バックアップなしでアンドロイドからLINEトーク履歴を復元する裏ワザ

LINEは便利なSNSなので、友人や取引先とのやり取りをトークで済ますことが少なくありません。しかし、あまりにも膨大な量なので、トークを削除するときに誤って必要なトークを消してしまった、または機種変更をしたところ新しいLINEではトークの履歴が移動していなかった、という経験はないでしょうか。今回は、もしものときに備えて、アンドロイド端末で、バックアップなしでもLINEトーク履歴を復元する裏ワザを紹介します。

裏ワザ1：バックアップなしでLINEトークを復元させる

UltData for Androidを使用すると、必要なLINEのトークだけを復元することができます。LINEのトークを復元したいとき、あれこれと裏ワザと言われているものを試すのであれば、まずこの方法を試してみてください。UltData for Androidであれば、アンドロイド端末の中の削除されたラインデータを復元することができるかもしれません。このソフトは、root化することなしに端末の中に残っているデータを確認できる機能を持っています。

まず、UltData for Androidを起動します。「削除したデータを復元」を選択します。
USBケーブルでデバイスをPCに接続するように指示がでますので、USBケーブルを使ってPCにアンドロイド端末を接続してください。
接続が完了すると、復元したいファイルを選択する画面になります。このときにLINEのデータを選択して、スキャンを開始してください。端末の中に残っているLINEのデータが読み込まれていきます。この中に必要なデータがあれば、選択をして、PCに復元を選択してください。

裏ワザ2：SDカードからLINEトーク履歴を復元する

アンドロイド端末は、SDカードを使うことができる機種がほとんどです。SDカードを使えば、データを他の端末でも参照することができます。どうしても消してほしくないLINEトーク履歴があれば、あらかじめSDカードに保存しておくとよいでしょう。そのような場合、そこからLINEを復元することが可能です。テキストファイルの形式で、各トークの履歴を保存しておくことができます。トーク一つごとに操作する必要がありますが、テキストファイルなので、サイズが軽く、たくさん保存することができます。

LINEのトークを開き、右上の三本線（ハンバーガーマーク）を押し、その他を選びます。「トーク履歴を送信」を選ぶと、テキストファイルが出力されますので、KeepやGoogleドライブに保存します。その後、GoogleドライブからSDカードに移動すれば他の端末でも確認することができます。

この方法ではテキストファイルでの保存となるので、確認するときもテキストファイル上でのものになります。LINEのトーク画面が復元するわけではありません。

裏ワザ3：Google Driveからラインのトークを復元する

LINEはGoogleドライブと連携して、バックアップを自動で保存するように設定することができます。Androidユーザーであれば、Googleアカウントを持っていることが多いと思いますので、LINEを頻繁に使う人は活用するといいでしょう。

LINEの設定で検索に「トークのバックアップ・復元」を入力してください。「今すぐバックアップ」をタップします。トーク履歴をLINEと連携しているGoogleアカウントに保存することができます。クラウドストレージ（ここではGoogleドライブ）にバックアップを保存できます。バックアップの頻度を選ぶことができ、毎日、3日に１回、1週間に1回、2週間に1回、1カ月に1回と設定することができます。

復元するときは、「復元する」を選択します。バックアップの内容がLINEのトークに復元されます。

まとめ

今回は、バックアップなしで、アンドロイド端末のLINEのトーク履歴の復元をする方法を紹介いたしました。普段からバックアップをしていれば、トークを消してしまったとしても、復元をすれば元に戻すことができます。しかし、Googleドライブへの定期的なバックアップの設定をし忘れていたということも起こるでしょう。そのようなときはUltData for Android のような端末に残っているデータを検索・復元できるソフトを使うと便利です。