PDFを余白なしで印刷する5つの方法|フチなし印刷の完全ガイド
PDFを印刷するとき、「なぜか余白が消えない」「端まで印刷されず、資料が縮小されてしまう」などの悩みを抱える方は多いのではないでしょうか。ビジネス資料やチラシ、履歴書など、見た目を重視したい場面では、余白なしでPDFを印刷したいこともあります。
この記事では、PDFファイルをフチなしで印刷するための5つの具体的な方法をご紹介します。初心者でもわかりやすく、順を追って説明していきます。
- 1 PDFを余白なし(フチなし)で印刷するための5つの方法
- 2 Tenorshare PDNob、Adobe Acrobat Reader、Chrome・Edge、Macなどを使った印刷方法。
- 3 プリンター側で「フチなし印刷」を設定する際のポイント
- 4 「フチなし」が選択できない、印刷すると端が切れるなど、よくあるトラブルの対処法
PDFの「余白」と「フチなし印刷」の違い
「PDFの余白をなくすこと」と「フチなし印刷」は、似ていますが別の操作です。
PDFの余白をなくすのは、PDFファイルそのものにある白い部分をトリミングして、ページ内の余白を削除する作業です。一方、フチなし印刷は、プリンターの設定によって用紙の端まで印刷するための機能です。
そのため、PDF自体に余白がある場合は、まず余白をトリミングしたうえで、プリンター側で「フチなし印刷」を設定する必要があります。
なお、フチなし印刷はすべてのプリンターや用紙サイズに対応しているわけではありません。対応していない場合は、PDF側で余白を削除しても、用紙の端に白い部分が残ることがあります。
方法1.Tenorshare PDNobでPDFを余白なしで印刷する
まずご紹介するのは、PDFの編集・変換・印刷が一括で行える便利なソフト「Tenorshare PDNob」です。
Tenorshare PDNobを使えば、PDFのページサイズを自由に調整できるだけでなく、あらかじめ不要な余白をカットすることもできます。スキャンしたPDFのような画像形式のファイルにも対応しており、OCR機能で文字を認識したあとに編集やトリミングを行い、そのまま印刷することが可能です。
さらに、印刷前にプレビューを確認できるので、どこまでが実際に印刷されるのかを事前に把握でき、手間を省きながら仕上がりにもこだわることができます。
以下の手順で、余白なしの印刷が簡単に行えます。
手順:
Tenorshare PDNobを起動し、印刷したいPDFファイルを開きます。ソフトをお持ちでない方は、まず下記のボタンをクリックしてソフトを無料ダウンロードしてください。
画面上部の「編集」タブを開き、「ページをトリミング」ツールを使って、ページ周囲の余白をドラッグして削除します。
編集内容を保存後、「印刷」ボタンをクリック、印刷設定で「実際のサイズ」などを選択します。
「印刷プレビュー」で余白がないことを確認し、印刷を実行してOKです。
この方法は、スキャン文書や画像PDFでも効果的に使えます。
プレビュー画面で仕上がりを確認しながら設定できるため、失敗が少なく、PC操作に不慣れな方でも安心してPDFの余白なし印刷を実現できます。
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方法2. Adobe Acrobat Readerの印刷設定で「余白なし」を選ぶ
PDFを扱う上で最も一般的なソフト、Adobe Acrobat Readerを使った設定方法です。多くの方が利用しているこの方法をマスターしておきましょう。
Step1.Adobe Acrobat Readerで、印刷したいPDFファイルを開きます。
Step2.メニューから「印刷」を選択するか、ショートカットキー Ctrl+P (Windows) / Command+P (Mac) を押します。
Step3.印刷ダイアログが表示されたら、「ページサイズ処理」の項目を確認し、「カスタム倍率」を選択します。余白がなくなるように、適切な倍率に調整してください。
Step4.設定が完了したら「印刷」をクリックします。
方法3. Google Chrome / Microsoft Edgeなどブラウザの印刷機能を利用してPDFを余白なしで印刷する
Google ChromeやMicrosoft EdgeでPDFを開き、印刷設定から倍率を調整することで、印刷時の余白を減らすことができます。プリンターや用紙サイズによっては、ブラウザ側の設定だけでもフチの少ない状態に仕上げられます。
ただし、倍率を大きくすると、PDFの内容が用紙の中央を基準に均等に拡大されるとは限りません。そのため、倍率を上げすぎるとページの端にある文字や画像が切れてしまう場合があります。
余白をできるだけ減らしながら印刷したい場合は、まず印刷プレビューで仕上がりを確認し、内容が切れない範囲で倍率を調整しましょう。プリンターがフチなし印刷に対応している場合は、プリンタードライバー側でも「フチなし印刷」を有効にすると、さらに用紙の端まで印刷しやすくなります。
なお、PDF自体に大きな余白がある場合は、ブラウザの倍率を調整するだけではきれいに仕上がらないことがあります。その場合は、方法1で紹介したTenorshare PDNobなどを使って、あらかじめPDFの余白をトリミングしておくとよいでしょう。
方法4. Macの標準印刷機能を使ってPDFをできるだけ余白なく印刷する
Macの「プレビュー」アプリでは、印刷時の拡大・縮小設定を調整することで、PDFの内容を印刷可能な範囲まで拡大できます。余白をできるだけ小さくしたい場合は、PDFの内容がプリンターの印刷可能領域に収まるように縮尺を調整します。
Step1.「プレビュー」アプリで印刷したいPDFを開きます。
Step2.「ファイル」→「プリント」を選択するか、⌘ + Pを押して印刷画面を開きます。
Step3.使用するプリンターと用紙サイズを選択し、印刷設定を表示します。
Step4.「用紙処理」などの項目にある「拡大縮小」や「Scale」の設定を調整し、PDFの内容が印刷可能な範囲いっぱいに広がるように拡大します。
Step5.印刷プレビューでPDFの端が切れていないことを確認し、問題がなければ「プリント」をクリックします。
方法5. プリンタードライバーで「フチなし印刷」を設定する
これまで紹介したすべての方法において、実は最も重要なのがこの「プリンタードライバー」の設定です。PDFソフトやブラウザ側でいくら「余白なし」にしても、最終的に紙に出力するプリンター自身がその設定になっていなければ、余白は消えません。
お使いのプリンターのプロパティ画面を必ず開き、以下の設定項目を探して有効にしてください。
- 設定項目名: 「フチなし印刷」「ボーダーレス印刷」「フチなし全面」など(メーカーにより呼称が異なります)
注意点:
多くの場合、「用紙の種類」を「普通紙」から「写真用紙」「光沢紙」などに変更しないと、フチなし印刷の項目が選択できない仕様になっています。
PDFの余白なし印刷を成功させる鍵は、アプリケーション側の設定と、このプリンタードライバー側の設定を両方正しく行うことにあります。
PDFの余白なし印刷ができない時のQ&A
PDFを余白なしで印刷できないのはなぜですか?
主な原因は、プリンターがフチなし印刷に対応していない、用紙サイズや用紙種類がフチなし印刷に対応していない、またはPDF自体に余白が設定されていることです。
まずプリンターの設定で「フチなし」や「ボーダーレス」が選択できるか確認してください。対応している場合は、用紙サイズや用紙種類を変更することで利用できるようになることがあります。
プリンター設定で「フチなし」がグレーアウトして選べないのはなぜですか?
プリンターが選択している用紙サイズや用紙種類で、フチなし印刷に対応していない可能性があります。プリンターの設定画面で、フチなし印刷に対応した用紙サイズ・用紙種類を選択してみてください。
また、プリンターの機種によってフチなし印刷に対応する用紙サイズが異なるため、取扱説明書やメーカーの仕様も確認しましょう。
余白なしで印刷するとPDFの端が切れてしまうのはなぜですか?
フチなし印刷では、用紙の端まで印刷するために印刷データをわずかに拡大する場合があります。そのため、PDFの端にある文字や画像が一部切れることがあります。
切れすぎる場合は、プリンターの設定で「はみ出し量」や「拡大率」を調整できるか確認してください。また、PDFの内容を切らずに印刷したい場合は、少し余白を残して印刷する方法もあります。
PDF自体に余白がある場合、余白なしで印刷できますか?
プリンターのフチなし印刷を有効にしても、PDFファイル自体に余白が含まれている場合、その余白まで自動的になくなるわけではありません。
PDF編集ソフトなどでページの余白をトリミングしたり、印刷時の拡大縮小率を調整したりすることで、余白を小さくできる場合があります。
スマホからPDFを余白なしで印刷できますか?
プリンターがスマートフォンからのフチなし印刷に対応していれば可能です。プリンターメーカーの公式アプリなどからPDFを印刷し、印刷設定で「フチなし」や「ボーダーレス」を選択します。
ただし、スマートフォン側でフチなし印刷を設定できても、使用するプリンターや用紙サイズが対応していない場合は、余白なしで印刷できないことがあります。
まとめ
今回は、PDFを余白なしで印刷するための5つの具体的な方法と、よくあるトラブルの解決策を詳しくご紹介しました。
もし「設定画面を探すのは面倒」「できるだけシンプルに作業を完了したい」という方には、本記事で最初にご紹介した「Tenorshare PDNob」も便利な選択肢です。直感的に操作できるため、PDFの編集や調整をスムーズに行い、印刷前の面倒な作業を効率よく進められます。
ぜひ、この記事を参考にして、ポスターや写真、大切な資料の印刷を思い通りに仕上げてください。
- スマートAI: PDFの読み取りから要約、インサイト抽出までを従来より300倍の速さで実現。
- フォーマット変換: PDFをWord、Excel、PowerPoint、画像、PDF/A、テキスト、EPUBなど、30種類以上の形式に変換可能。
- PDF編集: テキスト、画像、透かし、リンク、背景の編集に加え、PDFの結合や保護など100以上の編集機能を搭載。
- PDF注釈: ステッカー、ハイライト、アンダーライン、図形、スタンプなど、200種類以上の多彩な注釈ツールを提供。
- OCR機能: スキャンしたPDFを99%の精度で、編集や検索が可能なデータに変換。
PDFを余白なしで印刷する5つの方法|フチなし印刷の完全ガイド
最終更新日2026-08-27 / カテゴリPDF印刷
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