工場出荷時の状態に戻したiPhoneからデータを復元する3つの方法
iPhoneに不具合が起きたとき、初期化は基本的に有効な方法です。では、初期化が済んだiPhoneは、そのまますぐに使用できるのでしょうか。iPhoneの初期化は、iPhoneを工場出荷時の状態に戻すことを意味します。購入当時と同じ状態のため、データの復元が必要です。今回は、このようなiPhoneのデータ復元について、3つの方法をご紹介いたします。
- 方法1:すべての設定が初期値に戻したiPhoneのデータを復元する
- 方法2:工場出荷状態に初期化(リセット)後にiCloudバックアップからデータを復元
- 方法3:工場出荷状態に初期化(リセット)後にiTunesバックアップからデータを復元
方法1:すべての設定が初期値に戻したiPhoneのデータを復元する
iPhoneの設定に問題があってリセットを行った場合は、iPhoneの設定は復元せず初期値のまま、保存していたコンテンツのみデータ復元をしたいところです。Tenorshare UltDataであれば、iPhone本体から削除された連絡先、写真、動画、メッセージなどの35種類以上のデータを選択的に復元することが可能です。
UltDataを立ち上げたら、「iOSデバイスから復元」をクリックしてください。
復元したいデータを選択し、「スキャン」をクリックします。
スキャン結果から、復元対象を選択し「PCに復元」をクリックすると復元されます。
方法2:工場出荷状態に初期化(リセット)後にiCloudバックアップからデータを復元
初期化後のiPhoneは電源を入れると、初期設定画面からスタートします。この初期設定を進める際に、iCloudのバックアップデータを選択することで、設定を含めたすべてのデータを復元することが出来ます。
初期設定画面が表示されたら、まず言語を選択します。
国または地域を選択します。
ファイルダウンロードのために、安定して通信できるWi-Fiに接続します。
「位置情報サービス」のオン/オフを選択します。
「APPとデータ復元」画面にて、「iCloudのバックアップから復元」を選択します。
iCloudにサインインしてください。
利用規約に同意後、リストから復元したいバックアップファイルを選択します。
方法3:工場出荷状態に初期化(リセット)後にiTunesバックアップからデータを復元
iTunesのバックアップデータがある場合は、設定を含めたすべてのデータをiTunesで簡単に復元することが出来ます。iTunesは予め最新版にアップデートしておいてください。
iPhoneをPCに接続した上で、iTunesを立ち上げます。
iTunes左上のiPhoneマークをクリックしてください。
メイン画面の「バックアップ」内の「バックアップを復元」をクリックします。
復元したいバックアップデータを選択後、「復元」をクリックします。
まとめ
初期化して、完全にリセットされたiPhoneに対しての、データ復元方法について3つの方法をご紹介いたしました。iCloudやiTunesのバックアップデータを取ってあれば、簡単に設定まで復元することが可能です。また、あえて設定は復元せずに個別にコンテンツをデータ復元したい場合には、iPhoneデータ復元ソフト「UltData」がお手軽でおすすめです。
- 初心者にも優しい、失われたデータを安全かつ選択的に復旧
- iCloudバックアップファイルの抽出・復旧を業界最高水準で実現
- 連絡先・写真・動画・LINEのメッセージなど、35種類以上のデータが復元・抽出