AndroidスマホをPCにミラーリングする方法
著者 山崎 あずさ 最終更新日 2022-05-09 / カテゴリAndroid ミラーリング
スマホの小さな画面に映っている内容をより大きな画面に表示させるための「ミラーリング」。テレビに映すことも多いですが、PCに映すことも可能です。文字の細かいアプリやゲームの映像などをちょっと大きめの画面で見たい、という程度の場合には、PCに映せると便利です。
そこで、今回の記事では、特にAndroidユーザーの方向けにスマホをPCにミラーリングする方法をご紹介します。場合に分けて、3つの方法について具体的な接続方法を見ていきましょう。Androidスマホをお使いの方で、スマホのアプリでしか見られない内容を大きな画面に表示させたいなら必見です。
方法1、Phone MirrorでAndroid画面をPCに映す
まず1つ目は、Windows向けのPCソフト「Tenorshare Phone Mirror」を使った方法です。スマホとPCをUSBケーブルで接続して簡単にミラーリングを行います。
ソフトをダウンロードして、立ち上げて、USBケーブルでスマホとPCを接続します。
スマホのUSBデバッグ設定がオフになっている場合は、ソフト画面の指示に従ってスマホ側でUSBデバッグ有効化を行います。
準備が完了したら、ソフト画面のミラーリングボタンをクリックすれば、自動的にPCにスマホ画面が映し出されます。
特徴
- シンプルな操作
- 無料でダウンロードできる
- 消費電力の節約のためにミラーリング中にAndroidのスクリーンをオフにできる
- ミラーリングする同時に、Android画面のスクリーンショットまた録画してPCに保存することは可能
方法2、USBケーブル経由でAndroid端末をPCにミラーリングする
2つ目に、「Vysor」というソフトウェアを利用した方法を紹介します。手順は、以下の通りです。
公式サイトから「Vysor」をダウンロードして、インストールします。
ソフトを開き、USBでPCとスマホを接続します。
接続するデバイス名が表示されたら、再生ボタンをクリックすると、PC上に接続しているデバイスの画面が表示されます。
特徴
- USBを使って接続する
- 日本語は対応しない
- 無料でダウンロードできる
- PCでスマホ画面を操作できる
- WindowsだけでなくMac OSやLinaxにも幅広く対応
方法3、ワイヤレスでパソコン側でAndroid画面を操作する
Android端末が「Miracast」というミラーリング機能に対応していれば、Windows8.1以降のOSが入っているPCの画面にならほかのアプリや機器を使わずにそのままワイヤレスでミラーリングできます。
この方法でミラーリングを行うには、まずPC側で以下の準備をしましょう。
PCの「設定」を開いて「システム」をクリックします。
「このPCへのプロジェクション」というセクションを開きます。
「許可した場合は、一部のWindowsとAndroidデバイスからこのPCに出力できます」の下にあるプルダウンリストから、「どこでも使える」を選択します。
続いては、Androidスマホ側の操作です。
- 設定アプリを開いて、Miracast対応機種であれば、メニューのどこかに「スクリーンミラーリング」「キャスト」といった項目があるはずです(機種によって異なりますが、「接続の設定」などのメニューの中にある場合もあります)。この項目をタップします。
表示された送信先のPCのデバイス名をタップすれば、接続が完了します。
特徴
- ワイヤレスによるミラーリングは、スマホを離れたところで充電していても行える
- ケーブルを使った方法に比べて画像が不安定になる可能性がある
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まとめ
今回は、Android端末の画面をPCに映すための方法を3種類紹介しました。どの方法も無料で、特殊な機器を使わずにミラーリングできるのがポイントです。ミラーリング用のツールは様々なものが存在しますが、目的や使いやすさで選びましょう。どのツールが使えば良いかわからない方は、Tenorshare Phone Mirrorを利用することをおすすめします。