが完了するまでしばらくお待ちください。

OTA/iTuneが使えないやiOS 12アップデートに失敗した場合の対策
iOS 12へのアップデート方法はどちらも複雑ではありませんが、WiFiとの接続が不安定、iTunesが使えない、または更新途中に端末の電源が落ちたり、エラーが発生したりして、アップデートに失敗してしまうことがよくあります。iOSの更新に失敗すると、デバイスがリンゴループや文鎮化に陥って起動できなくなる可能性が高く、対応方法について詳しくない方も多いでしょう。
ここでは、ワイヤレスかiTunesでのアップデートがうまく行かない時の代替策、そして何らかのエラーでiPhoneに起動障害などが起こった際に役立つiOS修復ツール「Tenorshare ReiBoot」をお勧めします。ReiBootを使えば、リカバリモードにフリーズしたiPhoneをワンクリックで脱出させることが可能で、更新中によく発生するiTunesエラーも簡単に回避できます。さらに、iOSアップデート失敗やiデバイスの脱獄失敗による50種類以上のシステム問題にも対応できます。さて、下記よりReiBootを無料ダウンロードして、皆さんを困らせるiOS不具合を解消しましょう。
ステップ1:ReiBootを起動して、USBケーブルでお使いのiOSデバイスをコンピューターに接続します。

ステップ2:リカバリモードにフリーズしたiPhoneを復元したいなら、「リカバリモードを解除」ボタンをクリックしてください。これで、ReiBootはデバイスのリカバリモードを解除してくれます。

上記の操作で問題が改善されない場合は、一番下の「あらゆるiOS不具合を解消」をお試しください。iOS修復を実行すると、端末に搭載するiOSが最新版にアップデートされ、データを消去せずにiPhoneを正常状態に戻すことができます。
ステップ3:「あらゆるiOS不具合を解消」>「修復開始」をクリックします。

ステップ4: 最新版のiOS 12ファームウェアが検出されますので、ファームウェア情報を確認して問題がなければ「ダウンロード」しましょう。

ダウンロードが完了後、「今すぐ修復」ボタンをクリックしてiOSの修復を開始し、作業が完了するまでお待ちください。

手順が少なくて楽なので、初心者の方でも手軽に利用できます。
以上はiOS 12にアップデートする詳細方法と通常方法でうまく更新できない場合の対策です。iOSをアップデートすること自体は難しくないですが、いざという時に適切な対応をとるのが大切です。ReiBootを利用すれば、簡単なステップでiPhoneを起動故障などのトラブルから脱出し、正常に起動させることができますので、ぜひお試しください。