iPhoneデータ復元・活用術

iTunesでiPodが同期できない時の対策

iPodとiTunesが同期できないときにはどうしたら良いのでしょうか。WindowsパソコンからiTunesを通してiPodへ曲を転送したいのに、同期ができなければ何もできません。同期ができないときには、不明なエラーが表示されたり曲がグレー表示されたりします。パソコンと繋ぐと充電はできているのに、iTunesとの同期だけができないというケースもあります。

このようなトラブルが発生したときに、どのように対処できるのか対策方法を紹介します。

Part 1、iPodが同期できないときのチェックポイント

iPodが同期できないときには、下記のチェックポイントを確認してください。

チェック1、接続USBポートやケーブルを交換してみる

iPodとiTunesが同期できないときには、使用しているUSBポートやケーブルを交換してみましょう。パソコンのUSBポートが壊れている可能性がありますし、USBケーブルが断線していることも考えられます。

格安のUSBケーブルは充電には使えても、データの転送などには対応していないことがあるので注意が必要です。

チェック2、iPodの容量を十分確保する

iPodの容量が十分無いとiTunesと同期ができないことがあります。iPodとiTunesの同期が失敗になった時、iPodの空き容量をチェックしてください。容量を確認する手順は下記の通りです。

  • iPodの設定アプリを開く
  • 一般メニューを選ぶ
  • iPodストレージをタップして、空き容量を確認できる

    iPodが同期できないとき、容量を確認する
    iPodの容量を確認する手順もiPhoneと同じ

この操作をするとiPodの容量がどうなっているかが分かります。アプリを入れすぎていたり動画が多かったりすると、いつの間にかストレージが一杯になっていることがあります。不必要なものは削除するようにしてください。

iPodストレージの画面の下の方を見ていくと、アプリごとにどれくらいのストレージを使っているかが表示されます。使用頻度が高くないのにストレージをたくさん使っているアプリは削除するか、そのアプリの中に入っているデータを整理すると良いでしょう。

チェック3、iTunesのバージョンは最新か確認

iTunesのバージョンが最新かどうかも確認しておかなくてはなりません。もしバージョンが古いとiPodのiOSとの相性が悪くて同期がされないことがあります。

iTunesのバージョンを確認する手順を紹介します。

  • iTunesを開く
  • メニューバーのヘルプを選ぶ
  • 更新プログラムを確認ボタンを押す

    最新バージョンに更新してiPodの同期をもう一度試す
    iTunesのバージョンは最新か確認する

もし、このバージョンのiTunesは最新バージョンです、というメッセージが出たら問題ありません。このメッセージが出なければ画面の指示に従ってiTunesのバージョンアップを行ってください。

チェック4、iCloudミュージックライブラリをオフになっているか確認

iPodとiTunesの同期ができないときには、iCloudミュージックライブラリがオフになっているかを確認することをおすすめします。この部分がオフになっていなければ同期ができません。

iCloudミュージックライブラリをオフにする方法を説明します。

  • iPodの設定アプリを開く
  • ミュージックを選ぶ
  • iCloudミュージックライブラリがオフになっているか確認

    iCloudミュージックライブラリをオフにする
    iCloudミュージックライブラリをオフにする

チェック5、Wi-Fiで同期できるか確認

アイポッドとiTunesが同期できない場合、USBケーブルではなくWi-Fiで同期できないかも試してみましょう。Wi-Fiを使ってどのようにiTunesを接続できるのでしょうか。

  • iTunesを起動する
  • iPodとパソコンをUSBケーブルで接続する
  • iTunesのiPodマークを押して、概要画面を開く
  • オプションのWi-Fi経由でこのiPhoneと同期を適用にする
  • Wi-Fi経由でこのiPodと同期

この設定にするなら、Wi-Fiエリアに入ったときに自動的にiTunesとの同期が始まります。

Part 2、アイポッドが同期できない問題を確実に解決できる対策

iPodとパソコンが同期できないときに、もっと簡単に問題を解決する方法はないでしょうか。iTunesを使わない解決方法を解説します。

iTunes以外の方法でiPodに音楽・動画を入れる

iPodとWindows10パソコンが同期できないときに、icarefoneというiPod用のファイルマネージャーソフト Tenorshare iCareFoneを使うと簡単操作で問題を解決できます。操作方法は下記の通りです。

  • ステップ1. iCareFoneがインストールされているパソコンへiPodを接続して「デバイスメディアをiTunesに転送」を選択します。もしiTunesの曲をiPodに同期したい場合は、「iTunesメディアをデバイスに転送」を選びます。

    iOSデバイスメディアをiTunesに一括転送
    画像1.- iTunesの曲をiPodに同期
  • ステップ2、iTunesまたはiPodに転送したいメディア項目の中で音楽にチェックを入れて、「転送」をクリックします。

    音楽を選択
    画像2.- 音楽にチェックを入れて転送する
  • ステップ3、たったこれだけの操作で転送がスタートします。しばらく経てば、iPodの音楽を取り出し、iTunesへの転送が完了です。逆にiTunesの音楽もiPodに転送可能です。

    音楽を選択
    画像3.- iPodの音楽をiTunesと同期

これだけの操作でiPodとiTunesを同期可能になります。しかも、「ファイル管理」機能でiTunesを使わないでPCからiPodへ音楽や動画を入れられます。

まとめ

iPodがWindowsパソコンのiTunesと同期ができないときの対策方法は、ストレージを確認したりiTunesのバージョンをチェックしたりすることです。 簡単な操作ですぐに問題を解決したいときにはiPhoneデータマネージャー iCareFoneを使うことをおすすめします。iCareFoneならiTunesを通さずに音楽や動画をiPodへすぐに転送できます。iPodだけではなく、iphoneやiPadにも使うことができる便利なソフトです。

  最終更新日 2020-06-09 / カテゴリ  iTunesエラー

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