LINEは日常のコミュニケーションだけでなく、仕事や学校での書類のやり取りにも使われることが増えてきました。特にPDFファイルの送受信は便利ですが、「保存期間は？」「どこに保存された？」「画像として保存できる？」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

この記事では、LINEで受信したPDFの保存方法や保存先、保存できないときの対処法まで、実際の使用シーンに基づいて詳しく解説します。さらに、PDFを画像として保存する方法や、安全に長期間保管するコツも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

Part1. LINEで送受信したPDFの保存期間とは？

LINEで送受信されたPDFファイルには、実はダウンロードできる有効期限があります。通常、トーク上で共有されたPDFファイルは、送信から7日間のみ保存可能です。それを過ぎると、「ファイルの保存期間が終了しました」と表示され、開くことができなくなります。

LINE Keepを利用すれば一時的な保存は可能ですが、50MBを超えるファイルは30日で自動削除されるため、長期保存には向いていません。

Part2. LINEでPDFを保存する方法まとめ【iPhone・Android・Keep別に解説】

iPhoneでPDFを保存する方法

iPhoneでLINEのトークに届いたPDFを保存するには、以下の手順を行います：

• トーク画面で保存したいPDFをタップして開きます。

  
• 画面右上に表示される「共有」アイコン（□に↑のマーク）をタップします。

• 表示された共有メニューの中から「"ファイル"に保存」を選択します。

  

• 保存先として「このiPhone内」または「iCloud Drive」などを選び、「保存」をタップして完了します。

  

保存後は、「ファイル」アプリを開けば、保存されたPDFをすぐに確認・閲覧できます。iCloudを利用すれば、他のAppleデバイスとも同期可能です。

AndroidでPDFを保存する方法

Android端末の場合も、LINEからPDFファイルを保存するのは簡単です：

• トーク内でPDFファイルをタップして開きます。

• 右上の「︙」アイコン（三点メニュー）をタップします。

  
• メニューから「保存」または「ダウンロード」を選択します。

保存されたPDFファイルは、通常「Download」フォルダ、または「内部ストレージ > LINE > Files」フォルダに保存されます。ファイルマネージャーアプリで確認するのが便利です。

LINE Keepを使って保存する方法

LINEのKeep機能を使えば、トークで受け取ったPDFをLINE内に保存し、いつでも確認することができます：

• トーク画面でPDFファイルを長押しします。

• 表示されるメニューから「Keepに保存」を選択します。

  

Keepに保存されたファイルは、LINEアプリの「ホーム」＞「Keep」から確認可能です。

Part3. 保存されたPDFファイルの保存先はどこ？

LINEで受け取ったPDFファイルを保存した後、「どこに保存されたのか分からない...」と戸惑うことがありますよね。ここでは、iPhoneとAndroidの端末別に保存先を詳しく解説します。

iPhoneの場合：PDFは「ファイル」アプリに保存される

iPhoneで保存したPDFは、Apple純正の「ファイル」アプリから確認できます。保存先としては主に以下の2つです：

• このiPhone内：iPhone本体のストレージに直接保存されます
• iCloud Drive：Appleのクラウドストレージに保存され、他のAppleデバイスからもアクセス可能です

保存時に選んだフォルダ（例：「書類」「ダウンロード」「LINE」など）を覚えておくと、あとから探しやすくなります。「ファイル」アプリを開いて、下のタブで「ブラウズ」→「最近使った項目」や「場所」から辿っていきましょう。

補足：Spotlight検索（ホーム画面で下にスワイプ）でファイル名を入力して探すこともできます。

Androidの場合：保存先は端末内の特定フォルダ

Androidでは、PDFを保存すると次のような場所に格納されるのが一般的です：

• Download（ダウンロード）フォルダ
• 内部ストレージ > LINE > Files フォルダ

機種やOSバージョンによって保存先が多少異なることもありますが、どちらも「ファイルマネージャー」アプリを使えば簡単にアクセスできます。

Part4. LINEで受信されたPDFを画像として保存する方法

PDFは閲覧に特化した形式ですが、画像に変換すれば編集や加工がしやすくなり、他のSNSやアプリでの共有も簡単になります。ここでは、パソコンを使う方法とスマホだけで行う方法の2つをご紹介します。

方法①：PCでTenorshare PDNobを使ってPDFを画像化

PCを使ってPDFを画像に変換するなら、Tenorshare PDNobの活用がおすすめです。高画質なJPEGやPNG形式に簡単に変換でき、複数ページも一括処理できます。

手順：

• Tenorshare PDNobをインストールして、起動します。そのあと、LINEで保存したPDFファイルを開きます。

  
  
  

• トップメニューから「変換」タグ⇒「画像に変換」を選択します。

  

• 保存形式（JPEGまたはPNG）を選び、「変換」をクリックして、変換された画像が自動で指定フォルダに保存されます。

  

変換後の画像は、LINEやInstagram、メールなどを通じてすぐに共有できます。また、資料やプレゼン素材としても活用できるため、ビジネス用途にも最適です。

方法②：スマホでスクリーンショットを撮る

スマホのみでPDFを画像化したい場合は、スクリーンショットが最も手軽な方法です。

手順：

• LINEで受け取ったPDFを開きます。
• 必要なページを表示し、スクリーンショットを撮ります。
  • iPhone：サイドボタン＋音量アップ
  • Android：電源ボタン＋音量ダウン など（機種による）
• 写真アプリに保存されるため、そこから編集や共有が可能です。
• ページ数が多い場合は、連続で撮影して「アルバム」機能などで整理しておくと、後から見やすくなります。

Part5. LINEでPDFが保存できない原因と対処法

LINEでPDFが保存できない場合、いくつかの原因が考えられます。

上記の対処法を試せば、ほとんどの保存トラブルは解消できます。

Part6. 大切なPDFを安全に長期保存するコツ

大事なPDFファイルは、万が一に備えて複数の方法でバックアップしておくことが重要です。

• Google DriveやDropboxにアップロードする
• PCや外付けHDDに保存する
• 信頼できるツール（例：Tenorshare PDNob）で画像化・圧縮して保存する

クラウドサービスと端末保存を併用することで、突然のデータ紛失を防げます。

まとめ

LINEで送受信したPDFファイルは、保存期間や保存先、端末ごとの仕様を正しく理解しておくことで、安心して管理できます。保存方法もiPhoneやAndroidで多少異なるため、使っているデバイスに合わせて適切に操作しましょう。

また、画像として保存したい時や長期保管したい場合は、Tenorshare PDNobのような専用ツールを活用することで、効率的かつ安全にファイルを管理できます。

大切な情報をしっかり守るために、この記事を参考に今すぐPDFファイルの整理・保存を始めてみてください。