LINEで送信取り消しを間違って削除した!復元や確認方法まとめ
LINE(ライン)には、誤って送信したメッセージを相手の画面からも消せる「送信取り消し」機能があります。 一方で、自分の画面上からメッセージを消す「削除」機能も存在します。この2つは似ていますが、働きはまったく異なります。そのため、誤った方を選んでしまい、「相手から見えなくしたいのに自分だけ見えなくなった」といったケースも少なくありません。
この記事では、「送信取り消し」と「削除」の違いや、削除してしまったLINEメッセージの復元方法、さらに取り消されたメッセージを確認する方法を、わかりやすく解説します。
Part1.LINEメッセージの「送信取り消し」とは?「削除」との違い
「送信取り消し」や「削除」の違いは、相手の画面からも消せるかどうかです。以下に違いをまとめます。
| 項目 | 送信取り消し | 削除 |
|---|---|---|
| 影響範囲 | 自分と相手のトークの両方から消える | 自分のトークからのみ消える |
| サーバー上の扱い | サーバーから削除される | サーバー上に残る |
| 時間制限 | 送信後1時間以内(LYPプレミアムなら7日以内) | いつでも削除可能 |
| 主な目的 | 誤送信したメッセージをなかったことにする | 自分のトーク履歴を整理する |
誤送信の取り消しには「送信取り消し」を、不要なトークを消して自分用に整理するなら「削除」を使うとよいでしょう。
Part2.LINE「送信取り消し」を間違って「削除」にしたら、復元できるか?
誤って「削除」を選んでしまった場合でも、いくつかの方法でトーク履歴を復元できる可能性があります。以下では、バックアップの有無に応じた復元方法を紹介します。
方法1.LINEのバックアップから削除したトーク履歴を復元する
トークを削除する前にLINEのバックアップを取っていれば、そこから削除したメッセージを復活できる場合があります。
Androidでは、「設定(歯車のアイコン)」→「トーク」→「トークのバックアップ」と進み、「復元する」をタップすると、バックアップ時点のトーク内容が戻ります。また、同じ画面でバックアップの日付も確認可能です。
iPhoneの場合は、LINEアプリを一度アンインストールし、再インストールして同じアカウントでログインすると、バックアップからトーク履歴を復元できます。
なお、直近14日以内のデータはLINEのサーバー上に保存されているため、バックアップなしで再インストールしてもこの期間内のデータは復元されます。15日以上前のトークを戻したい場合は、バックアップが必要です。ただし、バックアップの作成日が古いと一部のトークが復元されないこともあるため、実行前に最終バックアップの日時を必ず確認しておきましょう。
方法2.LINEデータ復旧ソフトからバックアップなしのトーク履歴を復元する
バックアップを作成していない状態で削除したトークを復元したいなら、UltData LINE トーク復元が役立ちます。このツールは、スマートフォン内に残るLINEデータの記録をスキャンし、削除されたトークやファイルを復元できるのが特長です。
トーク履歴だけでなく、写真・動画などのメディアデータにも対応しており、Android・iPhoneのどちらでも使用可能です。操作もわかりやすく、まずは無料で試せる点も魅力です。
バックアップなしに、LINEトーク履歴・写真・動画や期限切れたファイルなどを簡単に復元できます。iPhone・iPad・Android対応で、すべてのデバイスをサポートしております。
-
UltData LINE Recoveryを起動します。復元したいデバイスを接続します。
-
復元したいデータをスキャンし、プレビューを確認します。
-
復元したいデータを復元します。
Part3.「送信取り消し」したLINEメッセージは復元できる?
「送信取り消し」を行った場合、そのメッセージは基本的に復元できません。理由は次の通りです。
「送信取り消し」したメッセージはLINEのサーバーから完全に削除されます。バックアップにも残りません。また、取り消した時点で相手のトーク画面から内容が消えるため、相手側にも確認する手段はありません。もし、取り消したメッセージを見直す可能性があるのなら、取り消し前にスクリーンショットを撮るか内容をメモしておきましょう。
Part4.LINEで送信取り消しされたメッセージを読む裏ワザ
送信相手によって一度取り消されたメッセージでも、内容を確認できる場合があります。ただし、これはLINEが公式に紹介している方法ではなく、必ず確認できるわけではありません。あくまで「裏ワザ」的な方法と考えておきましょう。
また、相手の意図を尊重して利用を控えることも大切です。一方、自分で使わなくても、こういった方法で自分が取り消したメッセージが相手に読まれる可能性があることは、知っておいた方がいいかもしれません。
1.既読回避アプリで送信取り消しされたメッセージを見る【Androidスマホ限定】
Android端末では、いわゆる既読回避アプリを利用すると、送信取り消しされたメッセージを見ることができる場合があります。これらのアプリは、LINEの通知内容を記録し、メッセージをLINE外に保存する仕組みだからです。
ただし、通知設定がオフになっている場合や、アプリを導入する前に受信したメッセージは確認できません。また、写真や動画などには対応していない点にも注意が必要です。
2.Siriで送信取り消しされたメッセージを読み上げてもらう【iPhone限定】
iPhoneでは、Siriに読み上げを依頼すれば、送信取り消しされたメッセージの内容を確認できる場合があります。ただし、読み上げられるメッセージは最大3件まで、通知が多い場合は1件しか読み上げられません。確実に確認したいときは、ほかのトークを既読にしておくとよいでしょう。
最後に
LINEの「送信取り消し」と「削除」は目的も結果も異なる操作です。誤送信の修正には「送信取り消し」を、自分の画面だけ整理したいときは「削除」と使い分けましょう。
誤って削除してしまった場合も、バックアップやおすすめの復元ソフトUltData LINE Recoveryを使えばトークを取り戻せる可能性があります。ぜひあわせて利用してみてください。
LINEで送信取り消しを間違って削除した!復元や確認方法まとめ
最終更新日2025-11-17 / カテゴリLINE データ 復元
(0 票、平均: 5.0 out of 5 )
(クリックしてこの記事へコメント)