iPadOS 18 をデータを失わずにダウングレードする方法
iPadOS 18をインストールするとロック画面のカスタマイズ機能などの新機能をいち早く試せます。しかし、iPadOS 17.5と比べるとiPadOS 18では不具合が発生する可能性が高いため、使い続けるのは不安と思う方も多いでしょう。iPadOS 18にアップデートしてもダウングレードすればiPadをiPadOS 17.5に戻せます。本記事では、データを失わずにiPadOS 18をダウングレードする方法をご紹介します。
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Part1:ダウングレードとは
ダウングレードとはOS(オペレーティングシステム)やアプリケーションのバージョンを低いものに替えることを指します。つまり、iPadOS 18版からiPadOS17.5などの低いバージョンに変更することはiPad OSのダウングレードにあたります。一方、アップデートはダウングレードの対義語であり、iPadOS17.5などからiPadOS 18に更新するようにOSやアプリケーションを最新バージョンに変更することを意味します。
iPadOS 18版からのダウングレードではiTunesを使ってISPWファイルをiPadに読み込ませる方法を取れますが、iTunesが正常に作動せずダウングレードができないケースもあります。そこで次は、iTunesではなくReiBootを使ってデータを失わずにiPadOS 18ダウングレートする方法をご紹介します。
Part2:ReiBootでiPadOS 18をダウングレートする
Tenorshare ReiBootなら画面の指示に従って操作するだけでiPadOS 18をダウングレートできます。さらに、ReiBootは豊富な機能を備えているのでダウングレード以外にも様々なシーンでお使いいただけます。
【主な機能】
- iOSデバイスのダウングレード
- iOSシステムに起因する不具合の修復
- リカバリーモードの起動と解除
それでは、ReiBootを使ってiPadOS 18をダウングレードする具体的な操作方法を見ていきましょう。まずは、事前準備から解説します。
事前準備1:「iPadを探す」をオフにする
「iPadを探す」をオンにしたままiPadを初期化するとアクティベーションロックがかかるので、事前に「iPadを探す」はオフにしてから作業を開始しましょう。
Step1: 設定>ユーザー名>探すとタップします。
Step2: iPadを探すをオフにします。
Step3: Apple IDのパスワードを入力してオフにするを押します。
事前準備2:iPadのバックアップを取る
iPadOS18からダウングレードする前にiTunesでバックアップを作成します。
Step1: USBケーブルを使ってiPadをパソコンに接続しiTunesを開きます。
Step2: スマホアイコン>概要>今すぐバックアップをクリックします。
ダウングレード開始:ReiBootのダウングレード機能を利用
次はReiBootを使ってiPadOS18からiPadOS17.5にダウングレードします。
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まずは、ReiBootをパソコンにダウンロードしてインストールしてから、起動してパソコンにUSBケーブルを使ってiPadを接続し、「iOSのダウングレード」をクリックします。
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「高度ダウングレード」を選択します。(※iOS 15.5から15.4へのダウングレードなど、iOSのマイナーバージョンの場合は、標準ダウングレードを選択します。iOS18からiOS17.5へのダウングレードなど、メジャーバージョン間のダウングレードの場合は、高度ダウングレードを選択します。)
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ReiBootはお使いのiPadに適用する最新iPadOSのファームウェアが自動的に準備します。ファームウェア情報を確認して問題がなければ「高度ウングレードの開始」をクリックします。
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iOSのダウングレードが完了するまでに数分かかります。
ご注意:署名されていない場合は、iOSバージョンをダウングレードすることができません。※IPSWにアクセスして、Appleが署名しているファームウェアを確認できます。
ダウングレード後の手順1:iPadを初期設定する
Step1: iPad画面の指示に従って言語、国などの設定をしていきます。
Step2: Appとデータの画面では「Appとデータを転送しない」を選択します。
ダウングレード後の手順2:バックアップを復元する
iPadOS18で作成したバックアップをそのままダウングレード後に復元することはできません。ダウングレード後にも復元できるようにバックアップデータを修正する必要があります。
Step1: 「Win+Rキー」を押します。
Step2: 「%userprofile%」と入力します。
Step3: Apple Computer>MobileSync>Backupと選択し、最新のバックアップファイルを開きます。
Step4: 下にスクロールして「Info」をクリックして、メモ帳で開きます。
Step5: 「Ctrl+Fキー」を押し、「product」と入力して、「product」がある行の下に「16.0」とiOSのバージョンが表示されているので、「15.5」のようにダウングレードするバージョンに修正して保存します。
Step6: iPadをパソコンに繋げてiTunesを起動し、「このバックアップから復元」を選んで「続ける」を押してデータを復元します。
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まとめ
iTunesでiPadOS18をダウングレードできない場合は、シンプルで使いやすいReiBootを利用してダウングレード可能です。ReiBootは画面に表示されるガイドに従って操作するだけでiPadOS18からのダウングレードが行える非常に使いやすいツールで、豊富な機能を備えているため様々なシーンでお使いいただけます。
iPadOS 18 をデータを失わずにダウングレードする方法
最終更新日2024-09-12 / カテゴリiOS 16
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