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iPhoneだけで位置偽装アプリ(VPN)3選【パソコンなし】

海外では普通に利用できる動画配信サービスや通販サイト、その他のウェブサイトでも、アクセス元の地域によって閲覧制限がかかっていて、その他の国では利用できないサービスやウェブサイトがあります。しかし、現在地を偽装できるVPNサービスを利用することで、そのような制限を回避する方法があることをご存知でしょうか。この記事では、パソコンがなくてもiPhoneがあれば、位置情報を偽装できるVPNサービスをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

Part1:位置偽装アプリ(VPN)のメリット

はじめに、位置偽装アプリ(VPN)を利用する主なメリットをご紹介します。

メリット1:地域による視聴制限がある動画を日本から見られる

まず、VPNを利用することで、地域によって視聴制限がある海外の動画を日本から視聴することが可能になり、逆に日本版のNetflixやABEMA、Tiver、radikoなどの日本の各種サービスを海外から利用することが可能になります。これらのサービスでは、ユーザーのIPアドレスでアクセス元の国や地域が判別されているため、VPNを利用して任意の国のサーバーにアクセスし、IPアドレスを変更することで、地域ごとの視聴制限を回避できます。

メリット2:パソコンがなくても、iPhoneで複数の拠点に接続可能

VPNサービスを利用することで、パソコンがなくても複数の拠点のサーバーにiPhoneで接続できます。接続先のサーバーを切り替えるだけで、そのサーバーのロケーションに位置を偽装でき、例えば各国で異なるNetflixの作品のラインナップを全て日本から視聴したりすることが可能になります。

メリット3:通信内容の暗号化により個人情報を保護する

VPNサービスには、通信内容を盗み見などから守るための暗号化機能が搭載されているため、個人情報が保護された状態で利用できます。また、多くのVPNサービスでは、利用者の閲覧履歴やIPアドレスなどを記録しない「ノーログポリシー」が掲げられ、プライバシーが守られているため、安心して利用できます。

Part2:iPhoneの位置情報を変更する3つのVPN

それでは、iPhoneの位置情報を変更できるVPNサービスを3つご紹介します。

アプリ1:Express VPN

まず最初にご紹介するのが、10年以上のサービス提供実績があるExpress VPNです。Express VPNには、高度な暗号化技術が導入されており、政府機関や軍隊、銀行などでも利用されているようで安全性・信頼性の高いサービスです。ロケーション数は90カ国以上(3,000サーバー以上)に昇り、世界各国の動画配信サービスなどを楽しむことが可能です。同時接続可能デバイス数は最大5デバイスで、価格は他のVPNサービスと比較するとやや高めですが、日本語のサポートがあることや豊富なロケーション数を考慮すると満足のいく価格帯と言えるでしょう。

対応デバイス台数:最大5デバイス

料金:価格は1カ月プランで月額12.95ドル(約1793円)、1年プランで月額6.67ドル(約924円)

 Express VPN

アプリ2:Millen VPN

次にご紹介するのが、日本の企業が提供するMillen VPNです。Express VPNや次にご紹介するNordVPNも日本語で利用できる他、日本語のサポートも受けられますが、Millen VPNの場合には、規約も日本語のため、解約などの際に必要な情報を日本語で得られる安心感があります。海外の大手VPNサービスと比較すると、接続スピードやロケーション数がやや劣りますが、日本のVPNサービスの中では優れた品質を提供していると言えるでしょう。また、接続スピードについては、ストリーミングサービスの利用などに問題があるレベルではありませんので、ご安心ください。同時接続可能デバイス数は最大10台で、価格は1カ月プランで月額1,628円、1年プランで月額594円です。

対応デバイス台数:最大10デバイス

料金:価格は1カ月プランで月額1,628円、1年プランで月額594円

 Millen VPN

アプリ3:NordVPN

最後にご紹介するのが、NordVPNです。NordVPNは、他のVPNサービスを上回る5,000以上のサーバー(60カ国以上)を有しており、さまざまなロケーションを選択して位置情報を変更することが可能です。また、接続スピードも他のVPNサービスと比較して速い点が特長と言えるでしょう。1カ月プランは月額1,256円、1年プラン月額517円で利用でき、同時接続可能デバイス数は最大6台です。

対応デバイス台数:最大6デバイス

料金:価格は1カ月プランで月額1,256円、1年プランで月額517円

 NordVPN

Part3:VPNより安価なiAnyGoは、指定した座標場所まで変更可能

ここまで、アクセス元の国・地域を偽装できるVPNサービスについてご紹介してきましたが、iAnyGoいう位置情報偽装アプリを利用することで、詳細な位置まで指定してGPS位置情報を自由自在に変更することが可能です。パソコン(Windows/Mac)でiAnyGoを起動して、iPhone/iPadを接続し、マップ上で指定の位置を選択するか、位置座標を入力するだけで、現在地を変更することが可能です。また、料金プランについては、月間/3カ月/年間更新ライセンスに加えて、7,979円の永久ライセンスがあり、VPNサービスよりも安価に利用することが可能です。

iAnyGoについて

  • ケーブル不要、Wi-Fi接続でGPSの位置情報を変える
  • 対応デバイス台数:最大5デバイス;ビジネスプラン:最大15デバイス
  • 料金:価格は1カ月プランで月額1,299円、1年プランで月額465円
  • 対応可能なアプリの種類:位置情報ゲームアプリ、位置情報共有アプリ、マッチングアプリ、位置情報共有のSNS系アプリ
  • iAnyGoを起動し、USBケーブル、またはPCと同じWi-Fiと接続でiPhoneをパソコンに接続します。位置情報の変更の画面から「開始」をクリックします。

    ianygoで位置情報を変更する
  • 転送したい住所/ GPS座標を検索ボックスに入力して「変更開始」を押します。

    ianygoで位置情報 変更開始

まとめ

この記事では、PCなしでiPhoneだけで位置偽装ができるVPNサービスをご紹介しました。VPNサービスを利用することで、地域ごとの視聴制限を回避して、各国の動画を自由に閲覧することなどが可能になります。一方、VPNサービスで偽装できるのは、アクセス元の国・地域のみのため、詳細な位置情報まで変更する必要がある場合には、iOSデバイスの位置変更ツールであるiAnyGoを利用するのがおすすめです。iAnyGoは、簡単なステップでGPS情報を変更でき、VPNサービスより安価に利用することが可能です。例えば位置情報を利用したポケモンGOなどのゲームのプレイにあたって位置を偽装したい場合にも便利に利用できます。

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