LINEデータ復元裏技

LINEで送信したファイルの有効期限は?伸ばす方法や復元方法も解説

LINEでやり取りしたファイルが突然表示されなくなり「期限切れ」と表示された経験はありませんか?LINEでは写真や動画、PDFなどのファイルには一定の保存期間が設定されており、期間を過ぎると閲覧できなくなります。

本記事では、LINEファイルの有効期限 について詳しく解説し、期限を延ばす方法や期限切れになった場合の復元方法を徹底的に解説します。

︎︎Part1.LINEで送ったファイルの有効期限とは?

LINEで送受信されるファイルには、それぞれ異なる保存期間が設定されています。ファイルの種類ごとに詳しく見ていきましょう。

写真・動画

LINEの写真や動画の保存期間は公式には非公表となっています。正確な期間は明らかにされていませんが、実際には送信後、「最大14日間」程度保持されると一般的に言われています。

保存期間に関する公式見解として、LINE社は「弊社サーバーでの画像保存期間は一定期間のみとなっておりますので、保存期間終了後は画像を受信することができなくなります」と説明していますが、具体的な日数は明らかにしていません。

その他のファイル(PDF、Word、Excelなど)

PDFやWordなどのドキュメントファイルの保存期間は、送信後「30日間」と設定されています。ビジネス利用などで重要な書類をLINEで送受信する場合は、早めに保存しておくことが大切です。

アルバム機能で共有された写真・動画

トーク内で共有された写真や画像をLINEアルバムに保存した場合、保存期間は「無期限」となります。つまり、アルバムに保存した写真や画像は期限切れになることなく、いつでも閲覧できます。

トーク内で直接やり取りする写真・動画とは大きく異なる点であり、大切な画像は積極的にアルバムに保存しておくと便利です。

LINEノート

LINEノートに保存した情報は、写真・テキスト・ファイルなど種類を問わず「無期限」で保存されます。グループでの情報共有や重要なファイルの保管に適しています。

LINE VOOM

LINE VOOMに投稿されたコンテンツも基本的に「無期限」で閲覧可能です。ただし、投稿者自身が削除しない限りにおいてという条件があります。

Part2.LINEファイルの有効期限を確認する方法

残念ながら、LINEにはファイルの正確な有効期限を事前に確認する機能は搭載されていません。ファイルがいつ期限切れになるかを明示的に表示する機能もありません。

一般的には、ファイルを受信した日時から、前述の保存期間(写真・動画は約14日間、その他のファイルは30日間)を目安に考えるしかありません。

特に重要なファイルは、受信後すぐに別の方法で保存しておくことが必要です。期限切れになったファイルを開こうとすると、「保存期間が終了しました」というメッセージが表示されます。

:LINEファイルの有効期限を確認する方法

Part3.LINEで受信したファイルの保存期間を伸ばす方法

LINEで受信したファイルの保存期間を公式に伸ばす機能は提供されていませんが、いくつかの方法でファイルを長期間保存可能です。

方法1.アルバムに保存する (写真・動画)

写真や動画をLINEアルバムに保存することで、無期限に閲覧することが可能になります。

【アルバムへの保存手順】

  • 手順1: 保存したい写真・動画を長押しします

  • 手順2: 表示されるメニューから「アルバム」を選択します

  • 手順3: 写真の左側にチェックマークが表示されるので、アルバムへ追加したい写真のチェックマークをON

    アルバムに保存する
  • 手順4: 既存のアルバムを選択するか、新規アルバムを作成します

アルバムに保存された写真・動画は期限切れになることがないため、大切な思い出の写真や重要な画像データの保存に最適です。

方法2.Keepメモに保存する (テキスト、写真、動画、ファイル)

LINE Keepを使用すると、さまざまな種類のファイルを保存できます。

【Keep機能の使用方法】

  • 手順1: 保存したいファイルを長押しします

  • 手順2: 表示されるメニューから「Keepメモ」を選択します

  • 手順3: 写真の左側にチェックマークが表示されるので、Keepへ追加したい写真のチェックマークをON

  • 手順4: Keepに保存されたファイルは「Keep」タブから確認できます

    Keepメモに保存する

ただし、LINE Keepサービス は2024年8月28日に終了予定であることに注意が必要です。サービス終了後もKeepメモ機能は引き続き利用可能とのことですが、容量制限として最大1GBまでしか保存できません。また、50MBを超えるファイルの保存期間は30日間のみとなっています。

方法3.スマートフォン本体や外部ストレージに保存する

最も確実な方法は、受信したファイルをスマートフォン本体や外部ストレージに直接保存することです。

【保存方法】

  • 手順1: 保存したいファイルをタップします

  • 手順2: 表示されるダウンロードアイコンをタップします

  • 手順3: 複数のファイルをまとめて保存する場合は、長押しで複数選択し、ダウンロードすることもできます

LINEの保存期間に関係なく、ファイルを永続的に保存できます。また、自動保存設定を行うことで、受信した写真や動画を自動的にダウンロードも可能です。

【設定方法】

  • 手順1: LINEアプリのホーム画面から「設定」を開きます

  • 手順2: 「写真と動画」を選択します

  • 手順3: 「写真を自動ダウンロード」をオンにします

︎Part4. 期限切れになったLINEファイルを復元する方法

万が一、大切なファイルが期限切れになってしまった 場合でも、いくつかの方法で復元できる可能性があります。

キャッシュを確認する方法

LINEアプリは、一度表示したファイルをキャッシュとして一時的に保存しています。キャッシュに残っている場合は、復元できる可能性があります。

特にAndroid端末では、ファイルマネージャーアプリを使って以下のパスにアクセスすることで、キャッシュフォルダ内のファイルを確認できます。

/Android/data/jp.naver.line.android/cache

見つかったファイルは別のフォルダにコピーして保存しておくとよいでしょう。

データ復元アプリ(UltData LINE Recovery)を使用する方法

キャッシュからの復元が難しい場合は、専用のデータ復元アプリを使用する方法があります。UltData LINE トーク復元 を使えば、期限切れで削除されたファイルを復元できる可能性があります。

データ復元アプリを使用するメリットは、すでに期限切れになってしまったファイルでも復元できる可能性がある点です。バックアップがなくても、デバイスに残っているデータを直接スキャンして復元を試みることができます。

LINEに特化したアルゴリズムにより、高い精度での復元が期待できます。また、プレビュー機能により復元可能なデータを確認してから復元を実行できるため、目的のファイルが復元可能かを事前に確認できる点も便利です。特に削除直後であれば、復元できる可能性が高くなります。

バックアップから復元する方法

定期的にバックアップを取っている場合は、Google Drive(Android)やiCloud(iPhone)からファイルを復元 できる可能性があります。

送信者に再送を依頼する方法

最も確実な方法は、ファイルの送信者に再送を依頼することです。送信者側でファイルを保存している場合は、簡単に再送してもらえる可能性があります。

最後に

LINEで送受信するファイルには有効期限があり、写真・動画は約14日間、PDFなどのドキュメントは30日間で期限切れになることがわかりました。重要なファイルは、アルバムへの保存やスマートフォン本体へのダウンロードなど、適切な方法で長期保存することが大切です。

万が一ファイルが期限切れになってしまった場合でも、キャッシュの確認、バックアップからの復元、送信者への再送依頼など、さまざまな復元方法を試すことができます。特に、通常の方法では取り戻せないデータも、UltData LINE Recovery のような専門的なデータ復元ツールを利用すれば復元できる可能性が高まります。

LINE Keepサービスの終了に伴い、今後はより確実な方法でのデータ保存が必要になります。ビジネスで重要な書類をやり取りする場合は、受信後すぐに端末に保存する習慣をつけると安心です。万が一の場合にもUltData LINE Recoveryが頼りになる解決策となるでしょう。

関連記事: LINEの保存期限切れPDFファイルを復元する方法

LINEデータ復元・iOS 18まで対応
  • LINEトーク履歴や期限切れた写真や動画などのファイルをスキャンして復元可能
  • iTunesのバックアップから削除されたLINEトーク履歴の復元に対応
  • GoogleドライブのバックアップからLINEのトーク履歴を復元可能
  • LINEトーク履歴写真動画、ファイルなど、あらゆるLINEデータが復元可能
  • LINEのデータをPCにバックアップ、またはHTML形式での書き出しが可能(プレビュー表示にも対応)

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