カラー調整
ホワイトバランス
ホワイトバランスは、写真の色かぶりを補正し、さまざまな光源下でも白をニュートラルな色調で表示させるための機能です。全体の色合いを自然かつ正確に整えます。自動ホワイトバランス機能やスポイトツールを使って、光源による色偏りを手軽に修正できます。
色温度
色温度は、画像全体の色合いの傾向を示す指標です。スライダーを左に動かすと寒色系(青み)が強くなり、右に動かすと暖色系(オレンジ・赤み)が強くなります。
色かぶり補正
画像の色調バランスを調整します。スライダーを左に動かすと緑系が強調され、右に動かすとマゼンタ(赤紫)が強くなります。ホワイトバランスの微調整や、特定の色味演出に便利です。
階調(トーン)
階調(トーン)は画像の明暗のバランスやコントラストを指し、光の当たり方や被写体の陰影、さらに後処理によって決まる全体的な印象に関わります。自然な立体感や深みを演出するための重要な要素です。
露出
画像全体の明るさ(露出)を調整します。スライダーを右に動かすと明るく、左に動かすと暗くなり、写真の見やすさや雰囲気に大きく影響します。
コントラスト
明部と暗部の差を強調することで、画像に立体感や奥行きを持たせる効果があります。コントラストを上げると、中間調から暗部はより暗く、明部はより明るくなり、メリハリのある印象になります。反対に下げると全体がフラットで柔らかな印象になります。
明るさ
画像全体の中間調の明るさを調整し、ディテールを引き立てながら自然な見た目に仕上げます。
ハイライト
ハイライトは画像内の最も明るい部分を指します。この値を調整することで、白飛びを抑えたり、明るい部分のトーンをコントロールしたりできます。
シャドウ
シャドウは画像内の最も暗い領域を指します。調整することで、黒つぶれを防いだり、暗部のディテールを復元したりできます。
白レベル
画像内の明るい部分(白)の明度を調整します。全体的な明るさや輝きの印象に大きく影響します。
黒レベル
画像内の暗い部分(黒)の明度を調整します。画像のコントラストや深みのあるトーン表現に関与します。
明瞭度
明瞭度を上げると、細部が強調され、シャープでくっきりとした印象になります。下げると、ディテールが柔らかくなり、ソフトで夢幻的な仕上がりになります。
自然な彩度
鮮やかさを上げることで、画像の色彩がより鮮明で生き生きとした印象になります。逆に下げると、色合いが落ち着き、ナチュラルで素朴な雰囲気に仕上がります。
彩度
彩度を調整することで、画像全体の色の鮮やかさをコントロールできます。彩度を高くすると色が強調され、低くすると色あせたような効果になります。
トーンカーブ
トーンカーブは、画像の明るさやコントラスト、色バランスを細かく調整できるツールです。コントロールポイントを追加・移動・削除することで、各輝度レベルのピクセル値を自由にコントロールできます。全体の色調整や視覚効果の最適化に有効です。
HSL
色相
色相スライダーを使用すると、特定の色または色の範囲を他の色に変換できます(例:青を紫に)
スライダーの調整範囲は -100 ~ +100 で、初期値は0です。
彩度
選択した色の鮮やかさ(純度)を調整できます。スライダーを左に動かすと彩度が下がり、右に動かすと彩度が高くなります。
調整範囲:-100 ~ +100、初期値は0です。
輝度(明度)
特定の色の明るさを変更できます。スライダーを操作して、各色の明るさを上げたり下げたりすることで、細かな印象調整が可能です。
調整範囲:-100 ~ +100、初期値は0です。